【ethica-Tips】京都のサステナ発見! 天然木・染め・デニム
INFORMATION
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
3,048 view
【ethica-Tips】京都のサステナ発見! 天然木・染め・デニム

京都は1,200年もの間、日本の首都であり続けた、世界にも類を見ないサステナビリティを体現している地域です。三方を山に囲まれた緑あふれる街で、ビルの高さ規制や屋外広告規制等により、美しい景観が守られています。

1997年12月11日、地球温暖化についての京都議定書(COP3)が京都国立国際会館で採択され、それ以来「Kyoto」は環境へ配慮した取り組みを示唆するキーワードになりました。(出典:公益財団法人京都文化交流コンベンションビューロー)

ethicaでは、そんな京都からサステナブルな取り組みを学ぼうという「京都サステナ発見!」企画が進行中。

今回は、天然素材とリサイクルに着目した3点をご紹介します。(記者:エシカちゃん)

香りでととのう、国産木を利用したウッドアロマディフューザー「rin(リン)」

京都のサステナブルなホテル「THE THOUSAND KYOTO(ザ・サウザンド京都)」が、新たに発表したのが、天然木を用いたアロマディフューザー「rin(リン)」。素材には国産の針葉樹を使用。国内の未利用資源を利用することで、林業の衰退を防ぐとともに、森を健やかに保つことを目的としています。

天然木だから、一つ一つ異なる表情を持っているのが特徴。さらに、使い方次第で木目の表情が経年変化していくのもとっても魅力的です。通常のアロマディフューザーと異なり、木目に染み込んだアロマが自然と蒸発していく作用を利用しているので、香りの広がり方がゆっくりで、かすかなぬくもりを感じることができます。

モダンなメタルフレームは、現代的なインテリアに馴染むデザインなので、リビングはもちろんのこと、寝室や玄関などに設置しても良いかも。

オリジナルアロマオイル&ウッドディフューザーrin(リン)セット

内容:アロマオイル10ml×1 本 / ウッドディフューザー×1

販売価格:6,900 円(税込)

販売場所:THE THOUSAND KYOTO1 階 フロント / THE THOUSAND KYOTO ONLINE SHOP

天然染めのミニバンダナをプレゼント!「プリスティン京都店」1周年記念キャンペーン

「必要なものを、必要な分だけ。長くたいせつにする暮らし。」をコンセプトにするショップ「プリスティン」は、洗濯水の量り売りから、衣料(プリスティン製品)のリペアまでを行うサステナブルなお店。

京都市中京区に昨年オープンした「プリスティン京都店」が1周年を迎えるにあたり、京都の職人が染めた植物染めバンダナのプレゼント企画が開催されます。

化学染料を一切使わず、植物が本来持つ色のみで染めたバンダナは、どれも優しい風合いに。ブルーは「藍」、グレーは「五倍子」、ピンクは「茜」、初お披露目のイエローは「マリーゴールド」を使用して染め上げられています。

デザインはペイズリー柄。ペイズリーはコットンが由来とも言われていますが、このデザインには「国産の綿がますます増えるように」という願いが込められているのだとか。

プリスティン京都店 1周年記念キャンペーン概要

キャンペーン期間:2023年4月21日(金)から5月28日(日)

植物染料でプリントしたミニバンダナで包んだプレゼント(プリスティン京都店でキャンペーン期間中に11,000円(税込)以上をお買い上げの方が対象)。なくなり次第、終了となります。

リサイクルデニムを使用した限定巾着がもらえる宿泊プラン「京都タワーホテル・京都タワーホテルアネックス」

「京都タワーホテル」ならびに「京都タワーホテルアネックス」が今回、「京都デニム」のオリジナル巾着と、京都生まれの和漢化粧品「京乃雪」のアメニティがついた宿泊プランの提供を開始。

「京都デニム」は、江戸時代中期から着物の製造を行っている老舗呉服屋が展開するデニムブランドです。着物制作で培った技術をデニムづくりに活かすことで、絶妙な調和を生み出し、いつまでも長く使えるデザインを生み出しています。

環境負荷を減らす「京都デニム」の取り組みに、「京都タワーホテル」ならびに「京都タワーホテルアネックス」が賛同して実現したのが、リサイクルデニムを使用したオリジナル巾着。「京都タワー」のマスコットキャラクター「たわわちゃん」がデザインされた、可愛らしいアイテムです。

さらに、京都タワー展望室招待券をついてくるなど、特典満載の宿泊プランなんです。

加えて、ホテル内フロントでは、京都デニムが実施するデニム回収のリサイクルも実施中。要らなくなったデニムを回収して、リサイクルに回します。サステナブルな宿泊体験を通して、持続可能な社会の実現に貢献してみてはいかが?

限定オリジナル巾着と「京乃雪」アメニティ付き宿泊プラン

[料金]

京都タワーホテル 素泊まり:7,250円~/2名1室/1名様あたり

京都タワーホテルアネックス 素泊まり:7,000円~/2名1室/1名様あたり

記者:エシカちゃん

白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

エシカちゃん

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
【連載】評伝小説「ボルネオ・サラリーマン」 (第1話)逆張り者
独自記事 【 2025/9/5 】 Work & Study
この物語は、大阪を拠点とする一企業・サラヤが20年にわたり、ボルネオという地で環境保全活動に取り組んできた軌跡を一人のサラリーマン・廣岡竜也の目線から辿った記録である。 人と地球にやさしい「ヤシノミ洗剤」を生み出したサラヤが、環境を破壊しているという誤解を受けたことが発端となり、次々と困難が立ちはだかるも、諦めない者た...
【連載】評伝小説「ボルネオ・サラリーマン」 (序章)最初の関門
独自記事 【 2025/8/31 】 Work & Study
この物語は、大阪を拠点とする一企業・サラヤが20年にわたり、ボルネオという地で環境保全活動に取り組んできた軌跡を一人のサラリーマン・廣岡竜也の目線から辿った記録である。 人と地球にやさしい「ヤシノミ洗剤」を生み出したサラヤが、環境を破壊しているという誤解を受けたことが発端となり、次々と困難が立ちはだかるも、諦めない者た...
持続可能な酪農の実現を支える明治の取り組みと、乳業の歴史
sponsored 【 2025/9/3 】 Food
乳製品やチョコレートなどの食品を取り扱うメーカーである明治(Meiji)。大ヒット商品でもある「明治おいしい牛乳」や「明治ブルガリアヨーグルト」などは冷蔵庫に常備され、マストアイテムになっている…なんて家庭も多いのでは?そんな私たちの日常生活に欠かせない明治グループは、2021 年から「健康にアイデアを」をグループスロ...
【単独取材】料理に懸け30年、永島健志シェフが語る美食哲学
独自記事 【 2025/10/9 】 Food
この取材は、かつて学校が苦手な不良少年だった、永島健志さんが、料理という表現と出会い「世界のベスト・レストラン50」で世界1位を5度獲得したスペインのレストラン「エル・ブリ」で修業し、帰国後に体験型レストラン「81」を立ち上げた貴重な経験を語って頂いたものである。
アラン・デュカス氏が登壇「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2025」 記者発表会レポート
INFORMATION 【 2025/9/15 】 Food
今年で開催15回目となる「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク」は、少し敷居が高いと感じてしまう人もいるフランス料理を、馴染みのない人にも楽しんでもらいたいという思いから誕生したグルメフェスティバルです。期間中(9月20日〜10月20日)は、参加しているレストランにて特別価格で、本格的なフレンチのコース料理を...
水原希子×大谷賢太郎(エシカ編集長)対談
独自記事 【 2020/12/7 】 Fashion
ファッションモデル、女優、さらには自らが立ち上げたブランド「OK」のデザイナーとさまざまなシーンで大活躍している水原希子さん。インスタグラムで国内上位のフォロワー数を誇る、女性にとって憧れの存在であるとともに、その動向から目が離せない存在でもあります。今回はその水原さんに「ethica」編集長・大谷賢太郎がインタビュー...
【ethica Traveler】連載企画Vol.1 宇賀なつみ サンフランシスコ編(序章)   
独自記事 【 2024/1/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【連載】評伝小説「ボルネオ・サラリーマン」 (第2話)新天地
独自記事 【 2025/9/25 】 Work & Study
この物語は、大阪を拠点とする一企業・サラヤが20年にわたり、ボルネオという地で環境保全活動に取り組んできた軌跡を一人のサラリーマン・廣岡竜也の目線から辿った記録である。 人と地球にやさしい「ヤシノミ洗剤」を生み出したサラヤが、環境を破壊しているという誤解を受けたことが発端となり、次々と困難が立ちはだかるも、諦めない者た...

次の記事

「ルイ・ヴィトン」サステナブル素材を使用した新作メンズスニーカーを発売
【ethica-Tips】京都のサステナ発見!「奇跡のはちみつ」を愉しむアフタヌーンティー

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます