【連載】季節のプラントベースレシピ(第20話)「湿気対策に。野菜たっぷりベジビビンバ丼」
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【連載】季節のプラントベースレシピ(第20話)「湿気対策に。野菜たっぷりベジビビンバ丼」

どんよりした空にジメジメした空気が続くと、体も気持ちも重たくなりがちに。

そんな時におすすめな、体の水分の巡りを良くして胃腸も整えてくれる野菜と、甘酒とコチュジャンで作る特製ビビンバたれで満足感もたっぷりなビビンバ丼のレシピをご紹介します。

トッピングのナムルに使うもやしは、実はタンパク質や不溶性の食物繊維、ミネラルが豊富です。腸内環境を整えたり、摂りすぎた塩分を水分と排出してくれたりと、湿気の多い季節に嬉しい効果が期待できます。

豆もやしにはタンパク質がより多く含まれているので、疲労感がある時は豆のついたままの大豆もやしがおすすめです。

タレに使うコチュジャンは体を温め食欲を促してくれるので、夏バテにもなりやすいこれからの季節にぴったり。すりごまや甘酒でコクが出て、野菜がメインのビビンバでもしっかりと満足感のある味わいに仕上がります。

このタレはビビンバ以外でも、サラダやチャーハン、冷麺などにもよく合うので、わが家では特に夏になると多めに作って冷蔵庫に常備しています(冷蔵保存で約2週間ほど持ちます)。

【ベジビビンバ丼のレシピ】

<材料> 4人分

・ごはん 4杯分

・もやし 1袋

・にんじん 1本

・青菜(ほうれん草など)1束

・キムチ 適量

・ベジそぼろ(第11話参照)レシピ全量の半分ほど。お肉などお好みのものでも。

・その他お好みの野菜 適量

・醤油、塩、ごま油 適量(ナムルの味付け用)

・甘酒コチュジャンたれ(レシピは下記に)適量

 

⚫︎甘酒コチュジャンたれ(作りやすい分量)

・コチュジャン 大さじ3

・甘酒 大さじ3

・醤油 大さじ1

・すりごま 大さじ2

・にんにく 1片(すりおろし)

・ごま油 大さじ1/2

①もやし、ほうれん草はたっぷりのお湯で茹でてしっかり水気をきり、醤油、塩、ごま油で味付けをする

②人参は千切りにして、お鍋に入れひとつまみの塩を振って蓋をし、弱目の中火で蒸し炒めにする。火が通ったらごま油、醤油、塩で味を整える

③甘酒コチュジャンたれの材料を全てボウルなどの容器に入れ、よく混ぜる

④器にごはんをよそい、ナムル、ソイミート、キムチなどをトッピングする。

⑤仕上げに③の甘酒コチュジャンたれをかけて完成!

※コチュジャンたれは甘酒を入れることで辛味が和らぎ、子どもにも食べやすくはなっていますが、辛いのが苦手な方はご注意ください。

ビビンバとは、混ぜごはんのこと。

シャキシャキした食感やタレの濃厚な旨みに食が進み、だるさを感じるこの時期に元気をくれます。

今回ご紹介した素材でなくても、これから旬を迎えるきゅうりやナス、ピーマンなどをごま油でサッと炒めたものもよく合います。

ぜひお好みの素材をごはんとタレとまぜまぜして、重なる味わいをお楽しみください♪

今回の連載は如何でしたでしょうか。バックナンバーはこちらからご覧頂けます。

【連載】季節のプラントベースレシピ

季子(キコ)

一児の母親。高校生のころ「食べたもので体はできている」という言葉と出会い食生活を見直したことで、長い付き合いだったアトピーが大きく改善。その体験をきっかけに食を取り巻く問題へと関心が広がり、大学では環境社会学を専攻する。

産後一年間の育休を経て職場復帰。あわただしい日々のなかでも気軽に取り入れられる、私にとっても家族にとっても、地球にとっても無理のない「いい塩梅」な生き方を模索中。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

季子(キコ)

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