トップブランドの古着を藍染で蘇らせる”サスティナブル・ブランド” Indigo Love Ecoプロジェクト「BOKUWAKUMA」
独自記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
トップブランドの古着を藍染で蘇らせる”サスティナブル・ブランド” Indigo Love Ecoプロジェクト「BOKUWAKUMA」

鮮やかでありながら深みもあり、様々に表情を変える藍色。

実はこれらの衣服は、本当なら捨てられてしまうかもしれなかった古着です。

ご紹介するのはシャネルやギャルソンの古着を藍染でリメイクする沖縄拠点のブランド「BOKUWAKUMA」。藍で染めることによって新たな命が吹き込まれより愛されるアイテムに蘇らせることで、ファッションのサスティナビリティーに貢献しています。

リメイクブランド「BOKUWAKUMA」創業エピソード

「BOKUWAKUMA」創業者は、雑誌のバック付録の先駆け的存在であり、社会現象となったボストンテリアマークでお馴染みのバッグブランド「GARCIA MARQUEZ」も手掛けた石丸圭子さん。1999年にヨーロッパのヴィンテージアイテムをリメイクした商品を中心に扱うショップ「GARCIA MARQUEZ」を東京、表参道にオープン。その後はブランド名を「Crystal Ball(クリスタルボール)」に改め、ボストンテリアのキャラクター「ヒッピー」をあしらったアイテムを中心に販売してきましたが、2010年にブランドを売却し、現在は拠点を沖縄に移しています。

石丸さんが「BOKUWAKUMA」を立ち上げたきっかけは、タイ・バンコクの旅行中に出会った藍染です。

藍は木綿、麻、絹どんな生地にもよく染まり、布の耐久性を増し、絶妙な色の濃度で逞しくも、上品にも表情を変えます。保温や保湿、消臭、紫外線防止効果などがあり、最近ではアトピー性皮膚炎への抗菌性も大いに注目されています。その着心地の良さや色合いの美しさに魅了され、タイ東北部サコンナコーンの工房を訪問した際には自らの古着を染めてもらったそうです。

そこでの経験から古着と藍染めを掛け合わせることで生まれる新たな価値を見出し、2019年6月にリメイクブランド「BOKUWAKUMA」を設立しました。

着るものを選ぶことから誇りを持つということ

「 CHANEL(シャネル)」や「Dior(ディオール)」などのハイブランドや「COMME des GARCONS(コムデギャルソン)」、「MAISON KITSUNE(メゾンキツネ)」といった厳選されたトップブランドのヴィンテージアイテムを国内外から集め、天然100%の藍染めでリフレッシュさせています。染めるのは、大自然に囲まれたサコンナコーンの工房で働く現地の女性たちです。一枚一枚丁寧に染められるアイテムは、全て一点物です。

藍で染めるというアナログな作業を通して、本当なら捨てられるかもしれなかった衣類に新たな命と温もりが吹き込まれ、一着を長く愛するきっかけになるようなアイテムが作られています。

大量生産、大量消費がなされているファッション業界。何気なく考えていた毎日の消費を今一度見直し、着るものも選ぶことから丁寧に誇りをもって行うことで、サスティナビリティーに貢献することを提案しています。

「BOKUWAKUMA」のアイテムは、公式オンラインストアでチェックできます。

ファッション業界のサスティナビリティーに貢献できる、世界に一つしかない、自分だけのお気に入りのアイテムを探してみるのはいかがでしょう。

公式サイト:https://bokuwakuma.ecwid.com/

記者:りりこ

京都育ちの女子大文学部卒です。日本の伝統文化が大好きで、茶道や日舞、合気道などをお稽古しています。京都の老舗旅館に勤務したのち上京。2019年10月よりethica編集部に参加。

日本の伝統文化のサスティナブルな一面に惹かれています。現代の暮らしにイイとこ取りして、令和時代的・豊かなライフスタイルを提案していきたいです。

りりこ

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
ガンダムリサイクル作戦で落合陽一氏が使用済みのガンプラを使い茶室を製作
INFORMATION 【 2021/11/29 】 Art & Culture
40年以上にわたって多くのファンを魅了してきたガンダム。最近では女性にもファンの裾野を広げ、“ガンダム沼”にはまる人を増やしています。今回、そんなガンダムを通じてリサイクルへの関心を高める活動『ガンダムR(リサイクル)作戦 FINAL 2021』が行われました。オープニングセレモニーでは、メディアアーティストでガンダム...
幸せや喜びを感じながら生きること 国木田彩良
独自記事 【 2021/11/22 】 Fashion
ファッションの世界では「サステナブル」「エシカル」が重要なキーワードとして語られるようになった。とはいえ、その前提として、身にまとうものは優しい着心地にこだわりたい。ヨーロッパと日本にルーツを持ち、モデルとして活躍する国木田彩良さんに「やさしい世界を、身に着ける。」をテーマにお話を聞いた。
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【Prologue】
独自記事 【 2021/3/1 】 Health & Beauty
20年以上、トップモデルとして活躍。究極の美の世界で生きてきた冨永愛さん。ランウェイを歩くその一瞬のために、美を磨き続けてきた。それは、外見だけではない。生き方、生き様をも投影する内側からの輝きがなければ、人々を魅了することはできない。「美しい人」冨永愛さんが語る、「“私(美容・健康)に良くて、世界(環境・社会)にイイ...
女優ののんさんがSDGsを広めるためのキャラクターを発表!
INFORMATION 【 2020/11/9 】 Art & Culture
朝日新聞社は10月11日(日)~15日(木)に、民主主義や気候変動、SDGsなどコロナ禍で浮上した問題や世界の変化について話し合う「朝日地球会議2020」をオンラインで開催しました。「SDGsしないのん?」と題したセッションには、人気女優ののんさんや国連広報センター所長の根本かおるさん、ニュースサイト「withnews...
水原希子×大谷賢太郎(エシカ編集長)対談
独自記事 【 2020/12/7 】 Fashion
ファッションモデル、女優、さらには自らが立ち上げたブランド「OK」のデザイナーとさまざまなシーンで大活躍している水原希子さん。インスタグラムで国内上位のフォロワー数を誇る、女性にとって憧れの存在であるとともに、その動向から目が離せない存在でもあります。今回はその水原さんに「ethica」編集長・大谷賢太郎がインタビュー...
【ethica-Tips】私によくて、世界にイイ。サステナブルなチョコレート3選
独自記事 【 2020/10/26 】 Food
チョコが恋しくなる季節。温かな飲み物と一緒に口に含むと、とろ〜り美味しさが溶け出します。常温で置いておいても溶けにくい秋冬は、まさにチョコの旬。 というわけで今回は、サステナブルなチョコレートのお話。買うことで生産者の暮らしとつながるフェアトレードなアイテムや森林保護の視点から生まれたエシカルなチョコなど3種類をご紹介...
ワールド主催「246st.MARKET」イベントレポート 4人の環境アクティビストをethicaが独占インタビュー
独自記事 【 2020/10/26 】 Home
ワールド北青山ビル1階で10/14〜10/18に行われたポップアップイベント『246st.MARKET』(ニイヨンロクストリートマーケット)。“GOOD FOR FUTURE”をコンセプトに、クリエーターたちとともに未来を創造するプロジェクトです。3回目を迎えた今回は「サーキュレーション・ライフスタイル」をテーマに、サ...
SDGsは「自分の暮らしの中」で向き合う。
sponsored 【 2019/11/25 】 Home
気候変動やグローバル化で深刻化する問題に対応するため、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)。貧困や格差の解消、地球環境の保全などをめざし、全ての国連加盟国が2030年までに取り組む行動計画だ。企業は単なる社会貢献ではなく、本業を通じた活動が求められている。ボルネオ島の生物多様性保全やアフリカ・...
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【chapter1-1】
独自記事 【 2021/3/29 】 Health & Beauty
ファッションデザイナーが描く世界を表現するモデルは、まさに時代を映し出す美の象徴だ。冨永愛さんは移り変わりの激しいファッション界で、20年以上にわたり唯一無二の存在感を放ち続ける。年齢とともに磨きがかかる美しさの理由、それは、日々のたゆまぬ努力。  美しいひとが語る「モデル」とは?
モデルのマリエが「好きなことを仕事にする」まで 【編集長対談・前編】
独自記事 【 2018/12/24 】 Fashion
昨年6月、自身のファッションブランドを起ち上げたモデル・タレントのマリエさん。新ブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS(パスカルマリエデマレ、以下PMD)」のプレゼンテーションでは、環境に配慮し無駄を省いた、長く愛用できるプロダクトを提案していくと語りました。そして今年9月、ファッションとデザインの合同...
美しき理系アーティスト、スプツニ子!さんに伺いました!(前編)「質の高い教育をみんなに」
独自記事 【 2019/9/28 】 Art & Culture
9月22日(日)〜29日(日)のSDGs週間(*)にフェイスブック ジャパンが開催している「Facebook Fundraisers for SDGs」で、「質の高い教育をみんなに(SDGsの目標4)」を達成するため、アメリカのNPO団体「Girls Who Code」への募金キャンペーンを立ち上げたスプツニ子!さんに...
国木田彩良−It can be changed. 未来は変えられる【Prologue】
独自記事 【 2020/4/6 】 Fashion
匂い立つような気品と、どこか物憂げな表情……。近年ファッション誌を中心に、さまざまなメディアで多くの人を魅了しているクールビューティー、モデルの国木田彩良(くにきだ・さいら)さん。グラビアの中では一種近寄りがたい雰囲気を醸し出す彼女ですが、実際にお会いしてお話すると、とても気さくで、胸の内に熱いパッションを秘めた方だと...
蜷川実花×大谷賢太郎(エシカ編集長)対談
独自記事 【 2020/7/13 】 Art & Culture
渋谷パルコのPARCO MUSEUM TOKYOで新作個展「東京 TOKYO/MIKA NINAGAWA」を開催した写真家で映画監督の蜷川実花さん。蜷川さんの新作写真集「東京 TOKYO」の刊行を記念して行われたもので、会場には「東京に生まれ育ち、この街しか住んだことがない」という蜷川さんが「大事なものすぎてなんだか手...

次の記事

SDGsで新たな共創モデルを構築する 【サステナブル・ブランド国際会議2019東京】 レポート『ネスレ編』
私が今ここにいる理由

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます