【ethica-Tips】京都のサステナ発見! 「着物のアップサイクル」、「ザ・リッツ・カールトン京都」の話
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【ethica-Tips】京都のサステナ発見! 「着物のアップサイクル」、「ザ・リッツ・カールトン京都」の話

京都は1,200年もの間、日本の首都であり続けた、世界にも類を見ないサステナビリティを体現している地域です。三方を山に囲まれた緑あふれる街で、ビルの高さ規制や屋外広告規制等により、美しい景観が守られています。

1997年12月11日、地球温暖化についての京都議定書(COP3)が京都国立国際会館で採択され、それ以来「Kyoto」は環境へ配慮した取り組みを示唆するキーワードになりました。(出典:公益財団法人京都文化交流コンベンションビューロー)

ethicaでは、そんな京都からサステナブルな取り組みを学ぼうという「京都サステナ発見!」今回は2つの取り組みをご紹介します。(記者:エシカちゃん)

着物のアップサイクルを広げて衣料の廃棄問題を解決する

京都発の着物アップサイクルブランド「季縁-KIEN-」をご存知ですか。タンスに眠っていた着物を活用して、見事なドレスを仕立てています。

「季縁-KIEN-」や、きもののアップサイクル専門サービス「キモノヌッテ-kimononutte-」を手掛けている株式会社季縁。着物をアップサイクルして美しいシルエットの斬新なドレスを世に送り出しています。

株式会社季縁は、12月15日にビック・ママとの提携を発表し、全国の「BIG MAMA10店舗で「季縁-KIEN-」や「キモノヌッテ-kimononutte-」の全アイテムを対象にしたサービスを受付を開始しました。これらの提携店でも着物の持ち込みや採寸、オーダーに対応することになりました。

提携店舗:BIG MAMA 六本木ヒルズ店・二子玉川店・アトレ吉祥寺店・中野丸井店・アトレ目黒店・ルミネ有楽町店・ルミネ新宿店・ルミネ池袋店・アトレ恵比寿店・日本橋高島屋店

衣服の大量廃棄問題の解決を促す、素晴らしい取り組みですね。着物のアップサイクルを通じて、サステナブルに新しいおしゃれを楽しめるチャンスが広がります。着物の艶やかなデザインを活かしながら、モダンでフェミニンなドレスを生み出す季縁の魅力に触れてみて。

ザ・リッツ・カールトン京都に「サステナブル・クリスマスツリー」が2年連続で登場!

続いてはサステナブルなクリスマスの話題をお届けします。ザ・リッツ・カールトン京都が使用済の枝葉をあしらった「サステナブル・クリスマスツリー」を12月25日(日)まで、館内ロビーにディスプレイしています。昨年に続いて2年連続でのお目見えです。

ザ・リッツ・カールトン京都は資源の再利用を通じて、SDGsの目標の一つ「つくる責任 つかう責任」の達成に貢献。「サステナブル・クリスマスツリー」には、昨年も使用した「七夕の竹」や「枯れた盆栽」、「ソテツ」に加えて、「紫陽花」、「ドラゴン柳」、「グレビレア」を新たに飾っています。フラワーデザイナーが手作業でゴールドに色付けしている6種の素材を組み合わせた、高さ2mものツリーは見応え十分です。

イタリア料理店「ラ・ロカンダ」も、「蓮の実」や「びわの葉」など4種の再利用素材を使った華やかな装飾を入り口に設置し、来店客をお出迎え。そして、エントランスには「枯れた盆栽」を再利用した装飾を施し、サステナブルなクリスマスを演出します。

京都発の着物アップサイクルブランド「季縁-KIEN-」と、京都の鴨川沿いに位置するザ・リッツ・カールトン京都によるサステナブルな話題はいかがでしたか。伝統と革新が息づく京都から発信されるエシカルなトピックスに今後も注目していきたいと思います。

記者:エシカちゃん

白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

エシカちゃん

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