いわゆる「エシカルウェディング」の枠を超える?! エシカリスタVol.20 INHEELS共同代表 岡田有加さん
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写真:http://westnorwoodfeast.com/blog/become-feastieより

いわゆる「エシカルウェディング」の枠を超える?!

最近「エシカルウェディング」という言葉をよく聞きます。ドレスや引き出物、二人らしさを出すために選択することがたくさん出てくるのが結婚式。そこに「エシカル」という価値観を持ってきたくなるのは、そういう意識があるカップルなら当然のことですよね。具体的には、オーガニックコットンやフェアトレード、またはリメイクのドレスを着たり、フェアトレードの引き出物にしたり、というのが王道なのでしょうか?

私は正直なんとなくそう思っていたのですが、先日INHEELSの共同代表の相方、大山がめでたくロンドンで結婚式を挙げ、見事にそんなエシカルウェディングの概念をぶち壊してくれましたオーガニックもフェアトレードも関係ないけれどとびきりエシカルなウェディングをさらっと実現した相方、末永くお幸せに!

エシカルファッションについては「持続可能なファッション業界と消費形態を作るのが目的。オーガニックやフェアトレードはその1手段にすぎない。他にも手段はたくさんある」と考えていたのですが(以前のEthica記事http://www.ethica.jp/3073/ も是非!)、ウェディングでも考え方は全く同じ。「ムダなものを消費せず、サステイナブルな選択をして、心に残る」というのがエシカルウェディングにとっては大事なのかなと思いました。

具体的にどんなウェディングだったのかというと、大山は日本で一般的な「花嫁」とはかけ離れた新婦でした。というのも、結婚式の1週間前に「式、何着ようかな〜」なんて言い始める(笑)かなりリラックスした様子。結局この結婚式のためには何も新調せず、持っていたものだけで済ませました。式には親戚から受け継いだ着物を(参列した私も着物を拝借しました)、式の後のパーティーにはデザイナーのおばが何十年も前に作ったドレスを。会場も地元の市役所やパブと、二人の「いつもの場所」を選んで。写真はパーティーを開催した地元のパブ。一見ステキに見えるかもしれませんが、ロンドンでの位置づけは正に「地元の人達の居酒屋」。なかなかここでウェディングパーティーをしようというカップルはいないかも!?

何かを新調したり、消費したりする場合にはなるべく社会的・環境的な配慮のあるモノを選びたいですよね。でも、それ以前に、そもそも新調や消費の必要があるのか?というところを自問するのも大切。結局、お下がりの着物やいつものパブでのウェディングでは、2人のそれぞれのヒストリーや、普段着の思い出の場所を満喫できたステキな一日となりました。

結婚式だからこうじゃなきゃいけない、というのを全てとっぱらって、自分たちの価値観に沿って落としこむ。結果とってもエシカルになった大山のウェディング、ご予定ある方は参考にしてみませんか?

INHEELS共同代表  岡田有加さん

千葉県銚子市出身、慶応義塾大学総合政策学部卒業。大学卒業後外資会計事務所系コンサル ティングファームにてM&Aコンサルタントとして勤務。退職後渡英、ロンドンにて大手フェアトレードファッションブランドのホールセールエグゼク ティブを勤める傍ら夜間学校にてファッションデザイン、パターンカッティング等を学ぶ。英Environmental Justice FoundationにてデザイナーTシャツコレクションの担当を経て、2012年セクシーxクールなエシカルファッションブランドINHEELSを共同 代表の大山と共に起業。2012年アシックス33DREAMSエル・オンライン賞、2013年ソーシャルプロダクツアワード受賞。

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