Deutsche Sprache, schwere Sprache
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『ethica(エシカ)』7月号のテーマは「境界線」です。

「境界線」には、物理的なものから人間の心理的なものまで、いろいろあると思います。私自身、留学前は気にしたことはなかったのですが、実際に現地ドイツでの生活が始まると戸惑うことも多く、ドイツと自分の間にある「境界線」を感じる場面が何度もありました。でも人との関わりを持っていく中で、国を隔てる川や壁のようなものとは違い、心の中にある「境界線」はいつしか消えていくのだということも、ドイツで知ることができました。「境界線が消える」というのは、相手のすべてを認めるということではありません。「境界線」が相手と自分を隔てるものだとすれば、「境界線が消えること」は、相手と自分の違いを認めて、それを理解することだと思います。そんな、ドイツでの体験をお話していきます。

英語と似ているようで似ていないドイツ語

今回は「ドイツ語」について物申したいことがあります。

ドイツ語。難しすぎませんかーーー!!

タイトルにある「Deutsche Sprache, schwere Sprache」は英語に直訳するとgerman language, difficult languageって意味。こんな言い回しがあるくらい難しいってことですね。

まずドイツ語には、英語のtheとa/anに値する冠詞がそれぞれ『16個』もあるんです!

名詞を言う時に適切なtheやa を16個の中から選択しなくてはならない。正しく選択するために動詞の性(男性/女性/中性)を把握していなければならない。日本語にも英語にも名詞の性は存在しないので、これらの暗記が私を苦しめている一番の原因でもあります。

次に。数字は十の位ではなく一の位から言います。

例えば、25は、”5 と20” と言います。

ここまでは理解できますが、問題は百より大きい数字になった時。逆さまから読むのは一の位と十の位のみ。つまり1,234は、”1千2百4と30”となります。え?どうして最後の数字を逆さまにするの…?(笑) 数字の順番で読みましょうよ!と心の中で思ってしまいます!

 

そして最後にもう一つ。

ドイツ語には 分離動詞といわれる種類の動詞があります。それは、一つの動詞を2つに分離させて使うものです。動詞の後半パートは主語のすぐあとに置き、前半パートは文章の最後に置くのです。例えば「電話をかける」を意味する”anrufen“ という動詞の場合、まずanとrufenの2つに分離させます。文にするときは “wir rufen dich an“ (私たちはあなたに電話をかける) って動詞をばらばらに置くんです。どうして1つの動詞を2つに割っちゃうの〜!(笑)

ドイツ語にはルールがたくさんあるので 覚えることが多いです。その反面、きちんとルールを覚えることができれば、きれいなドイツ語を話すことができます。

 

英語と似ているようで似ていないドイツ語。

まだまだ難しくて苦戦中ではありますが、今では家での家族との会話やお店での会話、知り合いに会った時などは英語をほぼ使うことなく会話ができるようになりました。

以前は理解できないときに英語で言い直してもらっていましたが、今ではわからない単語の言い直しもドイツ語で行なっています。 全然わからなかった頃の私と比べたらすごい成長。誇りに思います。残りの時間も最大限に使ってできるだけドイツ語力を伸ばしたいです。

 

ドイツ語に文句を言いましたが、私はドイツ語がとっても好きです!

Danke euch, dass ihr zu ende gelesen habt.

(最後まで読んでくれてありがとう!)

記者:スミレ

1997年生まれ。千葉県出身の大学生。トビタテ9期生として、2019年1月よりドイツに留学。2016年よりNPO法人じぶん未来クラブにて学生ボランティアとして活動。日本各地で行われる教育ワークショップにてこれまでに1000人以上の子どもたちと関わる。ボランティアリーダーとして各ワークショップを率いたり、新規ボランティアを対象とした研修等も行う。学業やアルバイトからは得ることのできない「ボランティアの魅力」を1人でも多くの学生に伝えたいとの想いのもと、「ボランティア先進国」と呼ばれるドイツにてボランティアを行いその仕組みを探る。

Pay it Forward ~優しさは連鎖する~

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

スミレ

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