寒波到来の都心に花々があふれ出す。「日本で一番早いお花見を、日本橋で。」
独自記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
寒波到来の都心に花々があふれ出す。「日本で一番早いお花見を、日本橋で。」

『桜彩 エリア』/日本一早いお花見を象徴する桜のアート空間。本エリアには山形県から運んだ「啓翁桜」が100本展示されています。そこに、春の神様の象徴「白い龍」がプロジェクションマッピングによって床から登場。本物の桜とテクノロジーが融合する新感覚のお花見が楽しめます。さらに、特別演出として、春の精霊に扮したダンサーの舞と、ヴァイオリ二ストSong氏の演奏によって春の訪れを表現。

都心にも雪が舞った日、日本橋で「日本で一番早いお花見を、日本橋で。」がキャッチフレーズのイベント発表会がありました。この【FLOWERS by NAKED】とは、アーティスト 村松亮太郎氏(クリエイティブカンパニー NAKED Inc.代表)が総合演出を手掛ける体験型アート展。生花、オブジェ、映像、インタラクティブ、香り、音楽、ダンスなど、様々な演出を通して五感で楽しむという、まったく新しいアート展です。これを体験したら、今までの「お花見」という固定観念がなくなりそうです。

企画演出はクリエイティブカンパニー NAKED Inc.

まずは、この斬新なアート展の仕掛け人をご紹介しましょう。NAKED Inc.(ネイキッド)とは、1997年に村松亮太郎氏を中心に、クリエイターが集まり設立されたクリエイティブカンパニーです。プロジェクションマッピングを始めとした様々な技術や美術造作、光の演出を組み合わせた空間の総合演出を手掛けています。また、代表の村松氏は大阪芸術大学客員教授でもあり、さらに環境省が認定した日本一の星空の村「阿智村(あちむら)」阿智★昼神観光局のブランディングディレクターも務めている気鋭のアーティスト。今回のイベントでは、ゲストのMay J.さんとのトークセッションや乾杯の挨拶に登場されました。

春らしい花のカクテルで乾杯をする村松亮太郎さんとMay J.さん。May J.さんはアート展のイメージソングをステージにて披露されました。

夢見るような世界観。五感で楽しむアート展

不思議な花の世界に迷い込む…。そんな夢の中のような世界が体験できる【FLOWERS by NAKED】。アート展ではありますが、ここでの楽しみは鑑賞だけではありません。生の花々に触れて香りを楽しみ、プロジェクションマッピングなど最新テクノロジーに驚き、間近で奏でられるバイオリンの音色やダンサーの舞にドキドキし、春をテーマにしたドリンクやフードを堪能して…と、まさに五感が刺激される体験型のアート空間。

日本橋での開催は3回目となり、これまでの通算動員数は25万人以上、インスタグラムでのイベントハッシュタグは4万7000件以上の投稿を記録しています。今年2018年は作品を一新し、さらに来場者自身が撮影をしたり、触ったり、息を吹きかけると素敵なコトが起こるという体験型のコンテンツも登場。都会に生まれた花の体験型庭園で、しばし外の寒さを忘れてみましょう。

『BIG BOOK』/エントランスを入ったところで迎えてくれるのは巨大な本のオブジェ。様々な映像が映し出され、来場者を【FLOWERS by NAKED】の世界へ誘います。

『眠りの世界 エリア』/いけばなの最大流派である「いけばな草月流」と、先進アートが融合した作品。トンネル状になった竹と光の結界をくぐり抜け、植物の種の中に入ったようなミクロの世界へ。

『小さい世界 エリア』/種の中に入っていった先にある、植物の遺伝子や細胞を表現したミクロの世界。春の訪れを待つ、花が咲く前の花の静かな世界を表現。

バイオリンの音色に合わせ、春の精霊に扮したダンサーが優雅に舞い踊ります。

『桜彩BAR』/花畑をイメージしたノンアルコールカクテルや桜のサングリアなど、オリジナルドリンクが堪能できるバーも。

『"THE SECRET" of the secret garden』/ここは【FLOWERS by NAKED】の世界を司る秘密の実験室。各エリアに漂うアロマの香りは、この実験室から生まれているそうです。

アフリカローズの生花や花モチーフのオリジナルグッズも

花を摘むように楽しく買い物ができるショッピングエリアも見逃せません。お花見といえば桜ですが、期間中はアフリカローズ(http://afrikarose.com/index.aspx)の大輪のバラも迎えてくれます。ほかにも、本展限定のオリジナルアイテムやコラボ商品など、花をモチーフにした多彩なグッズが購入できます。これらはプレゼントにも最適ですので、春から新生活を始める人などに花束を贈るかわりにプレゼントしても喜ばれそうです。

「アフリカローズ」/現地から届く大輪のバラをはじめ、花モチーフの新商品も要チェックです。

てぬぐい専門店「かまわぬ」とコラボした本展限定デザインのてぬぐい。そのまま飾ってもお洒落です。

「文明堂 日本橋本店」とコラボした特別仕立てのカステラも。お土産に喜ばれそう。

例年大人気のオリジナルマスキングテープ。今回の輪舞曲バージョンも限定商品ですのでお早めに。

May J.さん独占インタビュー「今回初めて花をテーマにした楽曲をつくりました」

記者 小田 亮子

神奈川県出身。求人広告、結婚情報誌などの制作ディレクターを経てフリーランスに。現在おもにブライダル関連のレポートを「ゼクシィ」「ゼクシィPremier」にてディレクション。「ethica(エシカ)~私によくて、世界にイイ。~ 」ほか、エステティック、化粧品、ジュエリーなどの記事をライティング。三人姉妹の真ん中に育ち、女子高・女子大卒。趣味は愛猫(雌)との女子会。

ーーBackstage from “ethica”ーー

体験型コンテンツの1つとして、来場者が『花図鑑 エリア』で撮影した花の写真をかざすたび、マッピングによって映し出された孔雀の羽が色づき、花の写真が約300集まると孔雀が春を告げるように空間に飛び立つという仕掛けにも驚かされました。アトラクションのようにも楽しめるアート展で、春の到来を感じてみてはいかがでしょう。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

小田 亮子

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
[エシカ編集部 体験企画]環境や人権に配慮したエシカル素材で心地の良いナチュラルな香りと時間を実感「Care me(ケアミー)」のインバスグッズ
sponsored 【 2024/3/29 】 Health & Beauty
一日の終わりのバスタイムは、その日の自分をとびきり労って心とからだを回復させてあげたい愛おしい時間。そんなセルフケアの習慣にほんの少し、地球環境や自分以外の人にもちょっと良いアクションが取れたら、自分のことがもっと好きになれる気がしませんか? 今回ご紹介するのはエシカ編集部が前々から注目していた、エシカルな素材を使って...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.6 宇賀なつみ (第5章)ゴールデン・ゲート・ブリッジ
独自記事 【 2024/3/27 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
そろそろ知っておかなくちゃ! 水素のこと。森中絵美(川崎重工)×中村知弘(UCC)
sponsored 【 2024/3/26 】 Work & Study
2023年の記録的な猛暑に、地球温暖化を肌で感じた人も多いだろう。こうした気候変動を食い止めるために、今、社会は脱炭素への取り組みを強化している。その中で次世代エネルギーとして世界から注目を集めているのが「水素」だ。とはいえまだ「水素ってどんなもの?」という問いを持っている人も多い。2024年2月に開催された「サステナ...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.5 宇賀なつみ (第4章)サンフランシスコ近代美術館
独自記事 【 2024/3/20 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 本特集では、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブ...
【ethica Traveler】連載企画Vol.4 宇賀なつみ (第3章)アリス・ウォータースの哲学
独自記事 【 2024/2/28 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【ethica Traveler】連載企画Vol.3 宇賀なつみ (第2章)W サンフランシスコ ホテル
独自記事 【 2024/2/14 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】連載企画Vol.2 宇賀なつみ (第1章)サンフランシスコ国際空港
独自記事 【 2024/1/31 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】連載企画Vol.1 宇賀なつみ サンフランシスコ編(序章)   
独自記事 【 2024/1/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【Earth Day】フランス商工会議所で開催するイベントにてethica編集部が基調講演
イベント 【 2023/4/3 】 Work & Study
来たる4月22日は「アースデイ(地球の日)」地球環境を守る意思を込めた国際的な記念日です。1970年にアメリカで誕生したこの記念日は、当時アメリカ上院議員だったD・ネルソンの「環境の日が必要だ」という発言に呼応し、ひとりの学生が『地球の日』を作ろうと呼びかけたことがきっかけでした。代表や規則のないアースデイでは、国籍や...
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(序章)と(第1章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/17 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開しています。今回は、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える」の序章と第1章についてのあらすじと見どころをお届け!(記者:エシカちゃん)
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(第2章)と(第3章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/24 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開中。さまざまなメディアから少しずつ情報を得、それをパズルのように組み合わせてひとつのストーリーを見出す、新しいメディア体験です。 今回は、前回に引き続き、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビュ...
テーマは、ナチュラルモダン『自立した女性』に向けたインナーウェア デザイナー石山麻子さん
独自記事 【 2022/9/19 】 Fashion
株式会社ワコールが展開する、人にも自然にもやさしいを目指すインナーウェアライン「ナチュレクチュール」。オーガニックコットン100%のラインアップが注目を集め、肌あたりやシルエットの美しさが話題になっています。その期待に応える形で、今年9月に新作グループも加わりました。やさしさを突き詰めた製品は、どのような想いや経緯から...
幸せや喜びを感じながら生きること 国木田彩良
独自記事 【 2021/11/22 】 Fashion
ファッションの世界では「サステナブル」「エシカル」が重要なキーワードとして語られるようになった。とはいえ、その前提として、身にまとうものは優しい着心地にこだわりたい。ヨーロッパと日本にルーツを持ち、モデルとして活躍する国木田彩良さんに「やさしい世界を、身に着ける。」をテーマにお話を聞いた。
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【Prologue】
独自記事 【 2021/3/1 】 Health & Beauty
20年以上、トップモデルとして活躍。究極の美の世界で生きてきた冨永愛さん。ランウェイを歩くその一瞬のために、美を磨き続けてきた。それは、外見だけではない。生き方、生き様をも投影する内側からの輝きがなければ、人々を魅了することはできない。「美しい人」冨永愛さんが語る、「“私(美容・健康)に良くて、世界(環境・社会)にイイ...
水原希子×大谷賢太郎(エシカ編集長)対談
独自記事 【 2020/12/7 】 Fashion
ファッションモデル、女優、さらには自らが立ち上げたブランド「OK」のデザイナーとさまざまなシーンで大活躍している水原希子さん。インスタグラムで国内上位のフォロワー数を誇る、女性にとって憧れの存在であるとともに、その動向から目が離せない存在でもあります。今回はその水原さんに「ethica」編集長・大谷賢太郎がインタビュー...
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【chapter1-1】
独自記事 【 2021/3/29 】 Health & Beauty
ファッションデザイナーが描く世界を表現するモデルは、まさに時代を映し出す美の象徴だ。冨永愛さんは移り変わりの激しいファッション界で、20年以上にわたり唯一無二の存在感を放ち続ける。年齢とともに磨きがかかる美しさの理由、それは、日々のたゆまぬ努力。  美しいひとが語る「モデル」とは?
モデルのマリエが「好きなことを仕事にする」まで 【編集長対談・前編】
独自記事 【 2018/12/24 】 Fashion
昨年6月、自身のファッションブランドを起ち上げたモデル・タレントのマリエさん。新ブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS(パスカルマリエデマレ、以下PMD)」のプレゼンテーションでは、環境に配慮し無駄を省いた、長く愛用できるプロダクトを提案していくと語りました。そして今年9月、ファッションとデザインの合同...
国木田彩良−It can be changed. 未来は変えられる【Prologue】
独自記事 【 2020/4/6 】 Fashion
匂い立つような気品と、どこか物憂げな表情……。近年ファッション誌を中心に、さまざまなメディアで多くの人を魅了しているクールビューティー、モデルの国木田彩良(くにきだ・さいら)さん。グラビアの中では一種近寄りがたい雰囲気を醸し出す彼女ですが、実際にお会いしてお話すると、とても気さくで、胸の内に熱いパッションを秘めた方だと...
東京マラソンと東レがつくる、新しい未来
独自記事 【 2022/5/2 】 Fashion
2022年3月6日(日)に開催された東京マラソン2021では、サステナブルな取り組みが展開されました。なかでも注目を集めたのが、東レ株式会社(以下、東レ)によるアップサイクルのプロジェクトです。東レのブランド「&+®」の試みとして、大会で使用されたペットボトルを2年後のボランティアウェアにアップサイクルするとい...

次の記事

ethicaもメディアパートナーに。「グッド・ライフ」を議論する2日間。3月1日(木)2日 (金)@ヒルトン東京お台場 【サステナブル・ブランド国際会議】優待チケット
May J.さん独占インタビュー「今回初めて花をテーマにした楽曲をつくりました」

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます