【読者プレゼント】時空を超える−「カルティエ、時の結晶」 5組10名様
独自記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
【読者プレゼント】時空を超える−「カルティエ、時の結晶」  5組10名様

会場イメージ 序章「時の間」 新素材研究所 © N.M.R.L./ Hiroshi Sugimoto + Tomoyuki Sakakida

国立新美術館で開催中の「カルティエ、時の結晶」。1970年代以降の現代作品に焦点を当て、世界中から集めた約300点の展示作品のうち、通常では公開されることのない個人所蔵の作品がおよそ半数以上を占める貴重な展覧会です(開催期間は12月16日まで)。

空間そのものがアート作品のような圧巻の構成と、その中でより際立つ美しさを放つ作品を是非その目でお楽しみください。

【読者プレゼント】のご案内は、本レポート記事の巻末にて。

(記者:ethica編集部・りりこ)

時空を超えたカルティエの展示

「王の宝石商、宝石商の王」。これはかのイギリス国王エドワード7世からカルティエへと送られた言葉です。1847年にルイ=フランソワ・カルティエによってパリで創業された、ジュエリーメゾン「カルティエ」。世界5大ジュエラーとして名高く、王侯貴族をはじめ世界中の人々に愛されてきました。

気の遠くなるような長い時間を経て生成された宝石と、世界各地の文化や自然物などから着想を得たデザインが、卓越した職人技術によって結実し、生まれ変わったのがカルティエの宝飾品です。

本展ではそれを「世界の縮図であり、地球や文明との時空を越えた対話である」と捉え、「時間」をテーマに、序章「時の間」に続き「色と素材のトランスフォーメーション」、「フォルムとデザイン」、「ユニヴァーサルな好奇心」の三つの章で構成されています。

同展の会場構成は新素材研究所の杉本博司と榊田倫之が担当し、大谷石や屋久杉、神代ケヤキといった素材を用いた斬新な構成とカルティエの宝飾品の共演が楽しめます。

展示風景 序章「時の間」 新素材研究所 © N.M.R.L./ Hiroshi Sugimoto + Tomoyuki Sakakida Photo : Yuji Ono

序章「時の間」

序章「時の間」では、暗い空間の中で天井から円柱状に吊るされた布の中の一つひとつにスポットライトが当たったミステリークロックやプリズムクロックが展示されており、神殿を思わせるような厳かな雰囲気です。

これらの時計は長い月日をかけ精巧に作られており、不思議な魅力を放ちます。

第1章「色と素材のトランスフォーメーション」

第1章の「色と素材のトランスフォーメーション」では、素材づかいや色彩の観点からメゾンの独創的な表現方法を見ることができます。

ダイヤモンドを引き立てるプラチナや石の技法、装飾技術、カラーパレットによる色彩のコンビネーションなど職人技から生まれる多様な表現をお楽しみいただけます。ネックレスのトルソーに使用されているのは日本の木材。神代杉や、樹齢が1000年を超える屋久杉など、どれも長い年月を経てきたもので、それらは仏師の手によって端正に彫られています。

展示風景 第2章「フォルムとデザイン」 新素材研究所 © N.M.R.L./ Hiroshi Sugimoto + Tomoyuki Sakakida Photo : Yuji Ono

第2章「フォルムとデザイン」

第2章のテーマは「フォルムとデザイン」。この空間に入った瞬間目に飛び込んでくるのは武骨に積み上げられた大谷石です。その中で展示される作品は、ひときわ輝きを放ちます。洞窟の中で宝石を見出すようなイメージで、このような展示方法にしたそうです。

ここでは、作品のフォルムに宿る視覚的な新しさに迫ります。偶発的に生まれたもの、考え抜かれて生まれたラインや球体の究極の美の形の他に、工業製品や服飾品のパーツなど、一見ジュエリーとは無縁にも思えるような「日常の中にある美」から生み出された作品も並びます。

第3章「ユニヴァーサルな好奇心」

そして第3章の「ユニヴァーサルな好奇心」では、日本や中国、インド、中東など様々な文化や国に広く目を向け着想を得たオリエンタルな装飾品が展示されています。梅や桜の木にインスパイアされた作品もありました。

巨大な楕円形の什器は、彗星の軌道を形態化して作られており、たくさんの小窓が付いています。中を覗くと作品が並び、そのひとつひとつにジュエリーの小さな世界が広がっていました。

会場イメージ 序章「時の間」 新素材研究所 © N.M.R.L./ Hiroshi Sugimoto + Tomoyuki Sakakida

カルティエの宝飾からは自然界の生み出す儚さや、力強さを感じました。その姿は時に写実的に、またある時には抽象的に表現されています。

印象的だったのは、ヨーロッパを代表するカルティエの宝飾品に、日本の木材や古美術を組み合わせるという美意識でした。長い歴史をくぐり抜けてきた日本の古美術と、ヨーロッパ文化に根付き洗練を極めたカルティエの宝飾品は響きあい、引き立てあっていました。遠く海を越えた土地同士のものでも、時代が異なっていても、職人が手がけ大切に守られてきたものは時も場所も超えて呼応するのだと感じました。

本展は宝飾展示の枠を超え、その空間も含め芸術作品としてお楽しみいただけるのではないでしょうか。

<開催概要>

開催期間:開催中〜12月16日(月)

会場:国立新美術館 企画展示室2E(東京都港区六本木7-22-2)

休館日:毎週火曜日

開館時間:10:00~18:00(毎週金・土は20:00まで。入場は閉館の30分前まで。)

観覧料:一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円

※中学生以下および障害者手帳を提示(付添1名含む)で入場料無料。

展示作品数:約300点

エシカ読者にチケットプレゼント

抽選にて、読者5組10名様に国立新美術館で開催中の「カルティエ、時の結晶」のチケット(2枚1セット)をプレゼントいたします。

応募条件は以下の通りです。

 

【STEP1】

下記いずれかのethica公式SNSをフォロー

Twitter

Instagram

Facebook

 

【STEP2】

ハッシュタグ「#エシカ読者プレゼント」をつけて、本記事をご自身のいずれかのSNSにて投稿もしくはシェア、RT、リポスト。

 

【応募締め切り】2019年12月9日(月)

【当選者の発表方法】編集部よりDMにて

記者:りりこ

京都育ちの女子大文学部卒です。日本の伝統文化が大好きで、茶道や日舞、合気道などをお稽古しています。京都の老舗旅館に勤務したのち上京。2019年10月よりethica編集部に参加。

日本の伝統文化のサスティナブルな一面に惹かれています。現代の暮らしにイイとこ取りして、令和時代的・豊かなライフスタイルを提案していきたいです。

ーーBackstage from “ethica”ーー

展覧会では作品の横に解説文があることが多いですが、本展では空間を壊さないようパネルは最小限の作品名にとどめられています。会場ではイヤホン付きの展覧会のガイドとなる端末が配布されており、該当する作品に近づくとポップが画面上に現れ、オーディオ解説や作品詳細をタップ操作で確認することができるようになっていました。解説を読まないため混雑も避けられ、作品を観ることに集中できました。

りりこ

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
なめらかで光沢感のあるユニクロのプレミアムリネンで春夏を快適に
独自記事 【 2020/6/22 】 Fashion
『ethica(エシカ)』6月号のテーマは、「エシカル世代」です。 新型コロナウイルスの影響は徐々に落ち着いてきましたが、この自粛の期間で、在宅勤務になったり休日も外に遊びに行けなくなったりと日常の過ごし方が大きく変化した方も多いのではないでしょうか。私自身、お家で過ごす時間が増えたことで自分と向き合う時間をたくさん持...
まずは自分の“半径5m”から愛を広げていく。 エシカルウェディング経験者・沼田暁さんが考える社会貢献のかたち (前編)
独自記事 【 2020/3/2 】 Fashion
エシカルや社会貢献活動に関心があり、何か自分にできることをしたい。でも、いざ何かしようとしても「自分が役に立てることなんてあるのだろうか」と躊躇ってしまう人が多いのかもしれません。筆者である私も、そんな悩みが尽きない一人です。 悩める筆者がある“ウェディングドレス”をきっかけに出会ったのが、今回の主人公・沼田 暁(ぬま...
より「自分らしい選択」が、社会をよくしてくれる。エシカルウェディング経験者・沼田暁さんが考える社会貢献のかたち(後編)
独自記事 【 2020/3/2 】 Fashion
エシカルや社会貢献活動に関心があり、何か自分にできることをしたい。でも、いざ何かしようとしても「自分が役に立てることなんてあるのだろうか」と躊躇ってしまう人が多いのかもしれません。筆者である私も、そんな悩みが尽きない一人です。 悩める筆者がある“ウェディングドレス”をきっかけに出会ったのが、今回の主人公・沼田 暁(ぬま...
トップブランドの古着を藍染で蘇らせる”サスティナブル・ブランド” Indigo Love Ecoプロジェクト「BOKUWAKUMA」
独自記事 【 2020/2/10 】 Fashion
鮮やかでありながら深みもあり、様々に表情を変える藍色。 実はこれらの衣服は、本当なら捨てられてしまうかもしれなかった古着です。 ご紹介するのはシャネルやギャルソンの古着を藍染でリメイクする沖縄拠点のブランド「BOKUWAKUMA」。藍で染めることによって新たな命が吹き込まれより愛されるアイテムに蘇らせることで、ファッシ...
人が楽しむことをしたいーー。クリエーティブを仕事にする喜び。/木下舞耶(前編)
独自記事 【 2020/1/20 】 Work & Study
2019年6月に行われた「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」のセミナーに、一人の日本人女性が登壇した。広告会社でパラリンピックのプロジェクトに携わる木下舞耶さん。パラリンピックという障害者のスポーツの祭典を通じ、人々の意識、社会をも変えるコミュニケーションを標榜する。前編では、木下さんが歩んで来...
広告の祭典「カンヌライオンズ」にて開催されたパラリンピックの対談レポート
独自記事 【 2020/1/20 】 Work & Study
世界的な広告(クリエイティブ)の祭典「カンヌライオンズ」にて行われた電通の木下舞耶さん、国際パラリンピック委員会(IPC)のチーフ・マーケティング・コミュニケーションズ・オフィサー、クレイグ・スペンスさん、そしてパラリンピック金メダリストのマールー・ファン・ラインさんの対談の様子をレポートします。(記者:エシカちゃん)...
パラリンピックに懸ける思い【前編】/ 車いすテニス・船水梓緒里さん
独自記事 【 2020/1/6 】 Health & Beauty
車いすテニスを始めてわずか2年で世界国別選手権のジュニアクラス日本代表に選出され、その後2018年8月にはジュニアの世界ランキング1位となった船水梓緒里さん(三菱商事所属)。中学1年生の時、事故で車いす生活を余儀なくされ、人生に絶望しかけていた船水さんを救ったのが車いすテニスでした。 今回は来年の東京パラリンピックでの...
【ethica編集長対談】「ECOALF」創業者 ハビエル・ゴジェネーチェ氏
独自記事 【 2019/12/23 】 Fashion
スペインのファッションブランド「ECOALF」の日本第1号店が2020年3月、東京・神宮前にオープンすることになり、先日、都内でその発表会が行われました。 「ECOALF」は世界中で脱プラスチックの動きが広がる中、環境を守りながらペットボトルや漁業用の網などといった海洋プラスチックごみを再生して作った機能的な衣類や靴、...
ファッションデザイナー石川俊介さん『背景が見えにくいファッション産業への疑問』
独自記事 【 2019/12/16 】 Fashion
エシカルなコーヒーの調達率 99 % を達成したことにちなみ、9月9日に全国のスターバックス店舗で2015年から行われている「99 キャンペーン」。特に、同キャンペーンが初めて実施された、中目黒の「スターバックス リザーブ®️ロースタリー 東京」では、バリスタによるコーヒーの生産過程についてのマイクパフォーマンスが行わ...
SDGsは「自分の暮らしの中」で向き合う。
sponsored 【 2019/11/25 】 Home
気候変動やグローバル化で深刻化する問題に対応するため、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)。貧困や格差の解消、地球環境の保全などをめざし、全ての国連加盟国が2030年までに取り組む行動計画だ。企業は単なる社会貢献ではなく、本業を通じた活動が求められている。ボルネオ島の生物多様性保全やアフリカ・...
「外」からの視点がとらえた、日本の美しさ 【国木田彩良・前編】
独自記事 【 2018/10/4 】 Art & Culture
明治時代の小説家・ジャーナリストの国木田独歩の玄孫であり、現在、モデルとして活躍中の国木田彩良さん。このたび谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』を原案とする短編映画『IN-EI RAISAN(陰翳礼讃)』(高木マレイ監督)の茶人役で、女優に初挑戦しました。10月5日の映画公開を控え、2018年6月に建仁寺塔頭 両足院にて行われた映...
日本の良さを改めて実感!?  豪華舞台を楽しめる「日本博特別公演」の放映が決定!
独自記事 【 2020/6/15 】 Art & Culture
『ethica(エシカ)』6月号のテーマは、「エシカル世代」です。 新型コロナの影響で、ライブでエンターテイメントを楽しむ機会はほとんどなくなっていました。ようやく再開への道筋は見えてきたものの、実際にリアルな場に出かけてイベントなどを楽しめるのは、もう少し先になりそうです。そんな中、「エシカル世代」にも人気の2.5次...
モデルのマリエが「好きなことを仕事にする」まで 【編集長対談・前編】
独自記事 【 2018/12/24 】 Fashion
昨年6月、自身のファッションブランドを起ち上げたモデル・タレントのマリエさん。新ブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS(パスカルマリエデマレ、以下PMD)」のプレゼンテーションでは、環境に配慮し無駄を省いた、長く愛用できるプロダクトを提案していくと語りました。そして今年9月、ファッションとデザインの合同...
「エシカルファッションってなに?」 ピープルツリーの場合
独自記事 【 2019/9/20 】 Fashion
日本とイギリスで展開するフェアトレード専門ブランド「ピープルツリー」。人にも地球にも良いライフスタイルを提唱するエシカルファッションのパイオニアともいえるその活動は、ethica編集部でも創刊以来、大先輩としてその歩みに倣って参りました。 エシカルな気づきをテーマに情報発信を続けてきた私たちethicaは今年6周年を迎...
美しき理系アーティスト、スプツニ子!さんに伺いました!(前編)「質の高い教育をみんなに」
独自記事 【 2019/9/28 】 Art & Culture
9月22日(日)〜29日(日)のSDGs週間(*)にフェイスブック ジャパンが開催している「Facebook Fundraisers for SDGs」で、「質の高い教育をみんなに(SDGsの目標4)」を達成するため、アメリカのNPO団体「Girls Who Code」への募金キャンペーンを立ち上げたスプツニ子!さんに...
一杯のコーヒーから広がる「 99 」への想い 。
独自記事 【 2019/11/12 】 Food
エシカルなコーヒー豆の購買率 99 % を達成したことにちなみ、毎年9月9日に全国のスターバックス店舗で行われる「 99 キャンペーン」 キャンペーン開始から5年目となる今年、中目黒の「スターバックス リザーブ ® ロースタリー 東京 」ではじめての「 99 キャンペーン」イベントが実施されました。 前編につづき「 9...
国木田彩良−It can be changed. 未来は変えられる【Prologue】
独自記事 【 2020/4/6 】 Fashion
匂い立つような気品と、どこか物憂げな表情……。近年ファッション誌を中心に、さまざまなメディアで多くの人を魅了しているクールビューティー、モデルの国木田彩良(くにきだ・さいら)さん。グラビアの中では一種近寄りがたい雰囲気を醸し出す彼女ですが、実際にお会いしてお話すると、とても気さくで、胸の内に熱いパッションを秘めた方だと...
The Breakthrough Company GO クリエイティブディレクター 砥川直大さん(前編)
独自記事 【 2020/4/20 】 Fashion
世界中で脱プラスチックの動きが広がる中、ペットボトルや魚網などの海洋プラスチックごみを再生して作った衣類や靴、かばんなどを次々に発表。現在ヨーロッパを中心に大きな注目を集めているスペイン生まれのファッションブランドが「ECOALF」です。この3月、日本第1号店が東京・渋谷にオープンしましたが、開店にあたり「地球の資源を...

次の記事

日々の暮らしに取り入れたいヒントが詰まった、栗原はるみさん最新刊「haru_mi 冬」
どんな人にも寄り添い共感し合うために、学び続ける。/石川康晴 ストライプインターナショナル社長インタビュー【前編】

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます