「もったいないもの」を誰かにつなげるサスティナブルなビジネス 株式会社ロスゼロ 代表取締役 文美月さん独占インタビュー企画(後編) Presented by SARAYA
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「もったいないもの」を誰かにつなげるサスティナブルなビジネス

出産後、社会から離れ再就職がままならなかった中、自ら起業し、ウェブショップを急成長させた文美月さん。大きな挫折を経てたどりついたのは「もったいものをなんとかしたい」という強い思いだった。

ーー2001年に起業し、ヘアアクセサリーの人気ウェブショップ「リトルムーン」でしたが、ユーザーやスタッフとのコミュニケーション不足やネット上の誹謗中傷などで大ピンチを迎えます。

それまでの人生でも、何かミスをしたら国籍を問題にされてネット上で揚げ足を取られることがありました。だからこそ、その分何倍も努力し、胸を張れば誰も文句を言えないだろうと頑張ってきた。そのときのネットの炎上は、私の心を破壊するほど強烈なものでした。当然売り上げもガタ落ち。そのとき助けてくれたのが夫でした。いらないものはすべて省き、規模を小さくしてなんとか会社は生き残ることができました。

10か月かかってようやく精神的に立ち直り、会社の机の前に座れるようになったとき、もう一度スタッフたちと一緒に基本に立ち返り、改めて「自分に、うちの会社に何ができるか」を整理しようと考えました。そんなとき、売り上げの一部をガーナの子どもたちに寄付するというチョコレート屋さんや、同じく売り上げの一部を琵琶湖の浄化に使うというビール会社の取り組みなどを知りました。こういう貢献もあるのか。世の中は変わる。そう確信し、まず大企業のCSR(企業の社会的責任)について調べ始めました。そして、そうした活動は続けなければただのボランティア、もっといえば自己満足にすぎない。サステイナブルである必要性を実感したのです。

とはいえ、ヘアアクセサリーのビジネスで何ができるのかまったくわからない。まずは途上国の子どもたちに奨学金を寄付し、そのご縁でラオスに行く機会を得て、販売していない見本品などのヘアアクセサリーを大量に持っていったのです。それを配ったら、子どもたちが大喜び! 私たちがプレゼントできる数には限りがあるので、不要になったヘアアクセサリーの寄付を募りました。送ってくれた人にはクーポンを差し上げることで、ビジネスにもつなげました。

そうして数万個単位で寄贈できるように。ただ、本当に彼らが求めているのは就業や教育の機会であり、それらがなければ本当の意味で貧困から脱することはできない。現地で若い人たちの声を聞き、そのことに気づきました。そこで、カンボジアのNGOでセールスやマーケティングの職業訓練を受けている現地の人とヘアアクセサリーの販売会を開催し、その売り上げを再び職業訓練の費用に当ててもらうように。ヘアアクセサリーは女の子だけにしかあげられないけど、現地のお金に換えることで男の子や若い人たちの支援にもつながるのです。

しかし一方で、やはりヘアアクセサリーだけではできることに限界がある。もう一歩、先に進むことはできないか。そのとき「もったいないものをITを使って次の人につなげる」というアイデアにたどりつきました。「日本はモノであふれている。誰かがもう要らないと感じたものも、他の誰かが笑顔で喜んで使ってくれる。私が笑顔の橋渡しになれないか」とヘアアクセサリーの寄贈経験で感じていたからです。

2018年に訪問したカンボジア。クラウドファンディングで集めたお金でトイレを建設し、6000点の文房具を寄贈。

ーーそれが2回目の起業につながるのですね?

はい。会社を経営したこと、そして寄付活動をしたことで、あることが見えてきました。それは、会社の経営者の中には「儲けられたらそれでいい」という社長が少なからずいて(悪いことでもないですが)、一方でNPOには「儲けることは悪」といいながら食べていけない人もいること。極端な例ですが(笑)。これからの社会においては、経営者こそ社会性を持つべきだし、社会性に偏っている人たちはもっと経営を勉強しないと結局続かなくなってしまう。私はその真ん中を行こう。そう決めました。

社会問題の解決をビジネスとして取り組むのは非常に難しい。でも、2回目の起業ならあえて難しいところにいこう、と。そこで着目した「もったいないものの最たる例」が「食べ物」です。食品ロスは数年後にはますます大きな社会問題になり、政府も解決に向かい後押ししてくれるに違いない。SDGsという言葉を知る人はまだ少ないが、これから浸透してくるはずだ。私なりの経営者としての判断でした。

そして2018年、テストマーケティングを兼ねてクラウドファンディングをした後、通販サイト「ロスゼロ」を立ち上げました。当初は生産者の規格外商品やメーカーで出る余剰の食品のフードシェアリングなど手がけていたのですが、現在はそれに加え、余剰の材料を使ったオリジナルのエシカル商品作りも始めています。食品ロスをネガティブに捉えるのではなく、新たな命を吹き込み価値ある商品に生まれ変わらせ、それをしっかり食べ切ることで、食べた人は社会貢献ができ、メーカーは廃棄コストを減らすことができる。かつ、メーカーのブランドは決して棄損せず、むしろブランディングにつながる。ロスゼロのコンセプトは「ロスが減る。笑顔が増える」。それが私が理想とする「ロスゼロ」なのです。

かつて食品に限らず余剰品の廃棄をメーカーはブランド維持などの理由で隠すことがあり、ある意味ブラックボックスみたいなところがありました。私はここを解決するビジネスの市場は大きいと考え、むしろそこに切り込んでいこう、と。SDGsに積極的に取り組む企業は増えてきており、食品ロス対策への意識、機運は確実に高まってきています。食品関連の事業者だけでなく、百貨店や電鉄会社、損害保険会社など、さらには自治体など、幅広い世界の方々から興味を持ってもらい、実際、すでに多くの企画や商品がスタートしています。

ーーコロナ禍になってからは、状況も変わったのでは?

インバウンドが激減し、東京や京都のお土産がたくさん売れ残ったり、北海道で感染者が急増したときには大量のトウモロコシが売れ残ったりしました。また、レストランや百貨店が休業、時短要請を余儀亡くされたことで、そこに食材を納品するメーカーや生産者に、行き先をなくした食品が発生。「ロスゼロ」では、そうした食材や商品の販路を新たに提供する取り組みも進めています。

ーーこれから思い描くビジョンは?

世の中の「もったいないもの」を減らすリーディングカンパニーと認識される企業を目指して全力で取り組みます。ロスゼロとは「考え方」であり、ロスゼロ「する」という、動詞になればいいと思っています。そして、食品ロスの課題は非常に大きいので、他企業やNPO、地域、自治体、大学との連携も大切です。そのためにも、ロスゼロの信用力や実績を積み上げていかねばなりません。

サイト名を「フードロスゼロ」としなかったのは、これから先、食品以外でも「もったいないもの」を扱う可能性があるから。5年後、10年後には、食品ロスはもちろん、もったいないものを減らして笑顔に変えられるような、他のジャンルの仕事にも需要があるでしょう。

そしてもう一つ。私が「もったいない」と感じるのは「女性の能力」です。私が結婚、出産した時代はもちろん、それから25年近く経っても、やはり女性の能力は活用しきれてない。日本にとって非常に大きな損失だと考えます。

女子大での講義の様子。自分の経験を踏まえ女性のキャリアの形成について講義。

現在、NPO法人同志社大学産官学連携支援ネットワークで理事を務め、未来の経営を学ぶ「未来経営塾」や、社会性を持った起業家を支援する「社会起業家養成塾」で、起業家を目指す学生たちの支援に取り組んでいます。また、女性活躍推進サミット「WIT Kyoto」を始め、多様な女性の生き方を知ってもらおうと、私のこれまでのキャリアや人生などについて講演しています。女性や若者といった社会に対してちょっとディスアドバンテージがあるマイノリティーに対して、私の経験や思いを話すことで、少しでも何かを始めよう、動こうと思うきっかけを伝えられたらと思っています。

女性はお子さんがいらっしゃる場合、小さい時と成長して手を離れた時では状況が大きく変わります。起業するにしても、売り上げ一辺倒ではなく、どこを、何を大事にするか。仕事と家庭のバランス、つまりワーク・ライフ・バランスは人それぞれで、幸せの価値観もそれぞれ異なります。私の場合は「生き方が働き方」ですので、ワークとライフの境目がありません。そういう人もいます。だから、ロールモデルは多い方がいい。年商100億円を上げる女性経営者が出ることはとてもすばらしいけれど、年商10億円が10人でも、1億円が100人でも、もっと言えば1,000万円が1,000人出てくるような社会になれば、より女性の働き方や生き方のロールモデルが増え、これから何かをしようという女性たちの参考になるはずです。私がやってきたことも多様なロールモデルの一つとして発信していきたいですね。

2018年夏、シリコンバレー・スタンフォード大学にて、ロスゼロについてプレゼンテーション。

ーー最後に、文さんにとって「私によくて、世界にイイ」こととは?

女性の活躍と重なりますが、「社会的マイノリティーの活躍」ですね。まだ男性社会であり、均一性・協調性が求められる日本では、多様性が欠落しているためにマイノリティーが活躍しているとは言い難い。これは最高にもったいない。「少し人と違う」だけではみ出してきた私の人生と重ね合わせても、そう感じています。しかし今思うと、人と違うことは自分の強みに変わりました。違うことは、いいことなのです。たくさんの色んな背景をもった人たちが活躍できる世の中になることができたら、私自身とてもうれしいですし、日本、ひいては世界が幸せになれる。そう信じています。

前編を読む>>>

株式会社ロスゼロ 代表取締役 文 美月

同志社大学経済学部卒。結婚出産、専業主婦を経て自宅起業。ヘアアクセサリー450万点をEC販売し上位1%以下の楽天市場Shop of the Yearを3度受賞する。 2010年より、使わないヘアアクセを回収し、世界10か国に4万点を寄贈及び職業プログラム支援を行う。もったいないものを活かす経験から食品ロス問題に着目し、2018年『ロスゼロ』開始。ECでのシェアリング、未利用材料のアップサイクル食品DtoCを行うほか、大手企業や自治体との連携を進める。
コロナ禍で1日1トン削減を達成し、2020年農林水産省後援「食品産業もったいない大賞」特別賞を受賞。

記者:中津海 麻子

慶応義塾大学法学部政治学科卒。朝日新聞契約ライター、編集プロダクションなどを経てフリーランスに。人物インタビュー、食、ワイン、日本酒、本、音楽、アンチエイジングなどの取材記事を、新聞、雑誌、ウェブマガジンに寄稿。主な媒体は、朝日新聞、朝日新聞デジタル&w、週刊朝日、AERAムック、ワイン王国、JALカード会員誌AGORA、「ethica(エシカ)~私によくて、世界にイイ。~ 」など。大のワンコ好き。

提供:サラヤ株式会社
https://www.yashinomi.jp

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

中津海 麻子

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