少し歳の離れた方たちへ贈りたい本3選 「バレンタインには本を贈ろう!」  エシカが提案するバレンタイン2014<特集①後編その2>
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少し歳の離れた方たちへ贈りたい本3選 「バレンタインには本を贈ろう!」 

昨年、紀伊國屋書店WEBサイトにてバレンタイン特集を書いて以来、「ずっと昔、バレンタインに本をプレゼントされた」と、ちらほらと伺うようになりました。興味深いことに、皆さん共通していらっしゃるのは、何十年も昔のバレンタインに「『○○○○』という本を、こんな人から貰った!」 と鮮明に覚えているとのこと。

確かに、贈られた側としたら「そこにどんな意味合いが隠されているのやも?」と読み進めてみるからこそ、知らず知らずのうちに、記憶に深く刻まれるのかもしれません。今回特集の後編では、本を贈りたい相手との関係別にお薦めの本を選んでみました。

インタビュー前編は、こちら http://www.ethica.jp/3976/

【後編その1】大切な友人に贈りたい本3選(恋愛とはまた違った「愛」の物語)

少し歳の離れた方たちへ ”再読し、変わる視点を愉しむ”

 仕事場での尊敬する上司や、お父さん、時にはお母さんにだってチョコレートをあげちゃうのが、近年の日本のバレンタインなら、感謝を込めて、こんな三冊はいかがですか? ご年配の方なら誰だって、知っているか、読んだことのある古典中の古典から三冊選んでみました。何十年も前に読んだ本だからこそ、今読み直せば、また違った印象を持つはず。共感する登場人物が変われば、本を贈った人への視線も変わるかもしれません。

『高慢と偏見』オースティン著 河出書房刊 ¥997(税込)

世界文学屈指の名ラブストーリーです。テーマはずばり「玉の輿」ゴールはもちろん「結婚」の、お約束な流れと言っても差し支えのない普遍的なものですが、サマセット・モームも羨んだと言われるほどに、観察眼にすぐれ、人物描写に富んだオースティンのこの作品。あえて「お父さん」に贈るのをお薦めします。「娘」から「女性」へと変貌を遂げたからこそ、「お父さん」に贈る価値ある一冊です。

詳しくはこちらから、紀伊國屋書店 KINOKUNIA WEB STORE

http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784309462646

『若草物語』オールコット著 新潮社刊 ¥619(税込)

こちらは「お母さん」へ贈りたい一冊です。マーチ家の四人姉妹とその家族の物語を知らない「お母さん」はいないのではないでしょうか? そんな名作中の名作ですが、この本を以前読んだ時の「お母さん」はいくつで、誰にシンパシーを感じていたのでしょうか? そんなことを語らう「母娘関係」も素敵です。

詳しくはこちらから、紀伊國屋書店 KINOKUNIA WEB STORE

http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784102029039

『ピグマリオン』バーナード・ショー著 光文社刊 ¥966(税込)

「この人のおかげで今の自分がいる」創造主とも思える人はいますか? 尊敬する上司や、敬愛する叔父などがいるなら、この本をお薦めします。言わずと知れたオードリー・ヘップバーン主演の『マイ・フェア・レディ』の原作ですが、決定的なところが、映画と原作の間で180度違います。その違いについて議論を交わすのも一興だと思います。

詳しくはこちらから、紀伊國屋書店 KINOKUNIA WEB STORE

http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784334752811b

【後編その3に続く】

Book Review

奥村知花 OKUMURA CHICA

成城大学卒。“本しゃべりすと”として、新刊書籍のパブリシティに携わりつつ、書評エッセイなど執筆。

【次回の予告】

【後編その3】「愛してる」って伝えたい(一番大事なあの人へ贈る、愛の本)

更新タイミングは、ethica編集部facebookやTwitterでご案内させて頂きます。

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Photo=Kentaro Ohtani (TRANSMEDIA)

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
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奥村知花

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