[編集部体験企画]東京マリオットホテルで味わう、全てが植物性由来で作られた「Vegan Afternoon Tea」
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[編集部体験企画]東京マリオットホテルで味わう、全てが植物性由来で作られた「Vegan Afternoon Tea」

日常の雑事からひととき離れて、洗練されたホテルの空間で優雅なティータイムを……。自分へのご褒美に、と、今ではすっかり日本人にも馴染みのあるものとなったアフタヌーンティー。季節や行事ごとに、次々と提案される新たなアフタヌーンティーのプランの多さには目移りしてしまう人も多いのでは?今日は、そんな中でも珍しく、すべてが植物性由来の食材のみで作られているという、編集部が注目の「Vegan Afternoon Tea」をご紹介していきます。

ヴィーガンアフタヌーンティー

東京マリオットホテル、1階にある「Lounge & Dining G」は、高い天井空間に大きなガラス窓から自然光が降り注ぐ、開放的なレストラン。そこで味わえるのが、全てヴィーガンで仕立てられた、秋冬期間限定のアフタヌーンティーです。一部のメニューがヴィーガン、ということなら過去にも覚えがあるところですが、スイーツ8種類、セイボリー4種類の、全てがヴィーガンというのは稀に見る試みです。

Photo=Kentaro Ohtani ©TRANSMEDIA Co.,Ltd

サーモンはこんにゃく、添えられたキャビアは海藻由来

芋・栗・南瓜を堪能できるという秋らしさが感じられる今回のプラン。まずは温かいものから…、ということでセイボリーからいただきます。鶏肉風味の大豆ミートを栗とトマトでじっくりと煮込んだ一品は、大豆ミートがもちっとした食感で、味も合わせて鶏肉を食べているかのような美味しさです。隣には、どう見てもサーモンにしか見えない見た目のヴィーガンサーモンに、これまたキャビアにしか見えないヴィーガンキャビアが添えらえています。こちらは、サーモンはこんにゃく、キャビアは海藻由来で作られているという驚きの一品で、ワクワクしながら口に入れてみると、味も食感も遜色ないほどリアルに再現されていて、さらにはサーモンのオレンジ色や白い筋など、見た目の模倣も細やかに手が加えられていて、その再現度の高さに感激してしまいます。他にも、プラントベースエッグのサンドや、スープカレーというアフタヌーンティーでは珍しいメニューも、全てが植物性由来の材料で構成されていてどれも素晴らしい味わいです。

Photo=Kentaro Ohtani ©TRANSMEDIA Co.,Ltd

お待ちかねのスイーツのお皿では、まず見た目の可憐さに惚れ惚れしてしまい、食べるのが惜しいほど。写真を撮りたいし、目にも焼き付けたいという気持ちから、食べ始めるまでには時間が必要です。クリームがさざんかの花型に絞られたカップケーキや、下の層と上の盛り付けが美しいパルフェに、ちょこんと乗った栗と山型のクリームが可愛らしいモンブラン……。姿形を存分に愛でた後、やっとのことでカトラリーに手を伸ばします。

Photo=Kentaro Ohtani ©TRANSMEDIA Co.,Ltd

さざんかを模したヴィーガンケーキ

さざんかを模したデコレーションが施されたカップケーキに使用されているのは甘酒とさつまいも。クリームにはてんさい糖とヴィーガンバターが使われていて、まさにヴィーガンケーキです。季節のフルーツが添えられたプリンにも米糀ミルクが使われていて、まろやかで優しい甘さを感じます。大粒のヘーゼルナッツが乗ったフィナンシェにコーティングされているチョコレートは、なんと一からこのホテルで作っている自家製ビーントゥバーのチョコレート!一つ一つの仕事の丁寧さと、手間暇かけたメニューに感嘆してしまいます。

Photo=Kentaro Ohtani ©TRANSMEDIA Co.,Ltd

希少な栗を贅沢に使ったモンブラン

中でも一際目を惹く一品が、希少な愛媛県産の中山栗を贅沢に使って作られたというモンブラン。中にはバラのジャムとモリンガのサブレが隠れていて、食べ進めるごとに香りや食感が変化して、忙しい時間の流れの中で忘れがちな、「味わう」という行為を再確認するような至福の時をも感じるよう。クリームが豆乳で作られているからか、濃厚さを感じるのに口当たりが爽やかで、量を食べているのに胃がもたれないというのはヴィーガンメニューだからなのかもしれません。オーツミルクスコーンや、りんごとシナモンのタルトタタン、カボチャのガナッシュサブレサンド、といった他のメニューにも、使われているのは米粉やヘンプシード、てんさい糖、といった植物性由来の材料ばかりなので、アフタヌーンティーでよくある、最後の方には満腹で食べられない…、甘いものを食べすぎてこれ以上は糖分を取りたくない…、といった気持ちにならないことに驚きます。

Photo=Kentaro Ohtani ©TRANSMEDIA Co.,Ltd

多くの人の幸福感に繋がるスイーツは、やはりどんな人にも食べる機会を広げて存在していてほしいと感じます。まさに、「私によくて、世界にイイ。」を体現する「Vegan Afternoon Tea」がたくさんの人に届いて、進化し続けていってほしいと思わずにはいられません。

「ペストリーシェフ 石和悟さんインタビュー」に続きます。

文:神田聖ら(ethica編集部)

Vegan Afternoon Tea(2026年2月28日まで)

愛媛県の希少な「中山栗」を贅沢に使用したモンブランをはじめ、すべて動物性の食材を使用せずに仕上げたヴィーガンアフタヌーンティー。
ペストリーシェフ・石和悟のこだわりがつまったスイーツのひとつひとつを、ぜひご堪能ください。

【スイーツ(上段)】
・中山栗のモンブラン
・さつまいも・栗・かぼちゃ&クランベリーのパフェ
・かぼちゃのガナッシュサブレサンド
・りんごとシナモンのタルトタタン

【スイーツ(中段)】
・ビーントゥバーチョコレートを使用したヘーゼルナッツフィナンシェ
・米こうじプリン 季節のフルーツ添え
・甘酒とさつまいものスイートポテト さざんかの絞り
・栗といちじくのオーツミルクスコーン アップルジンジャーコンフィチュール添え

【セイボリー (下段)】

・プラントベースエッグ&トリュフのサンドウィッチ
・ヴィーガンスモークサーモン バジルの香りヴィーガンキャビア添え
・ひよこ豆のイエロースープカレー
・プラントベースチキンと栗のトマト煮

【お飲み物】 

・「TWG Tea」 ティーセレクション8種
・コーヒーバリエーション5種
※銘柄変更・おかわり自由

時間:【2部制】13 :00~/15 :30~
料金:1名様 8,700 円

東京マリオットホテルで期間限定で味わえる「Vegan Afternoon Tea」はこちら。

https://g.tokyomarriotthotel.com/afternoon-tea

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

ethica編集部

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