3月8日の国際女性デーを記念し、フランスのアコーグループであるプレミアムライフスタイルホテル『プルマン東京田町』が特別メニューの「ミモザコース 2026 feat.アマラントス宮島由香里シェフ」を提供。さらに3月の1ヶ月は「女性史月間」として女性の活躍を推進するとのこと。その取り組みの様子をお伝えします。

Photo=Kentaro Ohtani ©TRANSMEDIA Co.,Ltd
3月8日の国際女性デーを記念し、フランスのアコーグループであるプレミアムライフスタイルホテル『プルマン東京田町』が特別メニューの「ミモザコース 2026 feat.アマラントス宮島由香里シェフ」を提供。さらに3月の1ヶ月は「女性史月間」として女性の活躍を推進するとのこと。その取り組みの様子をお伝えします。
3月8日に制定された国際女性デー(国民女性の日)は、1900年代の労働運動に端を成す、歴史的かつ広汎的な、女性が達成してきた成果を認識する記念日。そのシンボルとして選ばれている記念花がミモザの花です。そんなミモザの黄色を主役にたて、女性のエンパワメントを実現するために作られたお料理を味わえるということで、プルマン東京田町を訪れてきました。
ミシュラン一つ星レストラン「アマラントス」の宮島由香里シェフ Photo=Kentaro Ohtani ©TRANSMEDIA Co.,Ltd
今回のミモザコースは、ミシュラン一つ星レストラン「アマラントス」で腕を振るう宮島由香里シェフとのコラボレーション。このコラボは2024年から毎年3月に実施され、今年で三回目の開催です。その背景には、料理業界における女性シェフが長く活躍できる環境づくりへの課題が根ざしています。シェフにしてもパティシエにしても、体力を使う力仕事であり、長らく男性が第一線で活躍しているイメージがあることは想像に難くありません。プルマン東京田町の総料理長である福田浩二シェフもそこに課題意識を持っており、さまざまな分野で活躍する女性たちへの応援とリスペクトの気持ちを料理にこめて世に届けることを目的に毎年コラボレーションを実施しているのです。
さっそく気になるお料理を味わってみます。福田シェフによる「タスマニア産サーモンのグラブラックス サーモンコンソメ 春野菜」は眼に鮮やかな美しい前菜。マリネしたサーモンと、ピクルス状に仕上げた紅芯大根がくるりと巻かれ、コンソメの香ばしさとレモングラスの爽やかな味わいがマッチした丁寧な一品です。スナップエンドウや黄色ニンジンによって彩りが加得られ、春らしさを感じます。タスマニアはオーストラリアの冷涼な地域で、その綺麗な海で育った高品質なサーモンは世界一美味しいとも称されるほどの食材。食べるとボリュームもあって、一皿目から満足感を感じられるお料理です。
Photo=Kentaro Ohtani ©TRANSMEDIA Co.,Ltd
メイン料理は宮島シェフが手がける、「オーストラリア産ラムショルダーのベニエ 人参のエスプーマ」です。実は宮島シェフは先ほどの福田総料理長と共に、オージー・ラムのPR大使である「ラムバサダー」の肩書きも持つラムの愛好家とのこと。その独特の香りから、苦手な人も少なくないラム肉ですが、実は女性にとっては嬉しい、栄養素を高く含んだタンパク質多めの食材なのです。鉄分や亜鉛の含有量も多く、免疫力を上げる効果も期待できれば、ビタミンB1やB6の栄養素から美肌効果も期待が寄せられるという優れた食材なのがラムの特徴。しかし、そんな栄養価の高いラム肉も、日本での年間消費量は一人当たり300グラムと非常に少なく、まだまだその美味しさも認知がされていないのが現状です。ラムバサダーでもある宮島シェフは、どうすれば美味しくラムを食べてもらえるかを試行錯誤しながら、今回の一品を作り上げたのだと言います。
主役となるのは、大自然の中で育った健康なオージー・ラムの肩肉。場所によっては固かったり、筋張っていたりする肩肉を、じっくりと二十四時間かけてコンフィ(低音の油でじっくりと煮るフレンチの技法)させ、香ばしく砕いたヘーゼルナッツを纏わせてベニエ(フレンチ流の揚げ料理)することで、柔らかくもサクッとした食感で食べやすいアレンジがされています。口に含むと香ばしさと薄い衣の絶妙なサクサク感がマッチして、くさみもなく口の中でお肉がとろけるような味わいが絶品です。
Photo=Kentaro Ohtani ©TRANSMEDIA Co.,Ltd
添えられたニンジンのエスプーマはミモザカラーで、目にも華やかでありつつ、優しい甘さがお肉にピッタリとマッチしていて食べるごとに食欲が増す、魔力を感じる一皿です。
