京料理の老舗「木乃婦」三代目主人、高橋託児氏も登壇。〜お茶の京都プレイベント〜 京都の老舗茶商・辻利兵衛6代目・辻伸介氏らによる「地方創生~宇治茶の新しい可能性へのチャレンジ~」トークセッションや、京都の有名な久五郎茶園の園主・下岡久五郎氏が自ら茶をふるまう交流会を開催。
独自記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
京料理の老舗「木乃婦」三代目主人、高橋託児氏も登壇。〜お茶の京都プレイベント〜

Photo=Kentaro Ohtani (TRANSMEDIA) 

“お茶は京都か 京都はお茶か?”

京都府では「もうひとつの京都」として それぞれの地域の価値や特色を3つのテーマで際立だせ、交流人口の拡大や地域産業の振興などに繋げる取り組みを進めて来ました。

2015年度は「海の京都」2016年度は「森の京都」そして2017年度は「お茶の京都」としてあらためて古都、京都の良さをアピールしています。

その2017年度の「お茶の京都」のプレキャンペーンとして10月31日、東京の皇居の近く大手門タワーJXビルで「京都のお茶」キャンペーンを進める強力なメンバーによりイベントが催されました。

題して「お茶の京都」首都圏メディア説明会。
先ずはメディア関係者に情報を提供し皆さんにお知らせしようという試みです。説明会は2部構成で進められ第1部は京都府代表のご挨拶の後、4人のメンバーに依るトークセッションが行われました。タイトルは「地方創生~宇治茶の新しい可能性へのチャレンジ~」。

ゲストの一人は京都の老舗茶商、(株)辻利兵衛6代目社長辻伸介(しんすけ)氏。自社に入社し営業部門に配属されて得意先の人に”私共にもお茶を分けてくださいますか?“と聞かれて愕然とした話。お茶はもっと巾広く味わってもらうべきだと言うのが持論で京都の宇治に本物の宇治茶を味わえる今までにないスイーツを提供する茶寮を開設。スイーツの世界でも宇治茶の新しい可能性を拓いています。

二人目は企業の開発推進部、新機能開発室長の井上成(しげる)氏。宇治茶を各種企業へ入れ込んで地方創生のお手伝いをしたいと決意の表明。

三人目は来年度行われる「お茶の京都博」の総合プロデューサー鈴木恵千代(しげちよ)氏。イベントに関与することが決まって初めて宇治の新茶を味わい、今まで持っていた先入観が如何に良い加減であったことかに気が付き今までコーヒー党であった自分が最近はほとんど飲まないことに驚いていると告白。

そしてモデレーターとして新丸ビル、丸の内ハウス統括マネージャーの玉田泉さんがトークショーを進行。イベントの合間をぬってインタービューすると京都府のキャンペーンとは「海の京都」以来のお付き合いでこのキャンペーンをとても気に入ってお手伝いしているとのこと。「お茶の文化」、この文化を日本の国内のみならず海外へも広げて行きたいと抱負を語ってくれました。

第2部は交流会。
京都の有名な久五郎茶園の園主、下岡久五郎(しもおか きゅうごろう)氏が参加者の中から4人を選び会話を交わしながら自ら茶をふるまってくれたのが印象的でした。

お茶は貴重な文化遺産、コーヒーや紅茶にくらべて2回、3回とふるまえることを理由に挙げ、高価な茶は一見高そうに見えるが決してそうではないと説明しました。また肉や魚のなかでお茶と一番合うのは何かと参加者に問いかけ、みな一様に黙っていると“イワシです”と言われたのには一同ビックリしました。

その後は京料理の老舗「木乃婦(きのぶ)」三代目主人、高橋託児(たかはし たくじ)氏による「京の秋八寸」(盛り合わせ)と「もみじ鯛の鯛茶漬け」〈胡麻たれ、わさび〉が参加者全員にふるまわれ至福のひと時を味わいました。

京都の水は軟水なので「京のお茶」と京料理は良く調和するが静岡の方へ行けば水の関係でお茶の色合い、味が変わると説明され水とお茶そして料理との微妙な関係が分かるような気がしました。

