日本初!ファン・ゴッホ美術館との国際共同プロジェクト ゴッホ展 巡りゆく日本の夢
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日本初!ファン・ゴッホ美術館との国際共同プロジェクト

フィンセント・ファン・ゴッホ《ポプラ林の中の二人》1890年、油彩・カンヴァス、シンシナティ美術館蔵 © Cincinnati Art Museum, Bequest of Mary E. Johnston, 1967.1430

ゴッホは日本から如何なる影響を受け、如何なるイメージを描いたのか。国内外から厳選したファン・ゴッホ作品約40点と浮世絵など約50点を展示。近代日本の知識人、約240人がゴッホゆかりの地を訪れた記録「芳名録」を世界初公開!

2017年8月26日(土)北海道立近代美術館から全国3会場を巡回

ファン・ゴッホ、正式名「フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホ」。あなたが仮に美術愛好家でなくても、その名を聞けばあの有名な“ひまわり”やいくつかの“自画像”が目に浮かぶのではないでしょうか?

強烈な個性の持ち主で「情熱の画家」や「孤高の画家」と称されそれ以前の画家、画風とは一線を画した天才は「ポスト印象派」を代表する画家でもありました。そのファン・ゴッホは実は浮世絵をはじめとする日本美術から大きな影響を受け、生涯にわたって様々な作品を描きました。

この度、日本初となるオランダのファン・ゴッホ美術館との国際共同プロジェクト「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」が2017年8月26日(土)より北海道立近代美術館にて開催されます。その後、2017年10月24日(火)より東京都美術館で、2018年1月20日(土)からは京都国立近代美術館にて順次開催されるとのことです。この展覧会は、企画の立ち上げから実に6年にわたる準備期間を経て、ファン・ゴッホの生誕地オランダの人達と日本の監修者・学芸員が共同して作品の選定を行ってきました。

日本展の開催終了後はファン・ゴッホ美術館にて同展覧会が開催されます。今回の展覧会は2部構成で第1部が「ファン・ゴッホのジャポニスム」第2部が「日本人のファン・ゴッホ巡礼」となっており双方からファン・ゴッホと日本との関係性を検証しようと試みています。更に詳しく1部、2部をご紹介しましょう。

フィンセント・ファン・ゴッホ《花魁(渓斎英泉による)》1887年、油彩・カンヴァス、ファン・ゴッホ美術館(フィンセント・ファン・ゴッホ財団)蔵 ©Van Gogh Museum, Amsterdam (Vincent van Gogh Foundation)

第1部:ファン・ゴッホのジャポニスム
~日本初公開作品を含むファン・ゴッホ作品約40点と、ファン・ゴッホが影響を受けた浮世絵など約50点を同時に展示~

ファン・ゴッホはパリの画商店で大量の浮世絵と出会い、その鮮やかな色彩や質の高さに魅了され、肖像画の背景に描き込むほどに大きな影響を受けました。

第1部では、ファン・ゴッホが描いた浮世絵の模写や、構図や色彩の表現様式、理想郷として夢見ていた日本のイメージを反映した作品など、様々な角度からファン・ゴッホ作品への日本の影響をひも解きます。

国内外のコレクションより厳選した「タラスコンの乗合馬車」、「雪景色」など4つの日本初公開作品を含む約40点のファン・ゴッホ作品を通じて、ファン・ゴッホが日本からどのような影響を受け、作品に投影したのかを多角的に検証するとともに、日本に魅了されるきっかけとなった浮世絵をはじめとする日本美術作品を約50点展示します。

フィンセント・ファン・ゴッホ《夾竹桃と本のある静物》1888年、油彩・カンヴァス、メトロポリタン美術館蔵  ©The Metropolitan Museum of Art. Image source: Art Resource, NY

フィンセント・ファン・ゴッホ《タラスコンの乗合馬車》1888年、油彩・カンヴァス、プリンストン大学美術館寄託  ©The Henry and Rose Pearlman Collection / Art Resource, NY

フィンセント・ファン・ゴッホ《雪景色》1888年、油彩・カンヴァス、個人蔵

第2部:日本人のファン・ゴッホ巡礼
~世界初公開!ファン・ゴッホゆかりの地を訪れた約240人の近代日本の知識人が記した「芳名録」と巡礼の実相を約90点の豊富な資料からたどる~

ファン・ゴッホは1890年にこの世を去りました。まだ37歳の若さでした。ファン・ゴッホの最期を看取った,医師ポール=フェルディナン・ガシュとその一家は残されたファン・ゴッホの作品の多くを大切に所蔵していました。ファン・ゴッホの死後,故人の生涯や作品に強い憧れを抱いた日本の小説家や学者、美術家たちは、ファン・ゴッホ終焉の地オーヴェールにあるガシュ家を訪れ、その記録として「芳名録」に名前を残し、240人あまりの日本人が故人の軌跡を巡りました。

第2部では、フランスのギメ東洋美術館に所蔵されている3冊の「芳名録」を世界初公開するほか、近代日本の知識人たちが訪れたオーヴェール巡礼の実相を、約90点の豊富な資料からたどります。巡礼によって描かれた日本近代絵画の名作、洋画家・佐伯祐三の「オーヴェールの教会」、前田寛治の「ゴッホの墓」をはじめ、当時の写真や手紙などの資料、日本画家・橋本関雪がガシュ家訪問時に撮影した貴重な映像もあわせて公開されます。

更に3会場で行われる展覧会の詳細は以下の通りです。

「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」展覧会 開催概要

〈札幌展〉
会期:2017年8月26日(土)~10月15日(日)会場:北海道立近代美術館
主催:北海道立近代美術館、北海道新聞社、NHK札幌放送局、NHKプラネット北海道
開館時間:9:30~17:00(会期中の金曜日は19:30迄、入館は閉館の30分前迄)
休館日:月曜日(9/18,10/9を除く)9月19日(火)、10月10日(火)
問い合わせ:011-644-6882
観覧料:一般1,500円(1,300円)、高大生800円(600円)、中学生(400円)、小学生以下無料(要保護者同伴)
*( )内は前売りと10人以上の団体料金、前売り券は4月4日(火)発売予定

〈東京展〉
会期:2017年10月24日(火)~2018年1月8日(月・祝)会場:東京都美術館
主催:東京都美術館、NHK、NHKプロモーション
開室時間:9:30~17:30 会期中の金曜日、11月1日(水)2日(木)4日(土)は20:00迄。(入館は閉館の30分前迄)
休室日:月曜日(1/8を除く)年末年始休館 12月31日、1月1日(月・祝)
問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)
観覧料:一般1,600円(1,300円)、大学生・専門学校生1,300円(1,100円)、高校生800円(600円)、65歳以上1,000円(800円)
*( )内は前売りと20人以上の団体料金 *中学生以下は無料

〈京都展〉
会期:2018年1月20日(土)~3月4日(日)会場:京都国立近代美術館
主催:京都国立近代美術館、NHK京都放送局、NHKプラネット近畿、京都新聞
開館時間:9:30~17:00(入館は閉館の30分前迄)
休館日:月曜日(2/12を除く)、2月13日(火)
問い合わせ:075-761-4111
観覧料:一般1,500円(1,300円)、大学生1,100円(900円)、高校生600円(400円)
*( )内は前売りと20人以上の団体料金 *中学生以下は無料

展覧会公式サイト:http://gogh-japan.jp

『芳名録初編』表紙 1922年3月9日~12月17日署名分、ギメ東洋美術館蔵 Photo ©RMN-Grand Palais (musée Guimet, Paris) / Thierry Ollivier / distributed by AMF-DNPartcom

フィンセント・ファン・ゴッホ《ガッシェ博士の肖像》1890年、エッチング・紙、東京藝術大学大学美術館蔵

佐伯祐三《オーヴェールの教会》1924年、油彩・カンヴァス、鳥取県立博物館蔵

前田寛治《ゴッホの墓》1923年、油彩・カンヴァス、鳥取県立博物館寄託

以上、「ファン・ゴッホのジャポニスム」及び「日本人のファン・ゴッホ巡礼」に関する展覧会のお知らせです。

生涯、2000点以上の油絵、水彩画、素描、版画を残したファン・ゴッホ。生前に売れたのはたったの1枚とのエピソードがあります。「炎の人」のため息が聞こえてくるようです。

ーーBackstage from “ethica”ーー

この記事を書きながら、過去の光景を思い出しています。パリ郊外のバルビゾン、そしてファン・ゴッホ終焉の地“オーヴェール”いずれも訪ねたことがあります。絵心もない私ですがなにやら絵筆をとりたくなる様な風景でした。

ペンネーム:T.J

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)〜
http://www.ethica.jp

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