写真家レスリー・キー氏を交えたトークイベントを、7月15日(金)スパイラルガーデン(青山)で開催。 日本のLGBT1000人の写真展「OUT IN JAPAN」を7月18日(月祝)まで開催中
INFORMATION
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
5,565 view
写真家レスリー・キー氏を交えたトークイベントを、7月15日(金)スパイラルガーデン(青山)で開催。

写真家レスリー・キー氏が撮影した日本のLGBT1000人の写真展「OUT IN JAPAN」をスパイラルガーデン(東京都港区南青山)で、7月18日(月祝)まで開催しています。

シンガポール生まれのレスリー氏は東京ビジュアルアーツ専門学校を卒業後、フォトグラファーとしてデビュー。アート、ファッション、ドキュメンタリー、広告、CDジャケットの撮影、映像監督などを中心に東京、PARIS、NY、アジア各国で活動。世界中のスーパーモデルやセレブリティを撮影し続けている世界で知られる写真家の一人です。

「OUT IN JAPAN」はグッド・エイジング・エールズがレスリー氏とともに、日本におけるLGBTのポジティブな可視化を目指し、1年間かけて日本全国で撮影をしてきた1000人のLGBTのポートレートを、今年25周年を迎えるLGBTテーマの国際映画祭「レインボー・リール東京」の開催に合わせて日本で初めて一挙に展示するものです。

タレントの佐藤かよさん、IVANさん、アーティストの中村中さん、生前の前田健さん、東京大学教授の安冨歩さん、上川あや世田谷区議会議員などの著名人、渋谷区や世田谷区にて同性パートナーシップ証明書を取得したカップルなどの人々に加え、さまざまな職業やセクシュアリティの参加者のポートレートが会場中を埋め尽くし、同時に、東京・大阪・名古屋・福岡・仙台にて開催してきた9回の撮影会でのコンセプト・グループショットも初展示されています。

タイトル:『OUT IN JAPAN 1,000人写真展』

期間:2016年7月12日(火)~7月18日(月祝)
時間:11:00~20:00 ※16日(土)・17日(日)は、21:00まで
場所:スパイラルガーデン 東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1階
主催:NPO法人レインボー・リール東京
共催:認定NPO法人グッド・エイジング・エールズ

7月15日(金)オープニング・レセプション&ミニ・トークイベント概要

18:00 オープン&ウェルカムドリンク
19:00 ミニ・トークイベント(レスリー・キー氏、映画祭代表:宮沢氏など)
20:00 クローズ

「OUT IN JAPAN」とは、日本のLGBTをはじめとするセクシュアル・マイノリティにスポットライトを当て、市井の人々を含む多彩なポートレートをさまざまなフォトグラファーが撮影し、5年間で1万人のギャラリーを目指すプロジェクトです。個人、団体、企業、自治体等との連携を通して、WEBサイト・展覧会・写真集などを展開し、身近な存在としてのセクシュアル・マイノリティを可視化させ、正しい知識や理解を広げるきっかけとしていきます。

セクシュアル・マイノリティにとってカミングアウトは段階的なものであり、ひとりひとり、そのタイミングや方法は違います。カミングアウトをしないという選択をする人もいます。「OUT IN JAPAN」では、カミングアウトをしたいと願い選択する人を、やさしく受け止め応援できる社会づくりを目指しています。

レスリー・キー(Leslie Kee)

シンガポール生まれ。東京ビジュアルアーツ専門学校を卒業後、フォトグラファーとしてデビュー。アート、ファッション、ドキュメンタリー、広告、CDジャケットの撮影、映像監督などを中心に東京、PARIS、NY、アジア各国で活動。世界中のスーパーモデルやセレブリティを撮影し続けている世界で知られる写真家の一人。東日本大震災チャリティ写真集 『TIFFANY supports LOVE & HOPE by LESLIE KEE』(2012年)が第40回APA経済産業大臣賞。スマトラ沖地震津波被害者支援のため、約300人のアジアのトップアーティストを撮りおろした写真集『SUPER STARS』、宝塚歌劇100周年を記念した写真集「歌劇 2010-2014 by LESLIE KEE −100th Takarazuka Revue−」を発表、写真展も開催し話題を集める。彼が手掛ける写真とアートマガジンのシリーズ「SUPER」は世界の企業やトップアーティスト、YOHJI YAMAMOTOをはじめとするファッションデザイナーなどと積極的にコラボレーションを仕掛けており、50冊を超える写真集の出版と写真展の開催、100回を超えるトークショーは電通をはじめとした企業からのオファーも多い。2015年、初監督ショートムービー「THE INDEPENDENTS 」がPARISにて開催された 2015 ASVOFFのコンペディション作品にノミネートされ、BEAUTY PRIZE AWARDを受賞。最新作「PHANTOM」もYOHJI YAMAMOTOとのコラボレーションで注目を集め各国の映画祭に出品を予定している。彼自身が発するメッセージやTwitter、Facebook、Instagramは国内外で注目を集めている。(すべてのソーシャルメディアのアカウント:lesliekeesuper)