楽しみにしていたデザートは、「オレンジとアニスのボムアラスカ」。アイスクリームをメレンゲで包み、焼き目をつけたデザートになります。メレンゲの白く美しいドーム型の可愛らしい形をポメロやマンゴー、パッションフルーツなどのジュレが黄色く着飾り、お花が添えられた様子はまさに国際女性デーにぴったりのスイーツ。アニスの香りも加わってさっぱりと爽やかな良い香りが鼻腔を抜けて胃に落ちていきました。
Photo=Kentaro Ohtani ©TRANSMEDIA Co.,Ltd
そして全てのお料理を引き立てるかのようなオリジナルカクテルの二杯。
Photo=Kentaro Ohtani ©TRANSMEDIA Co.,Ltd
カモミールとレモンを組み合わせた「Maris 8」は、香りの良いカモミールが穏やかな優しさを、凛としたレモンの酸味で意志の強さを表し、女性が輝く社会の実現を応援しているのだそう。オレンジのシロップであしらわれるハートが細やかな芸術性を感じさせます。一方の「Lint」も、黄色いカラーをベースに、カモミールやハーブを含む紅茶の茶葉をホワイトワインに漬け込んだオリジナルリキュールのマティーニ。女性の権利やジェンダー平等を象徴する紫色を花で表現し、レモンピールでリボンがかたどられています。女性のしなやかさと強さをバランスよく表現したドリンクは、どちらもすっきりと飲みやすく、お料理にも最高にマッチ。
Food and Beverage Attendant 山口麻衣 Photo=Kentaro Ohtani ©TRANSMEDIA Co.,Ltd
これらは全て、女性のパティシエと女性のバーテンダーによって考案されたメニューで、女性をエンパワメントするメニューに相応しいお膳立てが細部までなされていること、その世界観が構築されていることに感心します。
プルマン東京田町 総支配人 佐藤有子
女性活躍推進という姿勢は、単にスローガンや目標に留まっているだけでなく、トップから実現されている取り組みでもありました。2026年1月1日付で総支配人に就任したのはホスピタリティ業界で長らくキャリアを形成されてきた佐藤有子さん。そしてトップだけでなく、プルマン東京田町で働く従業員のうちの半数以上は正規雇用の女性職員で、その平均年齢も31歳という結婚や妊娠、出産、子育てなどのライフイベント真っ最中という人が多い年代の方々にあります。従業員による産休・育休の取得は100パーセントを達成していて、女性のキャリア継続を強化しているというまさに女性のエンパワメントを牽引するホテルなのです。佐藤総支配人からお話を伺うと、人柄の良さと従業員との距離の近さを感じられ、女性の働きやすさはこうして、上下の垣根を越えて人から人へ伝播して創られるのだと実感しました。
ミモザの陽気に包まれながら、パワーをもらえる至極のコース料理を、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。
文:神田聖ら(ethica編集部)
プルマン東京田町 国際女性デー「ミモザコース2026 feat. アマラントス 宮島由香里シェフ」 提供概要
<メニュー >
Entrée:タスマニア産サーモンのグラブラックス サーモンコンソメ 春野菜
Main:オーストラリア産ラムショルダーのベニエ 人参のエスプーマ
Dessert:オレンジとアニスのボムアラスカ
Drink:コーヒー or 紅茶
期間:2026年3月31日(火)まで
時間:ランチ 12:00 – 14:30 (L.O. 14:00 )
場所:FUN DINING KASA (ファンダイニング カサ)
料金:お一人様 ¥5,000 (税込) ※サービス料なし
URL: https://www.pullmantokyotamachi.com/ja/offers/international-womens-day-michelin-collaboration-tokyo/
「女性バーテンダーによるオリジナルカクテル」 提供概要
<メニュー>
・Maris 8
・Lint
期間:2026年 3月31日(火)まで
料金:各税込み2000円
場所:JUNCTIONおよびFUN DINING KASA (ファンダイニング カサ)
レストラン予約
電話:03-6453-5855 (プルマン東京田町 代表 / レストラン予約 10a.m -10p.m)
URL : https://www.tablecheck.com/ja/shops/pullmantokyotamachi-kasa/reserve
私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp
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