Frohe Weihnachten! Merry Christmas! 【スミレのドイツ留学 回顧録】
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ethica8月号のテーマは「家族で考えるSDGs」です。皆さんは、家族でSDGsについて話したりすることはありますか?私が過ごしたドイツでは、家族みんなでSDGsについて話す機会がたくさんありました。社会問題について考え、取り組んでいく上で 身近な家族とまずは気づきを共有することがとっても大切だと私は信じています。

今月も、私がドイツで得た気づきや学びを紹介していきます。

迫力満点のクリスマスマーケット

今回はドイツの素敵なクリスマスの様子をお届けします。

11月末から始まるドイツのクリスマスマーケット。

どの街にも一つ以上はあって、お店が10軒くらいの小さなものから、280軒も集まる大きな規模のものまであります。食べものがメインのものもあれば、クリスマスのデコレーションで有名なマーケットも。

本場ドイツのクリスマスマーケットの輝きとワクワク感は、何度行っても飽きないほどでした。

クリスマスマーケットは毎日、朝の10時頃から夜の10時頃まで開催されます。日曜日は原則としてすべてのお店が閉まるドイツですが、なんとクリスマスマーケットだけはオープンしてるという力の入れよう(笑)

午前中はおじいちゃんやおばあちゃんが楽しそうに団欒し、夕方から夜にかけては仕事や学校帰りの若者がたくさん集まってきます。

キラキラとワクワクであふれています!

マーケットに着いたらGlühweinと呼ばれるホットワインを飲むのが定番。寒いので、まずはGlühweinを飲んでぽかぽかに!約5ユーロ(600円ほど)で可愛いマグカップに入ったホットワインを買うことができます。飲み終わってカップを返すと2ユーロが戻ってくるシステム。各マーケットごとにマグカップが違うので、持って帰ることももちろんできます。 カップのゴミが出ないこのシステム、環境に優しくていいですよね!

街ごとに異なるGlühwein のカップ

クリスマスマーケットの中にはステージがあり、演奏が行われていることも♪

また、メリーゴーランドや小さな観覧車のような乗り物があったり、子どもが楽しめるものもたくさんありました。

お昼と夜では全く雰囲気が違うので、2回楽しめるのもいいところ!

もう一つドイツらしいなと思うことは、このマーケットは12月22日に終わるんです。皆が24日に家でクリスマスを過ごせるようにするため、23日にすべて片付けを済ませます。つまり、24日と25日のクリスマス本番にはクリスマスマーケットは既に終わっているんですね!働く人の休みを大切にするところは、ドイツらしいな〜と思いました。

こうやって寒い冬でも、外に出たくなるっていいですよね。

幸せそうにホットワインを飲むおじいちゃんやおばあちゃんを見て、私まで心が暖かくなりました。

冬にドイツに行く際には必見のクリスマスマーケット!

皆さんもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

記者:スミレ

1997年生まれ。千葉県出身の大学生。トビタテ9期生として、2019年1月よりドイツに留学。2016年よりNPO法人じぶん未来クラブにて学生ボランティアとして活動。日本各地で行われる教育ワークショップにてこれまでに1000人以上の子どもたちと関わる。ボランティアリーダーとして各ワークショップを率いたり、新規ボランティアを対象とした研修等も行う。学業やアルバイトからは得ることのできない「ボランティアの魅力」を1人でも多くの学生に伝えたいとの想いのもと、「ボランティア先進国」と呼ばれるドイツにてボランティアを行いその仕組みを探る。

Pay it Forward ~優しさは連鎖する~

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

スミレ

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