これを読んだらきっと日本のママ達は羨ましくなる《ドイツでの1日の生活》
Blog
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
2,491 view

私は現在、文部科学省が展開する「トビタテ!留学JAPAN」の9期生として1年間ドイツに来ています。

今回はドイツの生活と家族の在り方について、私の家族の例とともに紹介したいと思います。

これを読んだらきっと日本のママ達は羨ましくなるはず

私の家族はお父さん、お母さん、お姉ちゃん(19歳)、妹(15歳)の4人家族。とても仲が良く、笑いの絶えない家族です!

ドイツの朝は早いが、家族みんな揃っての夕食

先ず、ドイツの朝は早い!私は毎日7時55分に家を出るのですが、いつも私が最後です。その代わり、夕方と夜がとにかく早い。16時に帰ってくるとだいたいみんな家にいます。お父さんとお母さんは学校の先生なのにもかかわらずお昼過ぎには帰ってきています

いつも16時頃にはみんな集まって軽い夜ご飯を食べます。その後の各アクティビティに備えるためです。20時頃にもパンなどを食べる時もありますが、家族みんな揃っての夕食は16時頃!

たくさんあるパンの中から好きなものを選んで、好きなトッピング(チーズ、ハム、ジャム、Nutellaなど)を選んで各自食べます。

朝もお昼もセルフサービスなのでお弁当を用意する必要がない

朝ごはんは毎日シリアル、もしくはパン。たくさんあるパンの中から好きなものを選んで、好きなトッピング(チーズ、ハム、ジャム、Nutellaなど)を選んで各自食べます。あとはフルーツや自手作りのヨーグルトを食べます。

お昼ご飯も同様で好きなパンでサンドイッチを作って持って行きます。パンの種類が違うので同じトッピングでも飽きない!こんな感じで朝とお昼は料理の必要がありません。朝もお昼もセルフサービスなのでお母さんはお弁当を用意する必要もなし。

日本とは大違い。帰るのが早い人が夜ご飯の担当

夜ご飯は毎日変わります。濃すぎず薄すぎず、美味しい! 日本人の舌にも合う味(このおかげか今の所日本食シックにはなってません)そして夜ご飯は(写真のように)毎日担当が決まっています!大体帰るのが早い人が担当!お母さんが毎日作る日本とは大違い。。。

献立表 / その日のお料理担当。

1週間分の献立を決め、1週間分まとめて買い物

献立まで決まっているので買い物は1週間分まとめて出来ちゃいます。私のお家には料理を簡単にするためのミキサーとかスチーマーとかがいっぱいあるので料理自体も結構簡単!食べ終わった後は食器をそのまま大きな食洗機に入れるだけ。月に何度かお掃除の人が来るので家の掃除の必要もありません。

こんな感じで、大きな食洗機になんでも入れるだけ!4時間かけて入念に洗ってくれるので、事前に水洗いする必要はありません。お皿からお鍋まで、食べ終わったら入れるのみ。

家事そのものの数が少ない

こんな感じの毎日で「お母さんが家事をやる」という印象が全くありません。家事そのものの数が少ないのと、お昼過ぎには帰ってくるのでとにかく時間に余裕がある。

家族の中で、お父さんとお母さんが最もアクティブ!

さらに驚きなのはお父さんとお母さんがすごくアクティブなこと!夜にスポーツをしに出かけたり、ダンスに行ったり、合唱の練習に行ったりしています。もちろんホストシスターの2人もアクティブですが、それに負けないくらいお父さんお母さんもアクティブ。

日本でも導入できたら素敵な生活

時間の感覚と、食べ物の文化の影響か、家事=お母さん、仕事=お父さん(私の固定観念かもしれないけれど)日本とは本当に大違いです。家族みんなが同じ生活をしているような感覚です。すごく素敵な文化だなと思います。

どうにか日本でもこんな生活が、少しずつ導入できたらいいなと思う毎日です。

記者:スミレ

1997年生まれ。千葉県出身の大学生。トビタテ9期生として、2019年1月よりドイツに留学中。2016年よりNPO法人じぶん未来クラブにて学生ボランティアとして活動。日本各地で行われる教育ワークショップにてこれまでに1000人以上の子どもたちと関わる。ボランティアリーダーとして各ワークショップを率いたり、新規ボランティアを対象とした研修等も行う。学業やアルバイトからは得ることのできない「ボランティアの魅力」を1人でも多くの学生に伝えたいとの想いのもと、「ボランティア先進国」と呼ばれるドイツにてボランティアを行いその仕組みを探る。

Pay it Forward ~優しさは連鎖する~

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

スミレ

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
【連載】評伝小説「ボルネオ・サラリーマン」 (第1話)逆張り者
独自記事 【 2025/9/5 】 Work & Study
この物語は、大阪を拠点とする一企業・サラヤが20年にわたり、ボルネオという地で環境保全活動に取り組んできた軌跡を一人のサラリーマン・廣岡竜也の目線から辿った記録である。 人と地球にやさしい「ヤシノミ洗剤」を生み出したサラヤが、環境を破壊しているという誤解を受けたことが発端となり、次々と困難が立ちはだかるも、諦めない者た...
【連載】評伝小説「ボルネオ・サラリーマン」 (序章)最初の関門
独自記事 【 2025/8/31 】 Work & Study
この物語は、大阪を拠点とする一企業・サラヤが20年にわたり、ボルネオという地で環境保全活動に取り組んできた軌跡を一人のサラリーマン・廣岡竜也の目線から辿った記録である。 人と地球にやさしい「ヤシノミ洗剤」を生み出したサラヤが、環境を破壊しているという誤解を受けたことが発端となり、次々と困難が立ちはだかるも、諦めない者た...
持続可能な酪農の実現を支える明治の取り組みと、乳業の歴史
sponsored 【 2025/9/3 】 Food
乳製品やチョコレートなどの食品を取り扱うメーカーである明治(Meiji)。大ヒット商品でもある「明治おいしい牛乳」や「明治ブルガリアヨーグルト」などは冷蔵庫に常備され、マストアイテムになっている…なんて家庭も多いのでは?そんな私たちの日常生活に欠かせない明治グループは、2021 年から「健康にアイデアを」をグループスロ...
【単独取材】料理に懸け30年、永島健志シェフが語る美食哲学
独自記事 【 2025/10/9 】 Food
この取材は、かつて学校が苦手な不良少年だった、永島健志さんが、料理という表現と出会い「世界のベスト・レストラン50」で世界1位を5度獲得したスペインのレストラン「エル・ブリ」で修業し、帰国後に体験型レストラン「81」を立ち上げた貴重な経験を語って頂いたものである。
アラン・デュカス氏が登壇「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2025」 記者発表会レポート
INFORMATION 【 2025/9/15 】 Food
今年で開催15回目となる「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク」は、少し敷居が高いと感じてしまう人もいるフランス料理を、馴染みのない人にも楽しんでもらいたいという思いから誕生したグルメフェスティバルです。期間中(9月20日〜10月20日)は、参加しているレストランにて特別価格で、本格的なフレンチのコース料理を...
水原希子×大谷賢太郎(エシカ編集長)対談
独自記事 【 2020/12/7 】 Fashion
ファッションモデル、女優、さらには自らが立ち上げたブランド「OK」のデザイナーとさまざまなシーンで大活躍している水原希子さん。インスタグラムで国内上位のフォロワー数を誇る、女性にとって憧れの存在であるとともに、その動向から目が離せない存在でもあります。今回はその水原さんに「ethica」編集長・大谷賢太郎がインタビュー...
【ethica Traveler】連載企画Vol.1 宇賀なつみ サンフランシスコ編(序章)   
独自記事 【 2024/1/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【連載】評伝小説「ボルネオ・サラリーマン」 (第2話)新天地
独自記事 【 2025/9/25 】 Work & Study
この物語は、大阪を拠点とする一企業・サラヤが20年にわたり、ボルネオという地で環境保全活動に取り組んできた軌跡を一人のサラリーマン・廣岡竜也の目線から辿った記録である。 人と地球にやさしい「ヤシノミ洗剤」を生み出したサラヤが、環境を破壊しているという誤解を受けたことが発端となり、次々と困難が立ちはだかるも、諦めない者た...

次の記事

ネガティブな印象を変えるために来たコロンビア人《Peace Messenger》
一杯のコーヒーから広がる「 99 」への想い 。 【後編】スターバックス コーヒー ジャパン Social Impact チーム 酒井 恵美子さんインタビュー

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます