9/7〜9/9は全国のスターバックスへ! エシカルなコーヒーの未来を考える「99キャンペーン」開催 〜味わって応援! 一杯の向こう側にある生産者の暮らしや気候変動に目を向けよう〜
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9/7〜9/9は全国のスターバックスへ! エシカルなコーヒーの未来を考える「99キャンペーン」開催

全国のスターバックスで、恒例の「99 キャンペーン」がスタートしました。2015年以来、持続可能でエシカルなコーヒー豆の購買率「99%」を達成し続けているスターバックスでは、99%にちなんで毎年9月9日を“エシカル(倫理的)なコーヒーの調達について考える日”としています。今年は、気候変動に積極的に挑むコーヒー生産者から届いたシングルオリジンコーヒー『スターバックス®コロンビアサンタンデール』の発売に併せ、定番の『コロンビア』を加えたコロンビア産コーヒー2種をクローズアップ。

9/7〜9/9までのキャンペーン期間中は、生産地のストーリーの発信とともに“99”の文字が描かれたカップでコーヒーを提供します。

世界に先駆けて日本から始まったこの活動、現在ではカナダ、イギリス、南アフリカなど、世界各国のスターバックスにも広がっています!

気候変動のリスクから農園とコーヒー生産者を守る

今、世界中のコーヒー生産地に大きな影を落とす気候変動。この秋、スターバックスがフォーカスしたコロンビアでも、その影響は日々深刻化しています。気温の上昇により、コーヒーの実や豆を食べる害虫が発生。また、長雨や干ばつによってコーヒーの育成サイクルが乱れ、収穫量が激減しています。さらに、コーヒーチェリーと呼ばれる果実の熟成にも悪影響を及ぼし、コロンビア産のコーヒー特有のアロマが損なわれるリスクが指摘されているそうです。

エシカルなコーヒーの調達と高品質な豆の生産のサポート

スターバックスは、コーヒーの生産者を支援する拠点として、世界の主要なコーヒー生産国9ヶ所に「ファーマーサポートセンター」を設立しました。2012年にはコロンビアにも同施設をオープン。コーヒー栽培や土壌の専門家たちとともに、気候変動の影響に対応するためのガイドラインの作成や直射日光を避けるための植樹など、エシカルなコーヒーの調達と高品質な豆の生産のサポートに取り組んできました。

シェードツリーによる日陰栽培を実施

2020年9月2日に発売された『スターバックス® コロンビア サンタンデール』の故郷、サンタンデール県では、9割のコーヒー農園でシェードツリーによる日陰栽培を実施。害虫の駆除対策の指導や水と土壌の管理を推進してきました。この活動が生産量のアップや収入の安定など、コーヒー生産者の生活の向上にもつながっています。

秋にぴったり! コロンビア産コーヒー2種を楽しんで

豊かな伝統をもったサンタンデールのコーヒー栽培は、情熱と開拓精神にあふれた人々によって受け継がれてきました。その味わいは、りんごをかじった時のジューシーな風味とブラウンシュガーの甘みを含んだみずみずしさが特徴

■商品名・価格: 『スターバックス® コロンビア サンタンデール』 250g ¥1,620

※無くなり次第終了

1971年の創業当時から愛されてきたロングランコーヒー。ナッツを感じさせる風味とバランスの取れたやわらかな酸味が楽しめます。プリミティブなパッケージデザインも魅力的

■商品名・価格: 『コロンビア』 250g ¥1,140

※定番のラインナップとして年間を通じて販売中

“作る・守る”情熱を感じながら特別な一杯を味わう

コロンビアをはじめとしたコーヒー生産地が直面する課題の解決に取り組み、世界中のコーヒー生産者の生活を持続可能なものとするために挑戦を続けるスターバックス。コーヒー生産者のストーリーを知り、その情熱を感じながら飲むコーヒーは、いつもより少し特別な一杯になるはず。

コロンビアの自然やそこに暮らす人々、そして気候変動への挑戦に目を向けることは、サステナブルなコーヒーの未来を実現する大切な一歩。期間中にぜひ訪ねてみてくださいね。

記者:エシカちゃん

白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

エシカちゃん

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