六本木「アートかビーフンか白厨」にて「スタジオ航大」選抜8名グループ展を開催!
INFORMATION
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
六本木「アートかビーフンか白厨」にて「スタジオ航大」選抜8名グループ展を開催!

六本木に2023年4月にオープンしたばかりのアートギャラリー「アートかビーフンか白厨(パイチュウ)」にて、グループ展『Focus the STUDIO KODAI』を開催。茨城県取手市にある気鋭アーティスト約30名が集まる関東最大級の共同アーティストスタジオ「スタジオ航大」から選抜された8組が参加し、平面と立体作品を組み合わせた作品を展示します。(記者:エシカちゃん)

現代アートで感じ取った、その余白を、誰かと語り合いたくなる空間

今回の展示会が行われるのは、ArtStickerの運営を手掛けるThe Chain Museum がプロデュースした、台湾料理が楽しめるアートギャラリー「アートかビーフンか白厨(パイチュウ)」。名前の通り、アート作品を鑑賞しながら、飲食スペースで食事ができるという新しいタイプのギャラリーなんです。

アートかビーフンか白厨 ギャラリースペース

アートかビーフンか白厨 飲食スペース

台湾料理を中心に、ナチュールやクラフトビールの提供も。なかでもビーフンは絶品で、「貝柱と干し海老の焼きビーフン」と「青菜と焼き豚の汁ビーフン」がオススメなんだそう!もちろんドリンク片手に作品を見て回ることも可能ですよ。

アートかビーフンか白厨 外観

 「アートかビーフンか白厨(パイチュウ)」があるのは、再開発で取り壊しの決まっている雑居ビルのなか。期間限定のアートギャラリーであるという点も、なんだか特別感があります。

関東最大級の共同アーティストスタジオ「スタジオ航大」

85日(土)より開催されるのが、関東最大級の共同アーティストスタジオ「スタジオ航大」の選抜グループ展『Focus the STUDIO KODAI』です。

スタジオ航大 外観

「スタジオ航大」は、茨城県取手市にある工場跡地を改装したシェアスタジオ。のべ25名あまりのアーティストが所属し、日々、立体から映像、工芸や、インスタレーションに至るまで、さまざまな作品の製作に携わっています。

スタジオ航大 周辺

関東としては最大級の共同スタジオで、今年で11年目を迎えるそう。近年では、CAPSULLMARUEIDO JAPANGINZA SIX蔦屋書店、HIRO OKAMOTOなどで「スタジオ航大」をテーマにした展示会も行われているそうで、ますます注目を集めるアーティスト拠点なんです。

Focus the STUDIO KODAI

そんな「スタジオ航大」から、選抜された8組のアーティストが、「Focus=焦点」をキーワードに、共同展示会に参加。年齢や世代も、出身も、キャリアも全く異なるアーティストが、自由に行き交う「スタジオ航大」だからこそ実現出来る多様性。それぞれが、近すぎず、かといって遠すぎもせず、適切な距離感のなかで個人的な背景や、社会意識をそれぞれのメディアに表現しています。

焦点、焦点整合、ピント、集中点、中心、(地震の)震源、(看護などの)記録

太田桃香 参考作品

本展示では、(物質的クオリティ)と(排外的な身体性)を表現する作家が集結。シェアスタジオからより大きな世界へと発信する作品たちの大いなる可能性を垣間見ることができるはず。

参加アーティストは、今井恵、太田桃香、奥村岳史、小津航、表良樹、増田将大、山田孟、山田 優 アントニの8名

今井恵 / IMAI Kei

奈良県生まれ。2019年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。

主な個展 2023 “Like talking about the weather”/GALLERY MERROW(東京) 2022 “Kei

IMAI 作品展”/銀座蔦屋書店(東京) 2021 “almost a month”/galleryそうめい堂(東京)

Instagram: https://www.instagram.com/keiimai_works/

太田桃香 / OTA Momoka

1997年静岡県生まれ。2020年京都造形芸術大学(現 京都芸術大学)美術工芸学科油画コース、2022年愛知県立芸術大学大学院美術研究科(博士前期)美術専攻油画・版画領域修了。

主な個展に、「太田桃香 FUGA Dining Collaboration Exhibition」(FUGA Dining/東京/2021)、「生活ダンス」(ZINE gallery/京都/2021)、グループ展に、「愛知県立芸術大学卒業・修了制作展 木木木(もり)の卒展」(愛知県立芸術大学/2022)、「アートとTシャツと私」(haku kyoto/京都/2021)、「KUAD ANNUAL2020 フィールドワーク 世界の教科書としての現代アート」(東京都美術館)など。ARTISTS’ FAIR KYOTO2021)、コンテンポラリーアートフェア「Game Changer」(2021)に参加。

Instagram: https://www.instagram.com/_0921momo/?hl=ja

奥村岳史 / OKUMURA Takeshi

1991年愛知県生まれ。2016年名古屋芸術大学大学院同時代表現研究(洋画)修了。

主な個展に、「Scramble paintings」(銀座蔦屋書店/インフォメーションカウンター前/2022)、「The Serial Piece」(Art space & Cafe Barrack/愛知/2017)、グループ展に、「KODAI vol.1」(CAPSULE/東京/2019)、「drop by the loop」(オアシス21/愛知/2018)、「Compound eyes –周辺の視覚」(東京造形大学 ZOKEIギャラリー/東京/2017)、「Focus Flowing」(GALLERY MoMo Projects/東京/2016)など。

Instagram: https://www.instagram.com/takeshiokumur/

小津航 / OZU Wataru

1991年東京都生まれ。2017年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。

主な個展に「on the Table」(GALLERY MERROW CAFE/東京/2023)、 on the Ground / on the Table」(MARUEIDO APAN/東京/2022)、「「リンゴの星」( 弘前れんが倉庫美術館 BRICK壁面//2021 グループ展に 「スガオヅオー」(KOMAGOME1-14cas/東京/2023)、「作家は何を見ている?」(GALLERY SCENA/東京/2023)、「次風景 Post landscape」(ASTER/石川/2023)、「ANTENNA KODAI」(HIRO OKAMOTO/東京/2022)、「Nouvel Horizon Japon (ギャルリーためなが/パリ/2021 アートフェアにART FAIR TOKYO 2023ART FAIR ASIA FUKUOKA 2022Asia Now 2022 Paris)など。

Instagram: https://www.instagram.com/ozuwataru/

表良樹 / OMOTE Yoshiki

1992年大阪生まれ。2014年京都造形芸術大学美術工芸学科総合造形領域卒業、16年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。

主な個展: 2022 Tectonics_skull 銀座蔦屋書店(東京)2019 「等身の造景」kanakawanishi gallery(東京)

主な展示: 2023 「有楽町ウィンドウギャラリー2023bois de gui(東京)2022 ART MARTMARUEIDO JAPAN(東京) 「休憩所の美学」 ソノアイダ#新有楽町(東京)2021 KODAI vol,2CAPSULE(東京) 「あさごアートコンペティション」 あさご芸術の森(兵庫)2020 AnthropoceneGINZASIX蔦屋書店(東京)2019 FIND YOUR ART – 大切な人への贈り物」MARUEIDO JAPAN(東京)「瀬内国際芸術祭2019」粟島海洋記念館(香川) OPEN STUDIO 2019」スタジオ航大(茨城) 「群馬⻘年ビエンナーレ2019群馬県立近代美術館(群馬) Canal Links2019B&C HALL (東京)[Namazu]として参加2018 「六甲ミーツアート芸術散歩2018」六甲山カンツリーハウス(兵庫) 「セルフもっとサテライト(地を仰ぐ)」ondo STAY&EXHIBITION(東京) Insecure Tide Land(不安的な干潟)」WINWIN ART 未藝術(高雄)

Instagram: https://www.instagram.com/yoshikiomote/

増田将大 / MASUDA Masahiro

1991年静岡県生まれ。2020年東京藝術大学博士後期課程修了。

主な個展に「増田将大 個展」(日本橋三越本店/東京/2023)「Scattered and Connected」(MARUEIDOJAPAN/東京/2022)、「散在し接続されている」(京都岡崎蔦屋書店 GALLERY EN ウォール/京都/2022

Instagram: https://www.instagram.com/masudamasahiro/

山田孟 / YAMADA Hajime

1987年千葉県生まれ。2014年東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。

主な展示 『黥面-GEIMEN』(銀座蔦屋書店/東京/2023

Instagram: https://www.instagram.com/yuanthonyyamada/?hl=ja

山田 アントニ / YAMADA Yu Anthony

1987年静岡県生まれ。2012年愛知県立芸術大学大学院美術研究科油画版画領域修了。

主な展示に、「第26回岡本太郎現代芸術賞展」(川崎市岡本太郎美術館/神奈川/2023)、「fragments」 (REIJINSHA GALLERY/東京/2021)、 梅津庸一キュレーション展「フル・フロンタル 裸のサーキュレイター」(MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERY/東京/2020)、「人物に託す意思 山田優アントニ×川島優」(浜松市秋野不矩美術館/静岡/2017)などがある。

Instagram: https://www.instagram.com/yuanthonyyamada/?hl=ja

Focus the STUDIO KODAI

開催期間:2023年8月5日(土)~99日(土)     

招待者限定のレセプション:84日(金)19:0022:00予定

開催時間:17:00-23:00

定休:月曜日/火曜日

会場:アートかビーフンか白厨(パイチュウ)

住所:東京都港区六本木5丁目2−4 朝日生命六本木ビル  2階(ANB Tokyo跡地)

アクセス:東京メトロ日比谷線・都営大江戸線六本木駅3番出口より徒歩3分、東京メトロ南北線六本木一丁目駅1番出口より徒歩10

Collaborator:スタジオ航大

参加アーティスト:今井恵 / 太田桃香 / 奥村岳史 / 小津航 / 表良樹 / 増田将大 / 山田孟 / 山田 優 アントニ

主催:ArtSticker (運営元:The Chain Museum

今井 / IMAI Kei

記者:エシカちゃん

白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

エシカちゃん

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
【連載】評伝小説「ボルネオ・サラリーマン」 (第1話)逆張り者
独自記事 【 2025/9/5 】 Work & Study
この物語は、大阪を拠点とする一企業・サラヤが20年にわたり、ボルネオという地で環境保全活動に取り組んできた軌跡を一人のサラリーマン・廣岡竜也の目線から辿った記録である。 人と地球にやさしい「ヤシノミ洗剤」を生み出したサラヤが、環境を破壊しているという誤解を受けたことが発端となり、次々と困難が立ちはだかるも、諦めない者た...
【連載】評伝小説「ボルネオ・サラリーマン」 (序章)最初の関門
独自記事 【 2025/8/31 】 Work & Study
この物語は、大阪を拠点とする一企業・サラヤが20年にわたり、ボルネオという地で環境保全活動に取り組んできた軌跡を一人のサラリーマン・廣岡竜也の目線から辿った記録である。 人と地球にやさしい「ヤシノミ洗剤」を生み出したサラヤが、環境を破壊しているという誤解を受けたことが発端となり、次々と困難が立ちはだかるも、諦めない者た...
持続可能な酪農の実現を支える明治の取り組みと、乳業の歴史
sponsored 【 2025/9/3 】 Food
乳製品やチョコレートなどの食品を取り扱うメーカーである明治(Meiji)。大ヒット商品でもある「明治おいしい牛乳」や「明治ブルガリアヨーグルト」などは冷蔵庫に常備され、マストアイテムになっている…なんて家庭も多いのでは?そんな私たちの日常生活に欠かせない明治グループは、2021 年から「健康にアイデアを」をグループスロ...
【単独取材】料理に懸け30年、永島健志シェフが語る美食哲学
独自記事 【 2025/10/9 】 Food
この取材は、かつて学校が苦手な不良少年だった、永島健志さんが、料理という表現と出会い「世界のベスト・レストラン50」で世界1位を5度獲得したスペインのレストラン「エル・ブリ」で修業し、帰国後に体験型レストラン「81」を立ち上げた貴重な経験を語って頂いたものである。
アラン・デュカス氏が登壇「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2025」 記者発表会レポート
INFORMATION 【 2025/9/15 】 Food
今年で開催15回目となる「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク」は、少し敷居が高いと感じてしまう人もいるフランス料理を、馴染みのない人にも楽しんでもらいたいという思いから誕生したグルメフェスティバルです。期間中(9月20日〜10月20日)は、参加しているレストランにて特別価格で、本格的なフレンチのコース料理を...
水原希子×大谷賢太郎(エシカ編集長)対談
独自記事 【 2020/12/7 】 Fashion
ファッションモデル、女優、さらには自らが立ち上げたブランド「OK」のデザイナーとさまざまなシーンで大活躍している水原希子さん。インスタグラムで国内上位のフォロワー数を誇る、女性にとって憧れの存在であるとともに、その動向から目が離せない存在でもあります。今回はその水原さんに「ethica」編集長・大谷賢太郎がインタビュー...
【ethica Traveler】連載企画Vol.1 宇賀なつみ サンフランシスコ編(序章)   
独自記事 【 2024/1/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【連載】評伝小説「ボルネオ・サラリーマン」 (第2話)新天地
独自記事 【 2025/9/25 】 Work & Study
この物語は、大阪を拠点とする一企業・サラヤが20年にわたり、ボルネオという地で環境保全活動に取り組んできた軌跡を一人のサラリーマン・廣岡竜也の目線から辿った記録である。 人と地球にやさしい「ヤシノミ洗剤」を生み出したサラヤが、環境を破壊しているという誤解を受けたことが発端となり、次々と困難が立ちはだかるも、諦めない者た...

次の記事

【ethica-Tips】京都のサステナ発見! 情景を形状で表現するパティスリー「RAU」より季節メニュー「Muku」が登場。サステナブルな新トレンド!ビーントゥバーとは?
【あむんが行く!第10話】TBSのSDGsイベント「地球を笑顔にする広場」の企画「ふらっとこども電話相談室」に出演してきました!(完結編)

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます