メルセデス・ベンツ × 京都府 京都オークションin Tokyo を開催! ~若手職人17名による「一点もの」をライブオークションで販売~
独自記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
メルセデス・ベンツ × 京都府 京都オークションin Tokyo を開催!

京都の色々な魅力を知って貰おうと沢山の努力がなされていますがこれはまた少し変わった試みの報告です。京都府では、「伝統工芸の未来を担う」若手職人の支援を目的として、平成24年度から府内で京もの工芸品「京都オークション」を実施していますがこの度、初めてメルセデス・ベンツ日本株式会社と連携しライブオークションを実施しました。(6月25日)。イベント実施の場所は「メルセデス・ベンツ コネクション(ブランド情報発信拠点)」、六本木の交差点から歩いても数分の一等地です。

オークションは、まずは京都府とメルセデス・ベンツからのご挨拶から始まりました。

京都府とメルセデス・ベンツ日本(株)からの挨拶

京都府商工労働観光部理事、後守 祐二(ごもり ゆうじ)さんからは今回の試みの目的について説明がありました。

京都府商工労働観光部理事 後守 祐二 氏

以下、要約です。

<京もの工芸品「京都オークション」の目的>

1.京の伝統工芸の素晴らしさを広く知ってもらうこと。

2.先細りばかりの伝統工芸分野において新しいマーケットを開拓していくこと。

・伝統工芸の技術でオリジナル商品開発やオーダーメイドのお誂えなど作り手と使い手を直接つなぎ、ファンとなって貰いたい。

・千年を超える京都の伝統的な技術を駆使した作品を持ってきた。

お集まりの皆さんの厳しい目で評価頂き、後の交流会で職人さん達と直接話して頂き、次のものづくりの参考にして貰えれば。

最後に“今日持ってきたものが沢山売れれば有難い”と笑みをもってスピーチが終わりました。

メルセデス・ベンツ日本(株) 事業開発課 マネージャー 長谷川 孝平 氏

次に今回のキャンペーンのパートナーであるメルセデス・ベンツ日本(株)事業開発課マネージャー長谷川 孝平(はせがわ こうへい)さんからご挨拶がありました。

以下、概要です。

京都府が「森」「海」「お茶」というテーマでキャンペーンを展開しておられることは知っていた。昨年よりラジオでの協賛が始まり京都府と「地域活性化連携協定」を結びその第一弾として今回の活動がある。今後更に色々の連携活動を展開するつもりです。

京都とも共通する「伝統」と「革新」

同社では現在、京都でこのsmartという車を使って「smart city project」を展開中である。

長谷川氏とはイベント終了後に話をしましたが、親会社であるドイツのダイムラー社は132年前に自動車を発明した世界で最も古い自動車メーカーであり、常に高い技術力で革新を続けている。この「伝統」と「革新」はまさに京都とも共通することと考えたそうです。

メルセデス・ベンツ日本(株) 事業開発課 マネージャー 長谷川 孝平 氏

出品職人によるトークショー

次に今回のオークションに出品している二人の職人さんと司会進行係とのトークショーがありました。出演は京友禅の継承者、上仲兄弟。司会は京都府商工労働観光部の澤田 美香さん。色々なやり取りがありましたが“何故、京の工芸品に興味を持ったか”と言う司会者の質問に“京友禅を扱っていた父親の影響が大きい”、と言う答えには納得が行きました。何百年も続く京の工芸品はそんな形で伝承されてきたのでしょう。この後、二人からの出品作をみましたがいずれも見事な出来でした。

京友禅の継承者 上仲兄弟 左:上仲正茂さん(弟) 右:上仲昭浩さん(兄)

職人からの商品紹介、参加者と職人による交流会、オークション

今回、オークションには17の作品が出品されましたが、それぞれにつき説明とセールストークがありました。一人当たり2~3分の持ち時間でしたがそれぞれの人の思い入れが良くわかりました。
中には会場に参加できなくて映像を使って説明する作品もありました。作品紹介の後に交流会、参加者はそれぞれ興味のある作品を見て回ります。そしてオークションが始まりました。

銀製かんざしアーティスト 居野家 華枝さん

陶芸士 柴田 恭久さん

司会の澤田さんが千円刻みで値段を上げて行きます。売れるもの、売れないもの。会場には出品者の安堵の声とガッカリの表情が交錯しました。そしてイベントは無事終了。

京友禅(上仲正茂) Photo=Kentaro Ohtani (TRANSMEDIA) 

今後、東京、京都双方で類似の展開が図られるかと思いますがその時にはお知らせします。京の伝統工芸品に関心をお持ちの方はいずれかの場所でご覧になってみては如何でしょう。

“無駄な時間を使った”などと後悔することはないと思います。
お薦めです。

オークション参加 全17作品

Feather ~羽根~

望月 知沙子 漆芸 蒔絵

鮫革製 道中財布 「粋」

上仲 昭浩 京友禅

雲龍 束髪かんざし

居野家 華枝 金属工芸

陰陽梅図 ぐい呑み

高山 光広 京漆器

themepark

米原 康人 京扇子

螺鈿カフス

野村 拓也 京漆器

手描友禅 革バングル 菊

上仲 正茂 京友禅

トリックアート DE RIMPA 2017

並川 昌夫 京焼・清水焼

竹節銚子

柴田 恭久 京焼・清水焼

金彩鉄釉蓋物

宮里 絵美 京焼・清水焼

木の葉 八葉

藤村 吉次 京指物

使い方四通り波かざり

菊地 ルイ 現代ジュエリー作家

プラチナ箔 アクセサリー箱

藤田 剛 京仏具

不思議の国のアリス蒔絵 iPhone6ケース

關 敬介 京仏具

Jakuchu Ito Watch 『群鶏図』

齋藤 直子 京七宝

堆朱酒器「酔怪」 5点セット

上杉 學帥 京漆器

花器

莊司 晶 京指物

ーーBackstage from “ethica”ーー

今回の“京都オークション”をみて改めて日本古来からの職人芸の凄さを実感しました。長い間に育まれた技術と言ったものは短時間では出来ない。悠久の文化を誇る京都へ近い中にまた行ってみたくなりました。