国際的に見てみてもフランスの水は硬水なので京都のお茶に馴染みにくく一方、最近行ったマレーシアの水は軟水なので良く調和したと語ってくれました。

この京のお茶キャンペーンは11月3日(金)の「お茶壷道中」や11月9日(水)の「京都府、ネスレ日本連携協定発表会」へと続いて行きます。「お茶の京都」。800年の歴史を持つ京都のお茶は短い時間の中で語ることは難しい様です。

折に触れ「文化の源」とも言える「京都のお茶」についてこれからも学んで行きたいものです。

後日、「お茶壷道中」のレポートを公開予定です。

公開タイミングは、ethica編集部facebook・Twitter・Instagramでご案内させて頂きます。

https://www.facebook.com/ethica.jp

https://twitter.com/EthicaJp

https://www.instagram.com/ethica.jp

関連映像

・『京の宴』 ethica × 料理王国 〜和食の賢人、栗栖基さん(嵐山「熊彦」)、中村元計さん(一子相伝なかむら)、高橋拓児さん(木乃婦)、中東久人さん(美山荘)〜

・もうひとつの京都 ~お茶の京都篇~

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

ethica編集部

門脇麦さん、エシカ独占インタビュー「シャンティ デイズ」を観てくれた人に、いい気が湧いてくると嬉しいですね。
独自記事 【 2014/10/20 】 Art & Culture
 心身ともに健康で調和のとれた毎日を送るため、生活にヨガを取り入れる人が増えています。そのヨガの持つポジティブな力をモチーフに、2人の女性の友情と成長を描く日本初の体感型ヨガ・ムービー「シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸」が10月25日から全国公開され、女性たちの間で大きな話題を呼んでいます。 物語の主人公は、青...
「これはフェアトレード?」神木隆之介さんが意識の高い高校生を演じるauの新CM「意識高すぎ!高杉くん」
独自記事 【 2018/3/29 】 Art & Culture
2018年1月30日から、神木隆之介さんが出演するauの新CMシリーズ「意識高すぎ!高杉くん」がスタートしました。何事にも意識の高い高校生「高杉くん」が、同級生の「松本さん」にauの様々なサービスやプランを紹介していく同シリーズ。最新CM「購買部」篇の最後のセリフが気になった『ethica(エシカ)』読者も多いのではな...
【絶滅体験レストラン】昆虫食?カラス肉?100年後はどうなるの?
sponsored 【 2019/6/1 】 Food
「絶滅体験レストラン」って? 未来の地球環境を救うためのフードエンターテイメントショー『絶滅体験レストラン』第一回目が、2019年4月に原宿<カワイイ モンスター カフェ>で開催されました。「種の保存」や「生態系の崩壊」をテーマに、このままだとやってくるかもしれない(?)未来を体験して、環境に対する意識を高めよう!とい...
最高の笑顔を鍛えるスマイル体操「スキパニスマイル」に凝縮された、演出振付家MIKIKOさんに学ぶ、観察眼の大切さ
独自記事 【 2019/4/5 】 Art & Culture
綾瀬はるかさんが歌に合わせて、「ス」「キ」「パ」「ニ」という4文字の言葉を繰り返して手を動かす「スキパニスマイル」というTVCMをご覧になった方も多いかもしれません。 これは、グリコが「あなたが笑うと、世界は変わる。smile.Glico」をメッセージとしたコミュニケーション活動の一環として、いつでもどこでも簡単に、笑...
森星さんが世界中の女の子を応援 オリジナルデザインのTシャツでスピーチ
独自記事 【 2017/11/28 】 Love&Human
皆さんは10月11日が「国際ガールズ・デー」であることをご存じでしょうか? 女の子の権利についての認識を深める「国際ガールズ・デー」は、2011年に国連で制定されました。(ちなみに「国際女性デー」は3月8日。) 制定から6年、日本でも徐々に認知され、今年10月には六本木の街の各所で国際ガールズ・デーにちなんだイベントが...
デビュー20周年を迎え、ますます輝く相川七瀬さんに注目
独自記事 【 2014/12/29 】 Art & Culture
ガールズポップ全盛の時代に、ちょっと不良っぽいイメージで圧倒的な存在感を示した女性ロックシンガー相川七瀬さん。1995年に「夢見る少女じゃいられない」でデビューして以来、2015年で20年を迎える相川さんは、東日本大震災や紀伊半島大水害の復興支援チャリティライブに参加するなど社会的な活動にも積極的に取り組んでいます。今...
新しい環境に跳び込んでいくことが楽しい【三原勇希・前編】
sponsored 【 2018/7/21 】 Art & Culture
ラジオ番組「INTRO-JUICE 802」(FM802)のレギュラーDJを務めるタレントの三原勇希さん。今春、同局のスポンサーを務めるサラヤ株式会社の環境保全プロジェクトを取材するため、ボルネオを訪問されました。ローティーン雑誌のモデルを経て人気DJとして活躍中の三原さんに、ethica編集長・大谷がロングインタビュ...
「外」からの視点がとらえた、日本の美しさ 【国木田彩良・前編】
独自記事 【 2018/10/4 】 Art & Culture
明治時代の小説家・ジャーナリストの国木田独歩の玄孫であり、現在、モデルとして活躍中の国木田彩良さん。このたび谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』を原案とする短編映画『IN-EI RAISAN(陰翳礼讃)』(高木マレイ監督)の茶人役で、女優に初挑戦しました。10月5日の映画公開を控え、2018年6月に建仁寺塔頭 両足院にて行われた映...
ボヘミアン・ラプソディ〜デジタル時代に一石を投じた70年代の伝説のチャンピオン
独自記事 【 2018/12/14 】 Art & Culture
1970年代に一世を風靡したロックバンド「クイーン」のリードヴォーカル、フレディ・マーキュリーの半生を描いた音楽映画「ボヘミアン・ラプソディ」が大きな反響を呼んでいます。 このバンドの全盛時代に中高生だったファンのみならず、クイーンをリアルタイム体験していない世代の人たちからも「泣けた」「また観たい」という賞賛の声が上...
モデルのマリエが「好きなことを仕事にする」まで 【編集長対談・前編】
独自記事 【 2018/12/24 】 Fashion
昨年6月、自身のファッションブランドを起ち上げたモデル・タレントのマリエさん。新ブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS(パスカルマリエデマレ、以下PMD)」のプレゼンテーションでは、環境に配慮し無駄を省いた、長く愛用できるプロダクトを提案していくと語りました。そして今年9月、ファッションとデザインの合同...
エシカ・インタビュー SHY FLOWER PROJECT 代表 古橋あや香(愛称:スイスイ)
独自記事 【 2017/5/8 】 Art & Culture
古橋あや香さんは、廃棄花に、新たな次元・価値をアートワークによって吹き込むアップサイクルな活動に取り組む「SHY FLOWER PROJECT」の代表です。 現在二児の母でもある彼女は、サスティナブル(持続可能)な活動にさらなるエネルギーを注いでいるといいます。 その集大成とも言えるのが、初の単独ショップのオープン。 ...
表参道ヒルズにフォトジェニックスポット登場! おいしいコーヒーが飲みたくなるアートは必見 【imperfect 表参道】あなたの「おいしい」を、だれかの「うれしい」に。
独自記事 【 2019/5/10 】 Food
2019年初夏、表参道ヒルズ同潤館1階にウェルフード マーケット&カフェ【imperfect 表参道】がオープンします。ここで味わえるのは、世界中の農家の方々が生産したナッツ、スパイス、カカオ、コーヒーといった原材料にひと手間を加え、おいしさを追求したこだわりフードの数々。味付きナッツがゴロゴロ入ったチョコレート、アー...

次の記事

母の愛に思わず心温まるウェブムービー。透き通る歌声はYouTubeで話題沸騰中の謎の女性シンガー『Uru』 まだ情報が少なく、謎に包まれた、泣けるカバーで話題の歌姫『Uru』がセカンドシングル「The last rain」をリリース
東京丸の内仲通りでお茶壺道中(前編)

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます