”旅先”に似合うファッションを”現地”で手配「FIT the Localプロジェクト」
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”旅先”に似合うファッションを”現地”で手配「FIT the Localプロジェクト」

“旅先”ならではのファッションを”現地”で手配してくれる・・。そんな、旅先にしかないクローゼットを目指す「FIT the Localプロジェクト」が、株式会社ウサギ・ジャポンに事業継承され、再始動することになりました。(記者:エシカちゃん)

現地で旅用の服やドレスを手配できていたら・・。

楽しみにしていた、ラスベガスへの報償旅行。しかし、大雪の影響で、旅行先に持っていくドレスの入ったスーツケースが、空港に届かなくなってしまいました。

旅先で着る服やドレスを準備できないが為、このラスベガス旅行はキャンセルせざるを得なくなりました。

「現地で旅用の服やドレスを手配できていたら・・。」

上記の旅行を担当したコーディネーターが漏らしたこの想いから、1つのプロジェクトが動き始めます。

FIT the Local プロジェクト

「現地で旅用の服やドレスを手配できていたら・・。」を叶える為、2015年から計画が始まった「FIT the Localプロジェクト」は、”旅先”に似合うファッションを”現地”で手配する、言うなれば、旅先にしかない特別なクローゼットとなるサービスを構想しました。

単に「旅行に持っていく服を減らす」だけではなく、旅先のブランドや現地の素材を活かした装いを提案することで、ファッションもまた「旅を楽しむ要素」へと変貌します。

旅先で人や文化に出会うのと同じように、ファッションにも出会うーー。

それは、「そこ(現地)にあるものを分かち合う」ことによってしか生じない旅の醍醐味を、より一層、尊いものにしてくれるのではないでしょうか?

現に、ハワイの団体旅行客に、アロハシャツやドレスを提供するテストを実施したところ、大きな手応えが得られたそうです。

また2022年には、FIT the Localプロジェクトは、ビジネスモデル特許(特願2020-204242)取得にも至ります。

FIT the Local サービスが描くビジョン

”旅先でその土地ならではの装いを楽しみ、自分自身や大切な人との思い出、そして現地の環境、文化、人々との出会いをより豊かにすることです。

単に「旅に持っていく服が減る」という旅行のスムーズさを提供するだけでなく、装いを通じて訪問国の文化や信仰への理解を深め、交流を促進するきっかけとなることを目指しています。

また、観光地の環境・経済などに配慮したサステナブル・トラブルについて考えるきっかけとなるよう、意識しています。”

日本への関心を持つ外国人が急増している昨今だからこそ、FIT the Localプロジェクトは、日本を楽しむ「新しい旅」を広げていく、きっかけになるかもしれません。今年の秋以降には、徐々にサービスの提供を開始していくとのこと。訪れる人も、受け入れる人も、双方が「旅」で豊かに繋がることが叶う、そんな旅行とファッションの掛け合わせに注目です。

 

旅というと、訪れた人(旅行客)ばかりに目がいきがちですが、旅の輝きを作るのは、実のところ、現地に暮らす人たちなのかもしれません。そんな風に考えてみると、「分かち合う」スタイルこそが、旅を楽しむ最大の秘訣であるような気がします。

記者:エシカちゃん

白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

エシカちゃん

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