次の質問は、ドイツに自動販売機はある、ない、どっちでしょうか?これもわかったらチャットに答えを書いてください。ないという人が多いですね。みなさん正解です。ペットボトルを売っている自動販売機はゼロとはいえないけれど、ほとんどありません。
ただ、駅にはチョコバーとかお菓子とか、ちょっとした食べ物と一緒に紙パックの飲み物が自動販売機で売られていたりします。旅行客は、ペットボトルが買えるコンビニのようなお店がところどころにあるので、もちろん、そこでペットボトルを買うこともできます。
ドイツの人は、マイボトルとかタンブラー、水筒を持っているんですが、ドイツは夏でも湿気が低く、汗をあまりかかないような気候なので、水筒が1本あれば1日持ちます。それと、これは私もすごくびっくりしたんですけど、水がなくなったら、みんなトイレの水を継ぎ足して飲んだりしているんです。ドイツはお水がすごくおいしくて、基本的にどこの地域の水道水もおいしく飲めるところが多いんですよ。だから、基本的に飲み物を買うというのはカフェに入る以外にはあまりないかなと思います。
家庭によっては、水道水は飲まずに買ったお水を飲む家もたくさんあって、私が2軒目にホームステイをしていたおうちでは水道水は飲まずに、天然水を飲んでいました。日本では、よく2リットルのペットボトルに入ったお水が売られていますが、ドイツではガラスの瓶に入ったお水が大きなケースにたくさん入って売られています。お水を飲み終わったら瓶をお店に持っていくので、ペットボトルのごみが一切出ません。洗浄して再利用できる瓶なのでエコだし、買う方にとっても瓶の分だけキャッシュバックされるので、すごくお得という感じです。だから、現地の人はペットボトルを買うんだったら、ビンを買おうという考え方の人がすごく多いです。
日本でも折りたためるタンブラーを売っていますよね。そういうものを持っていくとスタバとかタリーズとか、コンビニのローソンでも割引してくれますから、タンブラーを持つ人が増えて、ペットボトルが1本でも少なくなればいいかなと思っています。