ペンネーム:T.J

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

ethica編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
まずは自分の“半径5m”から愛を広げていく。 エシカルウェディング経験者・沼田暁さんが考える社会貢献のかたち (前編)
独自記事 【 2020/3/2 】 Fashion
エシカルや社会貢献活動に関心があり、何か自分にできることをしたい。でも、いざ何かしようとしても「自分が役に立てることなんてあるのだろうか」と躊躇ってしまう人が多いのかもしれません。筆者である私も、そんな悩みが尽きない一人です。 悩める筆者がある“ウェディングドレス”をきっかけに出会ったのが、今回の主人公・沼田 暁(ぬま...
トップブランドの古着を藍染で蘇らせる”サスティナブル・ブランド” Indigo Love Ecoプロジェクト「BOKUWAKUMA」
独自記事 【 2020/2/10 】 Fashion
鮮やかでありながら深みもあり、様々に表情を変える藍色。 実はこれらの衣服は、本当なら捨てられてしまうかもしれなかった古着です。 ご紹介するのはシャネルやギャルソンの古着を藍染でリメイクする沖縄拠点のブランド「BOKUWAKUMA」。藍で染めることによって新たな命が吹き込まれより愛されるアイテムに蘇らせることで、ファッシ...
人が楽しむことをしたいーー。クリエーティブを仕事にする喜び。/木下舞耶(前編)
独自記事 【 2020/1/20 】 Work & Study
2019年6月に行われた「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」のセミナーに、一人の日本人女性が登壇した。広告会社でパラリンピックのプロジェクトに携わる木下舞耶さん。パラリンピックという障害者のスポーツの祭典を通じ、人々の意識、社会をも変えるコミュニケーションを標榜する。前編では、木下さんが歩んで来...
広告の祭典「カンヌライオンズ」にて開催されたパラリンピックの対談レポート
独自記事 【 2020/1/20 】 Work & Study
世界的な広告(クリエイティブ)の祭典「カンヌライオンズ」にて行われた電通の木下舞耶さん、国際パラリンピック委員会(IPC)のチーフ・マーケティング・コミュニケーションズ・オフィサー、クレイグ・スペンスさん、そしてパラリンピック金メダリストのマールー・ファン・ラインさんの対談の様子をレポートします。(記者:エシカちゃん)...
パラリンピックに懸ける思い【前編】/ 車いすテニス・船水梓緒里さん
独自記事 【 2020/1/6 】 Health & Beauty
車いすテニスを始めてわずか2年で世界国別選手権のジュニアクラス日本代表に選出され、その後2018年8月にはジュニアの世界ランキング1位となった船水梓緒里さん(三菱商事所属)。中学1年生の時、事故で車いす生活を余儀なくされ、人生に絶望しかけていた船水さんを救ったのが車いすテニスでした。 今回は来年の東京パラリンピックでの...
【ethica編集長対談】「ECOALF」創業者 ハビエル・ゴジェネーチェ氏
独自記事 【 2019/12/23 】 Fashion
スペインのファッションブランド「ECOALF」の日本第1号店が2020年3月、東京・神宮前にオープンすることになり、先日、都内でその発表会が行われました。 「ECOALF」は世界中で脱プラスチックの動きが広がる中、環境を守りながらペットボトルや漁業用の網などといった海洋プラスチックごみを再生して作った機能的な衣類や靴、...
ファッションデザイナー石川俊介さん『背景が見えにくいファッション産業への疑問』
独自記事 【 2019/12/16 】 Fashion
エシカルなコーヒーの調達率 99 % を達成したことにちなみ、9月9日に全国のスターバックス店舗で2015年から行われている「99 キャンペーン」。特に、同キャンペーンが初めて実施された、中目黒の「スターバックス リザーブ®️ロースタリー 東京」では、バリスタによるコーヒーの生産過程についてのマイクパフォーマンスが行わ...
SDGsは「自分の暮らしの中」で向き合う。
sponsored 【 2019/11/25 】 Home
気候変動やグローバル化で深刻化する問題に対応するため、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)。貧困や格差の解消、地球環境の保全などをめざし、全ての国連加盟国が2030年までに取り組む行動計画だ。企業は単なる社会貢献ではなく、本業を通じた活動が求められている。ボルネオ島の生物多様性保全やアフリカ・...
「外」からの視点がとらえた、日本の美しさ 【国木田彩良・前編】
独自記事 【 2018/10/4 】 Art & Culture
明治時代の小説家・ジャーナリストの国木田独歩の玄孫であり、現在、モデルとして活躍中の国木田彩良さん。このたび谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』を原案とする短編映画『IN-EI RAISAN(陰翳礼讃)』(高木マレイ監督)の茶人役で、女優に初挑戦しました。10月5日の映画公開を控え、2018年6月に建仁寺塔頭 両足院にて行われた映...
日本の良さを改めて実感!?  豪華舞台を楽しめる「日本博特別公演」の放映が決定!
独自記事 【 2020/6/15 】 Art & Culture
『ethica(エシカ)』6月号のテーマは、「エシカル世代」です。 新型コロナの影響で、ライブでエンターテイメントを楽しむ機会はほとんどなくなっていました。ようやく再開への道筋は見えてきたものの、実際にリアルな場に出かけてイベントなどを楽しめるのは、もう少し先になりそうです。そんな中、「エシカル世代」にも人気の2.5次...
モデルのマリエが「好きなことを仕事にする」まで 【編集長対談・前編】
独自記事 【 2018/12/24 】 Fashion
昨年6月、自身のファッションブランドを起ち上げたモデル・タレントのマリエさん。新ブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS(パスカルマリエデマレ、以下PMD)」のプレゼンテーションでは、環境に配慮し無駄を省いた、長く愛用できるプロダクトを提案していくと語りました。そして今年9月、ファッションとデザインの合同...
「エシカルファッションってなに?」 ピープルツリーの場合
独自記事 【 2019/9/20 】 Fashion
日本とイギリスで展開するフェアトレード専門ブランド「ピープルツリー」。人にも地球にも良いライフスタイルを提唱するエシカルファッションのパイオニアともいえるその活動は、ethica編集部でも創刊以来、大先輩としてその歩みに倣って参りました。 エシカルな気づきをテーマに情報発信を続けてきた私たちethicaは今年6周年を迎...
美しき理系アーティスト、スプツニ子!さんに伺いました!(前編)「質の高い教育をみんなに」
独自記事 【 2019/9/28 】 Art & Culture
9月22日(日)〜29日(日)のSDGs週間(*)にフェイスブック ジャパンが開催している「Facebook Fundraisers for SDGs」で、「質の高い教育をみんなに(SDGsの目標4)」を達成するため、アメリカのNPO団体「Girls Who Code」への募金キャンペーンを立ち上げたスプツニ子!さんに...
一杯のコーヒーから広がる「 99 」への想い 。
独自記事 【 2019/11/12 】 Food
エシカルなコーヒー豆の購買率 99 % を達成したことにちなみ、毎年9月9日に全国のスターバックス店舗で行われる「 99 キャンペーン」 キャンペーン開始から5年目となる今年、中目黒の「スターバックス リザーブ ® ロースタリー 東京 」ではじめての「 99 キャンペーン」イベントが実施されました。 前編につづき「 9...
国木田彩良−It can be changed. 未来は変えられる【Prologue】
独自記事 【 2020/4/6 】 Fashion
匂い立つような気品と、どこか物憂げな表情……。近年ファッション誌を中心に、さまざまなメディアで多くの人を魅了しているクールビューティー、モデルの国木田彩良(くにきだ・さいら)さん。グラビアの中では一種近寄りがたい雰囲気を醸し出す彼女ですが、実際にお会いしてお話すると、とても気さくで、胸の内に熱いパッションを秘めた方だと...
The Breakthrough Company GO クリエイティブディレクター 砥川直大さん(前編)
独自記事 【 2020/4/20 】 Fashion
世界中で脱プラスチックの動きが広がる中、ペットボトルや魚網などの海洋プラスチックごみを再生して作った衣類や靴、かばんなどを次々に発表。現在ヨーロッパを中心に大きな注目を集めているスペイン生まれのファッションブランドが「ECOALF」です。この3月、日本第1号店が東京・渋谷にオープンしましたが、開店にあたり「地球の資源を...
蜷川実花×大谷賢太郎(エシカ編集長)対談
独自記事 【 2020/7/13 】 Art & Culture
渋谷パルコのPARCO MUSEUM TOKYOで新作個展「東京 TOKYO/MIKA NINAGAWA」を開催した写真家で映画監督の蜷川実花さん。蜷川さんの新作写真集「東京 TOKYO」の刊行を記念して行われたもので、会場には「東京に生まれ育ち、この街しか住んだことがない」という蜷川さんが「大事なものすぎてなんだか手...

次の記事

イケア社員が醍醐寺を清掃、僧侶と意見交換 日本文化に根付くサステナビリティ 醍醐寺1日修行体験(後編) 提供:イケア・ジャパン
真夜中の太陽の国フィンランド白夜を満喫するおすすめスポット7選をご紹介 ~人気ショップとコラボしたStopOverFinland(フィンランド寄り道旅)ディスカウント キャンペーンも開催中~

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます