次世代型ホテルTRUNK(HOTEL) が「ゴミを出さない経済循環」を提案 ~サスティナブルイベント「TRUNK(HOTEL)×530 SOCIALIZING SESSION」~
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次世代型ホテルTRUNK(HOTEL) が「ゴミを出さない経済循環」を提案

2017年に表参道エリアにオープンしたブティックホテルTRUNK(HOTEL)。 「ENVIRONMENT(環境)」「LOCAL FIRST(ローカル優先主義)」「DIVERSITY(多様性)」「HEALTH(健康)」「CULTURE(文化)」という5つのカテゴリーに注力しながら、「一人一人が日々のライフスタイルの中で、自分らしく、無理せず等身大で、社会的な目的を持って生活すること」というソーシャライジングをコンセプトに掲げています。今回は、同ホテルで開催のゼロウェイストをテーマにした参加型サスティナブルイベント「SOCIALIZING SESSION」を紹介します。

地域活動を行う一般社団法人 530(ゴミゼロ)とコラボレーション

「ゴミを出さない経済循環」を提案することで、持続可能な社会を目指し、地域活動や商品開発を行う一般社団法人 530(ゴミゼロ)とのコラボレーションによるイベント「TRUNK(HOTEL) × 530 SOCIALIZING SESSION」を3回にわたり開催(1回目と2回目はすでに終了。3回目は3月31日)。

「ゼロウェイスト」をテーマにした参加型のイベントで、館内メインダイニング TRUNK(KITCHEN)と、コンセプトショップ TRUNK(STORE)、TRUNK(HOTEL)フラワーデザインチームの3つのコンテンツが530とタッグを組み、各界で活躍するアーティストや生産者をゲストに迎え、530がファシリテーターを務めるトークセッションや、ゲストとともにワークショップを行います。
ちなみに、1月27日に開催された第1回は、フラワーサイクリストの河島春佳氏をゲストに迎え、TRUNKフラワーデザインチームも課題に感じているロスフラワー(花材廃棄)の問題をテーマとしたトークセッションと、大量廃棄されている生花の現状を知り、参加者自身が解決方法を新規事業として創出するアイデアワークショップを実施。

2月13日に開催された【第2回】では、廃棄される国産ひのきの枝葉を使用したスキンケアシリーズ「WANOWA」など、香りを通じて日本の魅力を後世に残す取り組みを行うKyarainnovate代表の清水篤氏とTRUNK(STORE)がコラボレーションし、アップサイクルにおける「ゼロウェイスト」を深掘りするパネルディスカッションと、循環型のサスティナブルな精油を使ったオリジナルの香水を作るワークショップが実施されました。

そして、3月31日に開催される【第3回】は、東京・青梅市で農薬や化学肥料を一切使用せず自然の力と知恵を最大限に生かして野菜を生産するOme Farmの太田太氏とともに、レストランにおける等身大でサスティナブルな取り組みについて考えるトークセッションと、パセリやハーブの茎などの、普段捨ててしまわれがちな食材を材料にしたハーブオイルを参加者が作り、そのハーブオイルとOme Farm直送のオーガニック野菜を使用した朝食を楽しめるワークショップを開催。参加希望者は、下記の予約専用サイトからお申し込みを。

【SOCIALIZING SESSION 第3回】
■開催日時: 3月31 日(火) 8:00~10:00
■イベント内容: 太田太氏×TRUNK(KITCHEN) サスティナブル トークセッション/ハーブオイル作りワークショップ
■参加料金: 5,000円(税込)
■開催場所: TRUNK(HOTEL)
■予約方法: 予約専用サイト https://socializingsession3.peatix.com
■お問い合わせ先: 03-5766-3202 TRUNK(KITCHEN)

【一般社団法人 530 プロフィール】
キャットストリートにて2014年4月より開催している清掃活動「CAT street clean up」が発端となり結成。「0 waste (ゼロウェイスト)」をコアコンセプトに、企業、消費者、行政の3つのレイヤーを巻き込み「ゴミを出さない経済循環」を提案することで、持続可能な社会を目指し、地域活動、ビジネス向けイベント、商品開発を行う。主なパートナー先に、BURTON FLAGSHIP STORE TOKYO、KEEN GARAGE HARAJUKU、journal standard Furniture 渋谷店、CHOP COFFEE、渋谷キャスト、青山ファーマーズマーケットなど

【トークゲストプロフィール】
太田太/Ome Farm代表
東京とは思えないほどの恵まれた土地で「本当に安心できるものを都心近郊でつくる」という目標を掲げ、西洋野菜や日本の伝統野菜を有機農法で栽培しています。ニューヨーク滞在中に現地の食文化と都市農業のあり方に衝撃を受け、帰国後、ファッション業界でキャリアを積んだのち農業の世界へ。2017年にOme Farmを立ち上げ現在に至る

記者 小田 亮子

神奈川県出身。求人広告、結婚情報誌などの制作ディレクターを経てフリーランスに。現在おもにブライダル関連のレポートを「ゼクシィ」「ゼクシィPremier」にてディレクション。「ethica(エシカ)~私によくて、世界にイイ。~ 」ほか、エステティック、化粧品、ジュエリーなどの記事をライティング。三人姉妹の真ん中に育ち、女子高・女子大卒。趣味は愛猫(雌)との女子会。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

小田 亮子

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