食欲の秋。熱い想いで仕事をする農家が作ったおいしい食べ物で食欲を満たそう!
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食欲の秋。熱い想いで仕事をする農家が作ったおいしい食べ物で食欲を満たそう!

おじいちゃんが丹誠込めて作った茄子。青空マーケットで農家の方が愛情を込めて作ったカボチャ。自分で作ったプチトマト。こういった作り手がわかる食べ物はおいしいし、調理するときにも「せっかくだから、おいしく食べよう」という気になりませんか?

食欲の秋。せっかくならば、作り手がわかるおいしい食べ物を食べたいもの。生産者の顔が見える方法でおいしいものを食べられるサービスを紹介します。

トラクターに乗った男前集団「トラ男」の新米を買う

トラクターに乗った男前集団、通称「トラ男」。「トラ男」のサイトでは、燃える愛菜家TAKUMI、金色の山男YUTAKA、水田の貴公子TAKAOの3人が丹誠込めて作った米を買うことができます。

スーパーなどで購入できる米の多くは、JAが複数の農家から買い取ったもののブレンド。米の安定供給や農家の米の買い取り価格の保証など、JAの仕事にはいい面もあります。しかし、質のいいお米もそうでないところも混ぜられてしまいます。

「肥沃な土壌にこだわって、モチモチした食感のある米を作ったぜ(TAKUMI)」「先祖代々100年続く棚田で、太陽をたくさん浴びさせて甘みの詰まった米を作ったぜ(YUTAKA)」「世界遺産の白神山地のミネラルのたっぷりの水で、香り豊かな米を作ったぜ(TAKAO)」と、男前な心意気で米作りをやっているトラ男たちは、自分の米だけを食べてもらいたいと独自で販売を行っています。

「トラ男」の販売方法の最大の特徴は、SNSを使って「トラ男」とお客さんが交流しているところ。「トラ男」だけが発信をするのではなく、トラ男はお客さんの言葉を読むことも楽しみにしています。10月からは2013年の新米も購入できるとのこと。SNSで交流して「知っている気のいいお兄さん」のように親しみを持ったトラ男から米が買える、ユニークなサービスです。

トラ男:http://www.torao.jp

マイファーマーで「ジブン専用農家」を作る 

「野菜やお肉も、誰がどんな想いで作っているかわかる状態で買いたい」と思う方は「マイファーマー」というサイトをのぞいてみてはいかがでしょうか。

こちらのサイトは、お客さんと旬の野菜を直送で送ってくれる全国の農家がつながることをサポートしています。農家は、顔と名前の他に、仕事に対するこだわりや想いを知らせた上で、サイト上にあるブログで日々の生活を紹介。

出品されている農家の中には、「農薬・化学肥料は使わず、土に寄り添い栽培しています。私たちの畑には、さまざまな種類の野菜、生き物が共に生活をしています。そのすべてがいるおかげで、土が元気になり、おいしい野菜が育ちます。」などと熱い想いを語っています。

「この人の作ったものを食べたい!」と共感できる農家から直接食べ物を買うことができるサイトです。

マイファーマー:http://my-farmer.jp

農家と直接会話ができる「ヒルズマルシェ」や「六本木農園」

「ネット上だけではなく農家の『食べ物作りへのこだわり』を直接聞きたい。話したい」と思う人は、全国各地でやっているマルシェに行ってみてはいかがでしょうか。たとえば赤坂アークヒルズ(港区赤坂)で毎週土曜日開催されているヒルズマルシェ。40件前後の出店者の中には毎回10件程度の農家も出店しています。農家に質問をしたり、食べ方を相談したりしながらお買い物が楽しめます。

「農家と話して、おいしいものを食べたい。でも料理は苦手」「まずは食べてみてから考えたい」という方には、「六本木農園」で食事をするという方法も。「六本木農園」は普通の飲食店ですが、直接農家が話をする「農家LIVE」も開催され、農家の話を聞きながら食事をすることができます。(「農家LIVE」の開催日程については、ホームページをご確認ください。)

ヒルズマルシェの運営、六本木農園の共同プロデュースを行っているNPO法人「農家のこせがれネットワーク」の代表、宮治勇輔さんは「熱い想いを持って作った食べ物には、生産者の性格が出る」と言います。話をしてみて気が合う農家の作ったものは、さらにおいしく感じられそうです。

ヒルズマルシェ:http://www.hills-marche.com/

六本木農園:http://www.roppongi-nouen.jp

「トラ男」プロデューサー 武田昌大さん 写真提供: kazuyo kawatoko/Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN

農業の抱える問題

実は「トラ男」も、六本木農園、ナイトマルシェの運営に関わるNPO法人農家のこせがれネットワークも、日本の農業が抱える問題を解決するために立ち上がった団体です。

「トラ男」が解決したいのは、農業が「6K=きたない、きつい、かっこわるい、くさい、稼げない、結婚できない」と言われている状態。プロデューサーの武田昌大は6Kを「3Y=夢が持てる、やりがいがある、嫁がやってくる」に変えたいと、農家に働きかけて始まりました。

現在ではお客さんからの「おいしかった」の声がやりがいになり、「今後はこうしていこう」と夢が持てる状態になってきています。武田さんによると、現在、トラ男の米を食べてもらうためのさまざまなイベントを行っており、今後はトラ男の人数を増やしたり、トラ男に嫁がやってくる仕組みを考えたりという計画があるそう。

 

NPO法人農家のこせがれネットワーク代表の宮治勇輔さん

「農家のこせがれネットワーク」が問題としているのは、農家の後継者不足。日本での農家の平均年齢は66歳。このまま何の手も打たないと、日本の農業は衰退してしまいます。

「農家のこせがれネットワーク」は、都会で働く農家の子ども、孫、親戚などの農家に縁のある若者に、「かっこよくて・感動があって・稼げる」3K産業としての農業の魅力を再発見してもらい、帰農した若者のネットワークを作って、ゆるやかに応援し続ける活動を行っています。

11月17日(日)には、「スター農家発掘オーディションStar’s」というユニークな取り組みも行うとのこと。

何かを買うことは、誰かを応援することと同じこと。顔や名前、想いを知り、対話した相手から食べ物を買うことは、「食の安全、安心」につながることでもあります。お買い物は投票です。食欲の秋に、皆さんは誰からおいしいものを買いますか?

FelixSayaka

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