【ethica編集長鼎談】みんな電力・高橋智里さん、広報 中村麻季さん(前編)
独自記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
【ethica編集長鼎談】みんな電力・高橋智里さん、広報 中村麻季さん(前編)

パーソナル事業部 個人営業チームの高橋智里さん Photo=Eijiro Toyokura ©TRANSMEDIA Co.,Ltd

ethicaがメディアパートナーとして参加した「サステナブル・ブランド 国際会議2021横浜(SB 2021 YOKOHAMA)」では多くのセミナー、ディスカッション、ワークショップが繰り広げられ、さまざまな貴重な提言や発表が紹介されました。いま注目されている「DX:Digital Transformation」を推進する企業の一つとして紹介された、みんな電力の取り組みについて、パーソナル事業部 個人営業チームの高橋智里さんと社長室 広報チームの中村麻季さんにお話をうかがいました。

電力も個人が自由に選べるような時代

大谷: SDGsの17のゴールの中でも、特に優先度の高い課題として気候変動が挙げられています。また、地球温暖化対策として個人的にも暮らしの中で行動に移していくことが求められています。その中で電力も個人が自由に選べるような時代になったということですけれども、みんな電力について、あるいは電気とSDGsのつながりについて、それから再生可能エネルギー時代の電気ということが一般の方の理解はまだまだ進んでいないように思われます。

そこで、今回は「ethica」の読者である20代~40代前半の女性たちに、御社の取り組みを通じてエネルギーについて考えてもらえればと考えています。まず、御社の事業内容について「ethica」で初めて、みんな電力さんの名前を目にするという方にもわかるようにご紹介いただけますか。

高橋智里さん Photo=Eijiro Toyokura ©TRANSMEDIA Co.,Ltd

髙橋: わかりました。みんな電力は、再生可能エネルギーでつくった電気を企業だけではなく、個人のお客さま向けにも販売しています。再生可能エネルギーでよく勘違いをされているパターンとして、家で再生可能エネルギーを使うためには屋根に太陽光パネルを設置して発電する必要があると思われている方がたぶん世の中の7割8割はいらっしゃると思います。

しかし、実は電力会社を変えるだけで再生可能エネルギーを使えますよというのを、まず皆さんに知っていただきたいなと思っています。

昨日ちょうどみんな電力に電気を供給してくださっている発電所に取材に行ってきました。畑の上にソーラーパネルがある、千葉県市原市のソーラーシェアリングの発電事業者さんなんですけれども、こちらも、みんな電力の顔の見える発電所の1つですね。

昔から代々農業をされていて、その周りで過疎が進んでしまったりとか、農業を手放してしまったとか、耕作放棄地ができてしまったというような課題がある中で、農業が存続していく持続可能な姿勢を保つために、すごくいろいろなことにトライされている農家さんなんです。農家が収入を得るための1つの手段として、こういう発電所を作って電気を売って収入を得るということをやってみたというところなんですよ。

8年ほど前に農林水産省が指針を整えた、畑の上に太陽光パネルを設置して発電するソーラーシェアリングの第1号として始めた発電事業者さんで、今日でちょうど8周年になります。かなり老舗のソーラーシェアリングの先駆けの事業者さんですね。それ以外の農家の方やエネルギー関連の方がこちらを見学されたりして、発電所が徐々に広がっていって、みんな電力にも電気を供給してくださっているみたいな感じですかね。

中村: この事業者さんはすごい思いを持った方なのですよ。ただ単にビジネスで電気を売っているのではなくて、農家って炭を作ったり、薪を作ったりエネルギーを作ることをやっていたのが100年前で、それが今、技術の進歩で進化した形がソーラーシェアリングじゃないかということで、地域で頑張っていらっしゃる発電事業者さんなんです。

大谷: こちらは住所でいうと、どちらになりますか?

髙橋: 千葉県の市原市ですね。千葉はソーラーシェアリングや再生可能エネルギーのメッカで、いろいろな発電所があります。敷地内に竹林があってタケノコが生えていたり、その竹を使って竹炭を作ったりとか、ボランティアの方が来てバーベキューをしたり、このエリアだけで電気も作るし農作物も作るし、循環しているんですよ。こういう思いのある約500の発電事業者さんがいて、顔の見える電力として電気を供給していただいているんです。

ソーラーシェアリング上総鶴舞

大谷: 結構、草の根なんですね。

中村: ええ、そうです。みんな電力は草の根ですね。エネルギーが地域分散型で広がっていくのを応援したいなというのが私たちの思いでもあるので、1カ所に大きな発電所がボーンってあってそこから電気を供給するというよりは、その地域でそれぞれ地産地消できるような発電方法が広がっていくといいなあという思いで、住民の皆様がお金を出し合って皆で発電所を作るということですね。

大谷: お話を伺っていると、エシカの読者が好きそうなストーリーだし、ホッコリするようなお話ですね。

髙橋: そういっていただくと嬉しいです。

背景にあるストーリーを知る、その上で自ら消費するものを選ぶ

中村: 自分が毎日使っている電気が、こういういろいろな思いを持った方が作っているんですよ、面白くないですか、とよくお話させていただいています。

大谷: 確かにそれは面白いですね。

髙橋: いまご自宅で契約している電気がどのようにつくられているのかぜひチェックしていただいて、再生可能エネルギーも選択肢として知っていただきたいなと思います。

大谷: 今「ethica」で2つ連載をしていまして、1つはキコさんの連載で、お子さんができた主婦目線でエコなお話を発信しています。もう1つは八ヶ岳で本格的な循環経済を実践している人のお話を連載していて、どちらももちろん読者と合う話題ということでやっているのですが、今のみんな電力さんのお話もこの2つの連載と雰囲気が近くて読者にマッチしているなあという感じがしますね。

髙橋: オフグリッドといって地域の電力会社から電気を買わずに自家発電をして生きていくという人ももちろんいるんですけど、それは難しかったとしても電力会社を変えるだけで電気料金の行先が、先ほどお話ししたような発電事業者さんに届いて、そのお金が農業とか地域の復興や発展に役立つということを知っていただきたいです。

高橋智里さん Photo=Eijiro Toyokura ©TRANSMEDIA Co.,Ltd

大谷: それはまさにエシカル消費ですね。

髙橋: まさにそうだと思います。このことを知ると、それは素敵だなあとなるので、より納得して電気料金を払っていただけるのではないでしょうか。

これは弊社の特徴の1つなのですが、電気料金の内訳を1円単位で全部開示していまして、みんな電力と契約をしている発電事業者さんに今月いくら届くのかということを公開しています。

自分の買い物が誰の役に立つのか、どの地域に役立っているのかがわかる

大谷: ふるさと納税ではないですけど、自分の買い物が誰の役に立つのか、どの地域に役立っているのかがわかるのっていいですよね。

髙橋: そうですよね。ふるさと納税って、都市にお金が行く分を少し地方に回してという自分の富の分散という側面がありますよね、そういう本質的なこともありますけど、ちょっとした楽しみとしては返礼品がもらえたりということがあって、そこに似ていることとして、みんな電力も今なら選べる発電所が200カ所くらいあって、発電所一覧の中から応援したいところを選ぶことができるんですよ。応援する発電所を選ぶと毎月、みんな電力に払う電気代は変わりませんが、100円を指定した発電所に、電気料金とは別に応援代として届けることができます。それを何か月か続けると、発電事業者さんからミカンジュースが届くなど、新しい交流が生まれます。電気を通じて、発電所のある地域の商品を購入してみるなど、楽しく関係人口が増えていったらいいなと思っているんです。

おひるねみかんODAWARA発電所

おひるねみかんジュース

大谷: 作り手がいるからこそ、この世のものって全て存在して成り立っているということですよね。ただ、電気ってそれが見えにくいので、そこでやられているというところがすごく象徴的な感じがします。

髙橋: 何とか目に見えて実感していただきたいなと思って、こういうことをやらせていただいています。

中村: みんな電力は、まさに日本各地の発電事業者さんから電気を仕入れていて、そこにはきちんとした調達基準があるんです。例えば、大きな環境破壊をしていないか、その地域で訴訟が起きていないか、そういったところをチェックして1カ所1カ所に電気を仕入れさせてくださいとお願いをして、電気を仕入れているんです。

再生可能エネルギーの小売電気事業者って、私が知っているだけでも世の中に60社くらいあって、それぞれが再生可能エネルギー100%の電気を売っているんですけど、実は売っている電気には2種類あります。

1つが実質再生可能エネルギーといういい方をしているもので、うちの電気は再生可能エネルギーですよといって売っているんですけど、非化石証書というカーボンオフセットする証書があって、それを電気の利用分にあてることで再エネっていえるんですね。なので、調達している電気が火力発電とか原子力発電だったとしても、証書を組み合わせることで実質的な再エネと販売することができるんです。

その方法もCO2排出量の削減には貢献しているのですが、皆さんの電気料金の行先は変わらないということになってしまうんです。

(中編に続く)

 

続きを読む(中編)>>>

 

髙橋智里 みんな電力 事業本部パーソナル事業部 個人営業チーム チームリーダー

秋田県秋田市出身。2019年7月みんな電力入社。個人のお客さま向けのWEBプロモーションを担当。みんでんカレー部・ねこ部に所属

中村麻季 みんな電力 社長室 広報チーム マネージャー

愛知県豊橋市出身。トヨタ系自動車部品メーカーでCSR活動の企画推進、企業広報を経験。2020年に2人目の広報としてみんな電力に入社。主に広報戦略の立案、メディアリレーション・プロモート、クライシス・コミュニケーションを担当。

聞き手:ethica編集長 大谷賢太郎

あらゆる業種の大手企業に対するマーケティングやデジタルの相談業務を数多く経験後、2012年12月に『一見さんお断り』をモットーとする、クリエイティブ・エージェンシー「株式会社トランスメディア」を創業。2013年9月に投資育成事業として、webマガジン「ethica(エシカ)」をグランドオープン。2017年1月に業務拡大に伴いデジタル・エージェンシー「株式会社トランスメディア・デジタル」を創業。2018年6月に文化事業・映像事業を目的に3社目となる「株式会社トランスメディア・クリエイターズ」を創業。

創業9期目に入り「BRAND STUDIO」事業を牽引、webマガジン『ethica(エシカ)』の運営ノウハウとアセットを軸に、webマガジンの立ち上げや運営支援など、企業の課題解決を図る統合マーケティングサービスを展開。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

ethica編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
【ethica Traveler】 連載企画Vol.7 宇賀なつみ (終章)『Returning to TOKYO~サステナブルなフライト〜』
独自記事 【 2024/4/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
[エシカ編集部 体験企画]環境や人権に配慮したエシカル素材で心地の良いナチュラルな香りと時間を実感「Care me(ケアミー)」のインバスグッズ
sponsored 【 2024/3/29 】 Health & Beauty
一日の終わりのバスタイムは、その日の自分をとびきり労って心とからだを回復させてあげたい愛おしい時間。そんなセルフケアの習慣にほんの少し、地球環境や自分以外の人にもちょっと良いアクションが取れたら、自分のことがもっと好きになれる気がしませんか? 今回ご紹介するのはエシカ編集部が前々から注目していた、エシカルな素材を使って...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.6 宇賀なつみ (第5章)ゴールデン・ゲート・ブリッジ
独自記事 【 2024/3/27 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
そろそろ知っておかなくちゃ! 水素のこと。森中絵美(川崎重工)×中村知弘(UCC)
sponsored 【 2024/3/26 】 Work & Study
2023年の記録的な猛暑に、地球温暖化を肌で感じた人も多いだろう。こうした気候変動を食い止めるために、今、社会は脱炭素への取り組みを強化している。その中で次世代エネルギーとして世界から注目を集めているのが「水素」だ。とはいえまだ「水素ってどんなもの?」という問いを持っている人も多い。2024年2月に開催された「サステナ...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.5 宇賀なつみ (第4章)サンフランシスコ近代美術館
独自記事 【 2024/3/20 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 本特集では、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブ...
【ethica Traveler】連載企画Vol.4 宇賀なつみ (第3章)アリス・ウォータースの哲学
独自記事 【 2024/2/28 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【ethica Traveler】連載企画Vol.3 宇賀なつみ (第2章)W サンフランシスコ ホテル
独自記事 【 2024/2/14 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】連載企画Vol.2 宇賀なつみ (第1章)サンフランシスコ国際空港
独自記事 【 2024/1/31 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】連載企画Vol.1 宇賀なつみ サンフランシスコ編(序章)   
独自記事 【 2024/1/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【Earth Day】フランス商工会議所で開催するイベントにてethica編集部が基調講演
イベント 【 2023/4/3 】 Work & Study
来たる4月22日は「アースデイ(地球の日)」地球環境を守る意思を込めた国際的な記念日です。1970年にアメリカで誕生したこの記念日は、当時アメリカ上院議員だったD・ネルソンの「環境の日が必要だ」という発言に呼応し、ひとりの学生が『地球の日』を作ろうと呼びかけたことがきっかけでした。代表や規則のないアースデイでは、国籍や...
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(序章)と(第1章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/17 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開しています。今回は、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える」の序章と第1章についてのあらすじと見どころをお届け!(記者:エシカちゃん)
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(第2章)と(第3章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/24 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開中。さまざまなメディアから少しずつ情報を得、それをパズルのように組み合わせてひとつのストーリーを見出す、新しいメディア体験です。 今回は、前回に引き続き、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビュ...
テーマは、ナチュラルモダン『自立した女性』に向けたインナーウェア デザイナー石山麻子さん
独自記事 【 2022/9/19 】 Fashion
株式会社ワコールが展開する、人にも自然にもやさしいを目指すインナーウェアライン「ナチュレクチュール」。オーガニックコットン100%のラインアップが注目を集め、肌あたりやシルエットの美しさが話題になっています。その期待に応える形で、今年9月に新作グループも加わりました。やさしさを突き詰めた製品は、どのような想いや経緯から...
幸せや喜びを感じながら生きること 国木田彩良
独自記事 【 2021/11/22 】 Fashion
ファッションの世界では「サステナブル」「エシカル」が重要なキーワードとして語られるようになった。とはいえ、その前提として、身にまとうものは優しい着心地にこだわりたい。ヨーロッパと日本にルーツを持ち、モデルとして活躍する国木田彩良さんに「やさしい世界を、身に着ける。」をテーマにお話を聞いた。
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【Prologue】
独自記事 【 2021/3/1 】 Health & Beauty
20年以上、トップモデルとして活躍。究極の美の世界で生きてきた冨永愛さん。ランウェイを歩くその一瞬のために、美を磨き続けてきた。それは、外見だけではない。生き方、生き様をも投影する内側からの輝きがなければ、人々を魅了することはできない。「美しい人」冨永愛さんが語る、「“私(美容・健康)に良くて、世界(環境・社会)にイイ...
水原希子×大谷賢太郎(エシカ編集長)対談
独自記事 【 2020/12/7 】 Fashion
ファッションモデル、女優、さらには自らが立ち上げたブランド「OK」のデザイナーとさまざまなシーンで大活躍している水原希子さん。インスタグラムで国内上位のフォロワー数を誇る、女性にとって憧れの存在であるとともに、その動向から目が離せない存在でもあります。今回はその水原さんに「ethica」編集長・大谷賢太郎がインタビュー...
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【chapter1-1】
独自記事 【 2021/3/29 】 Health & Beauty
ファッションデザイナーが描く世界を表現するモデルは、まさに時代を映し出す美の象徴だ。冨永愛さんは移り変わりの激しいファッション界で、20年以上にわたり唯一無二の存在感を放ち続ける。年齢とともに磨きがかかる美しさの理由、それは、日々のたゆまぬ努力。  美しいひとが語る「モデル」とは?
モデルのマリエが「好きなことを仕事にする」まで 【編集長対談・前編】
独自記事 【 2018/12/24 】 Fashion
昨年6月、自身のファッションブランドを起ち上げたモデル・タレントのマリエさん。新ブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS(パスカルマリエデマレ、以下PMD)」のプレゼンテーションでは、環境に配慮し無駄を省いた、長く愛用できるプロダクトを提案していくと語りました。そして今年9月、ファッションとデザインの合同...
国木田彩良−It can be changed. 未来は変えられる【Prologue】
独自記事 【 2020/4/6 】 Fashion
匂い立つような気品と、どこか物憂げな表情……。近年ファッション誌を中心に、さまざまなメディアで多くの人を魅了しているクールビューティー、モデルの国木田彩良(くにきだ・さいら)さん。グラビアの中では一種近寄りがたい雰囲気を醸し出す彼女ですが、実際にお会いしてお話すると、とても気さくで、胸の内に熱いパッションを秘めた方だと...
東京マラソンと東レがつくる、新しい未来
独自記事 【 2022/5/2 】 Fashion
2022年3月6日(日)に開催された東京マラソン2021では、サステナブルな取り組みが展開されました。なかでも注目を集めたのが、東レ株式会社(以下、東レ)によるアップサイクルのプロジェクトです。東レのブランド「&+®」の試みとして、大会で使用されたペットボトルを2年後のボランティアウェアにアップサイクルするとい...

次の記事

ニューヨーク近代美術館(MoMA)のデザインストアでも人気のアイテム「プルタブ・シリーズ」について『Love&sense』代表の高津玉枝さんをインタビュー
読者対話型連載「あなたにとってウェルビーイングとは何か」 第1章:ネパールと人々のつながり編(第4節) 「読者」と「ethica編集部」の交流の場(オンラインオフ会)連動企画「あなたにとってウェルビーイングとは何か」

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます