シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル、国内大手企業4社と協力し、修学旅行向けSDGs学習プログラムをスタート
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シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル、国内大手企業4社と協力し、修学旅行向けSDGs学習プログラムをスタート

近年は、学校教育の場でもSDGsが盛んです。特に探求学習の一貫として、修学旅行で児童・生徒が持続可能な取り組みを学ぶ機会も増えてきています。シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルが20234月よりスタートさせるのが、修学旅行の生徒向けにSDGs学習プログラムを提供する企画です。食とつながりのある、国内大手企業4社と協同し、未来を担う次世代に学びの機会を提供。生徒たちに、社会問題に関心を持ってもらうことを目指します。(記者:エシカちゃん)

修学旅行向けSDGs学習プログラム

今回、修学旅行向けに提供されるのが、生徒参加型の充実した研修。修学旅行としてシェラトンホテルに滞在する際、夕食会場において協賛企業のいずれかの社員が講師として登壇。自社のSDGsに関する取り組みを、ゲームやクイズ、Q&Aセッションなどを通して説明することで、SDGsに対する理解を促進します。

スタッフやゲストとともに、地球環境や地域コミュニティへの貢献活動

シェラトンホテルを展開するマリオット・インターナショナルは、2025年末までの行動指標をまとめた「サーブ360 : あらゆる角度からの慈善活動」を制定。全世界規模で展開するホテル事業に関わるスタッフやゲストとともに、地球環境や地域コミュニティへの貢献活動を行っています。

そんなシェラトンホテルの社会貢献活動に賛同し、今回協力することになった4社をご紹介して行きます。

協力会社その1「株式会社モスフードサービス」

モスバーガーを展開するモスフードサービス株式会社は、創業当時から地域に密着した店舗づくりに取り組んできました。「食を通じて人を幸せにすること」を経営ビジョンとし、多様化する食に対応する商品開発も盛んです。主要材料に動物性食材を使用しない、「プラントベースハンバーガー」はその代表的な商品です。

主要原材料に動物性食材不使用のバーガー 「グリーンバーガー<テリヤキ>」

モスの国産生野菜

協力会社その2「株式会社ロッテ」

お菓子メーカーであるロッテ株式会社は、企業全体として「2028ESG中期目標」を制定。「食の安全」「建食と健康」「環境」「持続可能な調達」「従業員の能力発揮」の5つを重要課題に掲げています。たとえば、「持続可能な調達」では、主力商品であるチョコレートの原材料カカオ豆に関して「フェアカカオプロジェクト」を実施中。現地農家とのフェアトレードはもちろんのこと、カカオ豆生産地における児童労働の問題などに積極的に取り組んでいます。

フェアカカオプロジェクト

カカオ豆生産地にて

協力会社その3「カルビー株式会社」

カルビー株式会社は、ステークホルダーである消費者に対し、食品の見える化を促進する「フードコミュニケーション」を実施。経営の根幹にもサステナビリティを据え、食を通じた社会問題の解決を目指しています。

持続的調達に向けた新品種の開発

契約農家さんとフィールドマン

協力会社その4「イオン株式会社」

イオン株式会社は、グループ全体を通して、脱炭素型、資源循環型のライフスタイルを提案してきました。とりわけ、店舗の敷地内に植樹する「イオン ふるさとの森づくり」や、再生可能資源を循環する取り組みとして、食品トレーやアルミ缶、ペットボトルなどの店頭での回収を実施。サプライチェーン全体でSDGsに貢献しています。

「イオン ふるさとの森」に生息する 「いきもの調査」の様子

いずれも、「食」と深い繋がりのある企業であり、またSDGsに積極的に取り組んでいる国内大手企業です。

研修会は完全予約制。学習プログラムを通して、より質の高い修学旅行を提案すると同時に、これからの未来を担う次の世代を育成し、持続可能な社会を目指していきます。プロジェクトの開始は20234月です。

記者:エシカちゃん

白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティを提案していこうと思います。

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