廃棄されるお花に新たな命を吹き込む、サステナブルな『ロスフラワーキャンドル』 安永かおりさんによるワークショップ開催
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廃棄されるお花に新たな命を吹き込む、サステナブルな『ロスフラワーキャンドル』 安永かおりさんによるワークショップ開催

お花屋さんで売れ残ってしまった切り花、結婚式場で使われたブーケや装花、さらには、イベント会場の装飾用の花など役目を終えた花々がいったいどうなってしまうのかご存じでしょうか。実はそのままゴミとして捨てられてしまうんですって。まだまだ十分美しく咲き誇って人々の目を楽しませてくれることもできるというのに、何とももったいない話ですよね。

鎌倉にある全16室の小さなホテル「HOTEL AO KAMAKURA」では、そんな廃棄花にもう一度、新たな命を吹き込み、サステナブルな「ロスフラワーキャンドル」を作ってクリスマス前のひと時を楽しむ「クリスマスキャンドルワークショップ」を12月19日に開催します。(記者:エシカちゃん)

フラワーキャンドルデザイナー 安永かおりさん

ワークショップ当日の講師を務めるフラワーキャンドルデザイナー安永かおりさんは、世の中にあふれている廃棄花を少しでもなくしたいとの想いからSNSを通じて「ロスフラワーキャンドルプロジェクト」を呼びかけ、HOTEL AO KAMAKURAの開業時から披露宴で使用した装花を引き取って素敵なキャンドルに蘇らせる取り組みを行っています。もちろんSDGsの考え方にもつながる、とても意義のある活動ですし、新たな命を与えられた花たちも喜んでくれると思いますね。

イベント当日は安永さんの指導で、参加者が思い思いのロスフラワーキャンドルを制作、キャンドルが固まるまでの間は鎌倉で長年親しまれてきたホテル内のレストラン「鎌倉 松原庵 青」のお料理も楽しめます。

ちなみに、キャンドルは二重構造になっていますので、草花が入った外側の層は溶けたり、燃えたりすることなく美しいまま残って、ゆらぐ炎が内側から花を美しく幻想的に照らし出してくれるそうです。当日は1人でも参加できるそうですから、世界に1つしかないオリジナルのキャンドルを作って、あなただけの大事な宝物にしてみてはいかがでしょうか。

「クリスマスキャンドルワークショップ」概要

《日時》12/19(月)*予約制 / 各部先着10組
【午前の部】10:30~13:00
【午後の部】16:00~18:30
《場所》HOTEL AO KAMAKURA 4階 Banquet room
《料金》
ワークショップ6,600円+参加人数分の食事1名2,888円(税金・サービス料込)

《予約》0467-55-5582(10:00~18:00/ 火・水定休)

講師:安永かおりさん

都内の企業に務める傍ら趣味で「海」をモチーフにしたキャンドル作りをスタート。2016年にオリジナルブランド「moani(モアニ)」創設。2019年から廃棄される草花やドライフルーツを色彩豊かに詰め込んだ「ボタニカルキャンドル」やブーケやスワッグ(壁飾り)などの制作を軸足にワークショップや教室を主宰するなど幅広い活動を行っています。2020年には「日本サステナブルフラワー協会」を発足。SNSを通じて「ロスフラワーキャンドルプロジェクト」を呼び掛けるとともにアーティスト育成などに力を入れています。

記者:エシカちゃん

白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティを提案していこうと思います。

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エシカちゃん

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