体験は真実 エシカリスタVol.8 Ethical Fashion Japan代表 竹村伊央さん
Blog
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram

体験は真実

こんにちは。

先日、フィリピン・ミンダナオ子供図書館館長・松居友さんの講演会チャリティイベントに参加致しました。図書館へのファンドレイジングが目的のこのイベントですが、お誘いがあるまでこのような活動があることも知りませんでした。

フィリピンという国がそこまで遠くない国であることから、「家の前にあるレストラン」というような、「近いから存在は知っているけど、いつでも行けるから行くのは今度でも……」という感覚になっていて、実際にその中を覗いてみたことがなかった、というのが正直なところです。

 

そこで上映されたのがショートフィルム「げんきなやさい」。館長のご子息、松居陽さんの作品です。そこには、陽さんが現地の人々と一緒に生活をし、体験したフィリピンでの日常が描かれていました。1日中頭に野菜の入った重い桶を乗せて売り歩き、その日の夕ご飯は1回分のケチャップソースをおいしそうに食べていたり。寝る場所はみんなで1つの部屋で布団もないですが、「しょうがないね、私達貧乏だから」って明るく冗談をいっていたりなど、彼らが送っている普段の日常が映されていました。これが恐らく、今の現実なんだろうなと。今もこのようにして暮らしているんだって思いました。

 

この講演を通じて、私は1つ気づかされたことがありました。

すごく当たり前になってしまった今の私の日本での生活ですが、私がイギリスから帰ってすぐの頃は、何か心臓がバクバクする感じがしていました。定時にはきっちり仕事を切り上げ、プライベートをマイペースに過ごすようなイギリスの生活に対し、「早く行かなきゃ」「こうしなきゃ、あーしなきゃ」「間に合わない」と、すごく仕事でもプライベートでも一気に焦らされている感覚になりました。

 

それは、ものがあってなんでも手に入れることができ、電車や飛行機ですぐどこにでも行けて、携帯電話やインターネットですぐ連絡ができるのが当たり前な社会だから。溢れているものや情報に追われて常に何かに急き立てられているような感覚がしていました。

 

そのスピードや量に頭がクラクラしていた記憶がありますが、今ではすっかり慣れ、もう頭はクラクラしませんし、寝る間もなく働いています。でも映画を見て、自分が「溢れている環境」にいるのだと久しぶりに実感して、今の「当たり前」を見直すことができました。

 

講演の中松居友さんが、「先進国の人がたまにフィリピンに来られてお手伝いされていかれますが、だいたいの人は、実際の子供たちの反応が思っていたものと違うという「空振り」で終わってしまいます。それは「かわいそうな子供たち」という、上から下の目線で見て接しているということなんです。まずは『友だち』になってみてください。そしたら、自然と彼らの気持ちが分かってくるでしょう。行動はその後でもよいのでは?」と、話されていました。

 

それを聞いて、これはエシカルにものすごく通ずることじゃないかと思ったんです。まずは相手の立場になって考えてみよう。相手目線で一緒に見てみよう。この方法ならすんなりエシカルな一歩が踏み出せるのではないかなと思いました。

 

●お知らせ  〜EFJショッピングイベント第2弾!クリスマス・マーケット2013開催〜

「アップサイクル」をテーマに、リメイク品やB品、古着など、クリエイティブで唯一無二の魅力を持つ商品を10ブランド販売します。

日時:2013年12月7日(土) 13時〜21時

場所:Le cave STUDIO (東京都渋谷区南平台町17-6 SVAXビルB1F

・詳細

http://www.ethicalfashionjapan.com/2013/11/christmas-market/

・チケット購入はこちらから

https://efj.stores.jp/#!/items/52858b138a561072a000001b

・FB イベントページ

https://www.facebook.com/events/691232770917257/?ref_newsfeed_story_type=regular

 

 

Ethical Fashion Japan代表  竹村伊央さん

1982年名古屋市生まれ。高校卒業と同時に渡英し、イギリスでエシカルファッションが興隆しつつある2005年より、エシカルファッションムーブメントを作り上げたブランドの1つ、JUNKY STYLINGに勤務。またスタイリストとしても活躍し、エシカルを中心としたスタイリングも手がける。2010年帰国後、2012年にEthical Fashion Japanを設立。同年に「ファッション×社会問題」をコンセプトにしたエシカルファッション誌「Emagazine」をローンチするほか、2013年3月の1周年イベントでは日本初のエシカルファッションのショッピングイベントをエシカルブランド14社と開催。ファッションとしてエシカルを根付かせるさまざまな取り組みを行う。

Ethical Fashion Japan

twitter :@ethicalJP

Facebook

森星さんが世界中の女の子を応援 オリジナルデザインのTシャツでスピーチ
独自記事 【 2017/11/28 】 Love&Human
皆さんは10月11日が「国際ガールズ・デー」であることをご存じでしょうか? 女の子の権利についての認識を深める「国際ガールズ・デー」は、2011年に国連で制定されました。(ちなみに「国際女性デー」は3月8日。) 制定から6年、日本でも徐々に認知され、今年10月には六本木の街の各所で国際ガールズ・デーにちなんだイベントが...
デビュー20周年を迎え、ますます輝く相川七瀬さんに注目
独自記事 【 2014/12/29 】 Art & Culture
ガールズポップ全盛の時代に、ちょっと不良っぽいイメージで圧倒的な存在感を示した女性ロックシンガー相川七瀬さん。1995年に「夢見る少女じゃいられない」でデビューして以来、2015年で20年を迎える相川さんは、東日本大震災や紀伊半島大水害の復興支援チャリティライブに参加するなど社会的な活動にも積極的に取り組んでいます。今...
新しい環境に跳び込んでいくことが楽しい【三原勇希・前編】
sponsored 【 2018/7/21 】 Art & Culture
ラジオ番組「INTRO-JUICE 802」(FM802)のレギュラーDJを務めるタレントの三原勇希さん。今春、同局のスポンサーを務めるサラヤ株式会社の環境保全プロジェクトを取材するため、ボルネオを訪問されました。ローティーン雑誌のモデルを経て人気DJとして活躍中の三原さんに、ethica編集長・大谷がロングインタビュ...
自分の体験を、自分の言葉で伝えていきたい 【三原勇希・後編】
sponsored 【 2018/7/31 】 Art & Culture
ラジオ番組「INTRO-JUICE 802」(FM802)のレギュラーDJを務めるタレントの三原勇希さんに、ethica編集長・大谷がインタビュー。前編では三原さんの生い立ちや性格についてうかがいました。後編では、引き続きラジオDJのお話や、同局のスポンサーを務めるサラヤ株式会社の環境保全プロジェクトを視察したボルネオ...

次の記事

ethicaプレスレセプションをレポート! 国際文化会館(岩崎小彌太記念ホール) ミス・ユニバース・ジャパンが登場! エシカルファッションやオーガニックコスメの展示も――
優しい想いとともに。エシカル・クリスマス・ギフトを、大切なあの人へ! エシカリスタVol.9 rooms エシカル・エリア・ディレクター坂口真生さん

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます