スキルを提供してやる気をもらう、名刺を2枚持つ働き方のススメ
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スキルを提供してやる気をもらう、名刺を2枚持つ働き方のススメ

「就職して数年が経ち、ある程度の経験も知識も得た。自分の選んだ仕事で頑張りたい。でも最近なんだか物足りない。会社ばかりになりがちで視野が狭くなってきた……。」そんな想いを抱えている方に、提案があります。名刺を2枚持ってみませんか?

名刺を2枚持つ働き方=プロボノ

名刺を2枚持つと言っても、実際には名刺を持たなくてもOK。要は、名刺を2枚持つように、自分のスキルを使ってボランティアとして仕事をしよう、という提案なのです。

実はこのボランティアの方法は、「プロボノ」と呼ばれるもの。プロボノとはラテン語で「公共善のために」という意味を指すpro bono publicoの略。もともとは弁護士など法律関連の仕事についている人たちが、無報酬で行なう活動を指していましたが、現在では自分のプロフェッショナル・スキルを生かしてボランティアを行なうことを指しています。プロボノを行っている、二人の方にお話を聞いてきました。

コンサルタント、皆川さんの場合

お一人目はNPO法人「二枚目の名刺」という団体で、ご自身のコンサルタントとしてのスキルを使って活動する皆川朋子さん。

皆川さんはプロボノをやって得られるものとして、

  1. 通常の仕事やプライベートでは出会えない人に出会える。
  2. 世の中で誰もやっていない、全く新しいことにチャレンジできる。
  3. 何かを成し遂げた時に達成感があり、成功体験が積める(もちろん失敗体験も大事)

ということを挙げます。また、皆川さんは以下のように教えてくれました。

「NPO法人二枚目の名刺には、いろんな人が関わっています。メディアプロデューサーがいたり、銀行員がいたり、起業家がいたり。こういった人と異業種交流会で出会ったとしたら、なかなか腹を割って話せる関係にならないでしょう。でも一緒に働くとその人がよくわかります。

特にNPO法人二枚目の名刺は、『楽しんで”真面目”をする』をモットーにしており、真剣なテーマに取り組みつつも、くだけた飲み会などもたくさんあるので、いろんな人と仲良くなれるのです。

また、自分のプロフェッショナルなスキルを生かして、会社ではできないような挑戦をして成功体験を積むことで、本業でも積極的に活動できるようになっているメンバーが多いですよ!」(皆川さん)

企画職の経験がある安野さんの場合

もう一人お話を伺ったのは、「南三陸さぽーたーず」でプロボノを行なう安野さん。「南三陸さぽーたーず」は震災で壊滅的な被害を受けた南三陸を支援する団体です。

安野さんは勤務先で企画職を経験したことがありました。その経験から南三陸さぽーたーずがワカメ漁師の高橋さんを支援するにあたり、ブレストに参加したり、高橋さんが南三陸歌津産のワカメが安心・安全でおいしいことを伝える体感型ワークショップを行なう際にアシスト役をしたり、という活動をしてきました。

「自分の仕事の経験が実務以外に役に立つものだとは思いませんでした。社外に出て、プロフェッショナルな人と出会うことで改めて思うのは、もっと自分の専門性を磨きたいということ。また色んな人に出会ったこと自体に尊さを感じました。」(安野さん)

皆川さんも安野さんも、「とにかく楽しいから続けています。今の活動には、今後もずっと関わっていきたいです」と口を揃えて言います。

仕事のモチベーションが上がり、多くの人と知り合いになれ、成功体験も積める上に楽しい。プロボノお二人の楽しそうな姿が印象的でした。

取材協力=NPO法人二枚目の名刺 皆川朋子さん、南三陸さぽーたーず 安野さん

 

FelixSayaka

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