ーーBackstage from “ethica”ーー

今年6月に起きた、ゲイフォビアに起因する痛ましい事件がまだ生々しく脳裏に蘇ってきます。私は個人的に、新宿二丁目で行われたキャンドルビジルに参加し、LGBTとして東京に生きるさまざまな人の怒りや悲しみ、恐怖に満ちた声を耳にしました。LGBTの選択が自由であると同時に、LGBTを認めない自由も存在するでしょう。けれどその主張は暴力であってはいけない。「私たちはほんのわずかな時間しかこの地球上にいない。仲良くしましょうよ」という悲痛な叫びは忘れることができません。

ペンネーム:M. M.

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

ethica編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
【連載】評伝小説「ボルネオ・サラリーマン」 (第1話)逆張り者
独自記事 【 2025/9/5 】 Work & Study
この物語は、大阪を拠点とする一企業・サラヤが20年にわたり、ボルネオという地で環境保全活動に取り組んできた軌跡を一人のサラリーマン・廣岡竜也の目線から辿った記録である。 人と地球にやさしい「ヤシノミ洗剤」を生み出したサラヤが、環境を破壊しているという誤解を受けたことが発端となり、次々と困難が立ちはだかるも、諦めない者た...
【連載】評伝小説「ボルネオ・サラリーマン」 (序章)最初の関門
独自記事 【 2025/8/31 】 Work & Study
この物語は、大阪を拠点とする一企業・サラヤが20年にわたり、ボルネオという地で環境保全活動に取り組んできた軌跡を一人のサラリーマン・廣岡竜也の目線から辿った記録である。 人と地球にやさしい「ヤシノミ洗剤」を生み出したサラヤが、環境を破壊しているという誤解を受けたことが発端となり、次々と困難が立ちはだかるも、諦めない者た...
持続可能な酪農の実現を支える明治の取り組みと、乳業の歴史
sponsored 【 2025/9/3 】 Food
乳製品やチョコレートなどの食品を取り扱うメーカーである明治(Meiji)。大ヒット商品でもある「明治おいしい牛乳」や「明治ブルガリアヨーグルト」などは冷蔵庫に常備され、マストアイテムになっている…なんて家庭も多いのでは?そんな私たちの日常生活に欠かせない明治グループは、2021 年から「健康にアイデアを」をグループスロ...
【単独取材】料理に懸け30年、永島健志シェフが語る美食哲学
独自記事 【 2025/10/9 】 Food
この取材は、かつて学校が苦手な不良少年だった、永島健志さんが、料理という表現と出会い「世界のベスト・レストラン50」で世界1位を5度獲得したスペインのレストラン「エル・ブリ」で修業し、帰国後に体験型レストラン「81」を立ち上げた貴重な経験を語って頂いたものである。
アラン・デュカス氏が登壇「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2025」 記者発表会レポート
INFORMATION 【 2025/9/15 】 Food
今年で開催15回目となる「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク」は、少し敷居が高いと感じてしまう人もいるフランス料理を、馴染みのない人にも楽しんでもらいたいという思いから誕生したグルメフェスティバルです。期間中(9月20日〜10月20日)は、参加しているレストランにて特別価格で、本格的なフレンチのコース料理を...
水原希子×大谷賢太郎(エシカ編集長)対談
独自記事 【 2020/12/7 】 Fashion
ファッションモデル、女優、さらには自らが立ち上げたブランド「OK」のデザイナーとさまざまなシーンで大活躍している水原希子さん。インスタグラムで国内上位のフォロワー数を誇る、女性にとって憧れの存在であるとともに、その動向から目が離せない存在でもあります。今回はその水原さんに「ethica」編集長・大谷賢太郎がインタビュー...
【ethica Traveler】連載企画Vol.1 宇賀なつみ サンフランシスコ編(序章)   
独自記事 【 2024/1/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【連載】評伝小説「ボルネオ・サラリーマン」 (第2話)新天地
独自記事 【 2025/9/25 】 Work & Study
この物語は、大阪を拠点とする一企業・サラヤが20年にわたり、ボルネオという地で環境保全活動に取り組んできた軌跡を一人のサラリーマン・廣岡竜也の目線から辿った記録である。 人と地球にやさしい「ヤシノミ洗剤」を生み出したサラヤが、環境を破壊しているという誤解を受けたことが発端となり、次々と困難が立ちはだかるも、諦めない者た...

次の記事

世界の飢餓地帯で起きている「今」を知る。(知花くららさん、竹下景子さん) 国連WFP視察報告会「竹下景子×知花くらら~私たちにできること~」開催ルポ(前編)
Hvass & Hannibalの新作「COLOURS あか あお きいろ ふかみどり」「PATTERNS にょろにょろ しましま てんてんてん」7月15日同時発売

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます