繰り返し使える瓶で循環型社会を実現。大塚製薬が「ポカリスエット リターナブル瓶 250ml」を発売!
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繰り返し使える瓶で循環型社会を実現。大塚製薬が「ポカリスエット リターナブル瓶 250ml」を発売!

衛生的で便利なペットボトル。一方で使い捨てプラスチックとして、環境汚染の大きな要因の一つにもなっています。そこで今回大塚製薬が7月12日より発売を開始したのが、「ポカリスエット リターナブル瓶 250ml」です。使用済み瓶は回収して洗浄し、再度製品として発売。私たちは今、使い捨て社会から循環型社会への変化の時代に生きています。(記者:エシカちゃん)

「ミライから来たポカリ」

本製品最大の魅力であるリターナブル瓶。洗って繰り返し使うことによって、プラスチックの大幅な削減につながります。飲み終わった瓶は、循環型ショッピングプラットフォーム「Loop」に返却することで、洗浄工場で綺麗にされ、製造会社で再充填。その後、再度製品として店頭に並ぶ仕組みです。さらに、壊れにくい容器設計にすることで、繰り返し使える容器を実現。まさに、循環型社会の未来から来たポカリスエットと言えます。

また、リターナブル瓶の魅力の一つが、瓶を手に持ったときに直接伝わるひんやり感と、飲み口のやさしい口当たりです。丸みを帯びた独特のフォルムは、手にしっかりと馴染む設計。夏の暑い日に、ポカリスエットの冷たさがひんやりと気持ちよく感じます。さらに、飲み口は厚めに設計されており、口当たりがやさしくソフトな印象に。普段のポカリスエットもより美味しく感じられるとか。

そして、何よりもそのデザイン。どこか懐かしいようで新しいガラス瓶は、若い世代にはレトロ感を楽しめる新しい体験を、一方、昔は瓶で飲んでいた世代には懐かしい感覚をもたらします。また、鮮やかなガラスの青色は夏にピッタリ。ブランドイメージをそのまま表現したボトルデザインで、清涼感を演出しています。発売前には、「容器がかわいい」とSNSで話題になりました。

250mlの飲みきりサイズなのも良いところ。家庭内では冷蔵庫に簡単に収納でき、また、外出先では冷たいまま飲み切れて便利です。

循環型ショッピングプラットフォーム「Loop」とは

実は、瓶によるポカリスエットの発売は、25年ぶり。では、一体なぜ今、瓶入りの飲料を発売するのでしょうか?

その答えが、循環型ショッピングプラットフォーム「Loop」との提携です。Loopはアメリカのテラサイクル社が開発した、循環ショッピングプラットフォーム。使い捨て文化からの脱却を目指し、世界5カ国(米、仏、英、加、日)にて展開されています。

このLoopの存在によって、使用済み瓶を洗浄して製品として再度消費者のもとへ届けるサイクルが可能になっています。

まず、私たちが小売店舗で製品を購入します。このとき、商品価格には瓶のデポジット料金(税込み77円)が含まれています。その後、空になった容器を再度小売店舗にある「Loop専用回収ボックス」へ返却すると、デポジットが返ってきます。一方、返却された瓶は、Loop委託先倉庫へ輸送され、そこで検品と仕分けが行われます。選別された瓶は洗浄工場へと移動し、そこで綺麗に洗浄、消毒されたのち、大塚製薬の工場へ届けられ、ポカリスエットが再充填されるという仕組みです。さらに、リターナブル瓶は耐摩耗性を強化。容器全体には、保護のための特殊加工があるほか、上部と下部にも加工を施し、輸送時の衝撃を鑑賞する設計になっています。

実は牛乳配達の仕組みをヒントに作られたというこのプラットフォーム。もったいない文化が根付く日本において、リユースの価値を提供する新しい消費スタイルになることが期待されています。

「ポカリスエット リターナブル瓶」の仕組みは、このようなLoopとの連携によって成り立っているのです。

例年にない酷暑のこの夏、水分補給は欠かせないもの。ご家庭で、外出先で、ご家族やご友人と一緒に、ガラス瓶入りのポカリスエットを是非試してみてはいかがでしょうか。

【製品概要】

・製品名: ポカリスエット リターナブル瓶 250ml

・発売日: 2022年7月12日

・販売場所: 東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県・群馬県・茨城県・京都府の「イオン」「イオンスタイル」66店舗

*2022年7月12日現在

・容器: 循環型モデル用に強度や使用シーンを考慮して新たにデザインしたリターナブル瓶(ガラス製)

・容量: 250ml

・ラベル: なし(ロゴ等は直接印刷)

・キャップ: 王冠(栓抜きで開けるタイプ)

・メーカー希望小売価格(税抜):230円/本(デポジット料金70円含む)

記者:エシカちゃん

白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。

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