ムーミンに出会い、北欧のライフスタイルを体験!「メッツァ」(森)が飯能市に。 2018年秋にメッツァビレッジ、2019年春にムーミンバレーパークがオープン! 【記者発表会リポート】
独自記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
3,432 view
ムーミンに出会い、北欧のライフスタイルを体験!「メッツァ」(森)が飯能市に。

ムーミン屋敷

ムーミンについてどの程度ご存知でしょうか?

勿論、この記事を読まれる人は名前は当然としてあの愛らしい姿をすぐに思い浮かべることが出来ると思います。でも詳しく知りたいという人のために、先ずご説明しましょう。

ムーミンとは?

正式名称「ムーミン トロール」、略称「「ムーミン」。元々は北欧の民間に伝承されてきた妖精の一種です。地域や時代によって巨人だったり小人だったり様々なバリエーションがあるようですが作家で画家でもあるフィンランドのトーベ ヤンセンが今のようなキャラクターを生み出しました。

1945年に小説として登場しその後漫画となり更には絵本、そして二次著作としてテレビのアニメーションが作られ世界的に有名となり愛されるようになりました。日本では1972年にフジテレビ系列(カルピスまんが劇場、のちの世界名作劇場)で放送され爆発的な人気を博しました。

テレビ主題歌のくだり

「ね〜え。ム〜ミン。こっち、むいて。」

が耳から離れない方も多いのではないでしょうか?

その後、劇場用のアニメーション映画が作られたり歌の本、さらにはCD、ゲームなどにも展開されて行きました。

所で、今回その「ムーミン」を中心テーマとする「メッツァ」(森)がフィンランド以外初めて埼玉県の飯能市にオープンすることになり12月6日(火)に“ザ プリンスパークタワー東京”で記者発表会が行われました。

(C)Moomin Characters TM

「北欧のライフスタイルを体験してください。」(記者発表会)

司会を担当する女性が3人のキーマンを紹介しました。

はじめに、フィンテック グローバル(株)代表取締役 玉井信光(たまいのぶみつ)氏の挨拶。

「昨年の6月にこのプロジェクトの概要を発表して以来、人材を開発し関係者の多大なご協力を頂き本日の発表に至りました。色々な方にご尽力頂きましたが飯能市の関係者に特に感謝します。飯能市の観光がさらに強化されることを願っています。飯能市の“地方創生”にご協力出来ればと考えています。」

次に、飯能市長 大久保勝(おおくぼまさる)氏の挨拶。

「本日はメッツァ記者発表会に沢山ご参加頂きありがとうございます。2015年6月30日”海の日“にメッツァの発表をしてより1年半となります。飯能市を選んで貰ったことに感謝しております。心を一つにして頑張りたい。メッツァは東京より特急で39分、そこから3キロ、1時間以内で到着できます。その他色々な手段もあります。今日の発表は世界の人達に喜んで貰えると思う。感謝と期待の気持ちです。」

さらに、駐日フィンランド大使からのお祝いのメッセージがあり

(株)ムーミン物語 代表取締役 ロバート ハースト氏の挨拶。

「メッツァの紹介をすることが出来て大変うれしい。メッツァは、(1)メッツァビレッジと、(2)ムーミンバレーパークの二つのゾーンから構成されております。まさに“This is メッツァ”。小さな発見に満ちた北欧のライフスタイルを体験してください。」

見事な日本語です。

そして、最も重要な「メッツァ」の紹介があり、フォトセッションに移りました。可愛いキャラクターが出て来ました。「ムーミン」と「スノークのお嬢さん」です。カメラマンが一斉にざわつきました。

メッツァビレッジ宿泊

メッツァ とは?

何回も登場した言葉“メッツァ”、あらためてご紹介します。

埼玉県飯能市の宮沢湖の周りに東京ドーム5倍の広大な森が開発中です。これがメッツァ。二つのゾーンにわかれて一方が「メッツァビレッジ」もう一方が「ムーミンバレーパーク」といいます。

ではそれぞれの特徴をご紹介しましょう。

“メッツァビレッジ”

心の豊かさにつながる北欧のライフスタイルが体験できるゾーン。入場無料。自然が豊かな公園でそれを身近に感じることが出来る施設やアクティビティを展開。新鮮な地元野菜や工芸品なども購入できる。宿泊施設も計画中。

ムーミンバレーパークエントランス

“ムーミンバレーパーク”

ムーミン一家とその仲間たちと出会うことが出来るゾーン。ムーミン一家が暮らす屋敷や、ムーミンの物語が追体験が出来る。物語のなかで登場する灯台や水浴び小屋なども作られる予定。大型のギフトショップやレストランなども計画されています。

さて色々ご紹介してきましたがこのプロジェクトには別の側面もあるようです。

飯能市の”地方創生“と言う話はすでにしましたが、その一環として「飯能市のふるさと納税」として”ムーミン基金”が創設されました。その他、地域振興並びに教育振興の向上を目的としてフィンテック グローバル会社と駿河台大学が基本協定を締結しました。

我々もこの“地方創生”を応援したいものです。

最後に「メッツァのコンセプト」についてふれてみます。

メッツァビレッジマーケット

メッツァのコンセプト

小さな発見が導く心の豊かさ。
自分の殻を破って挑戦する。創るために試行錯誤してみる。
良く観察し自分なりのこたえを探してみる。未知なるものを自由に想像する。
家族や仲間と協力し経験を共有する。心も体も解き放ちリラックスする。

北欧時間が流れる森と湖での体験を通して、豊かさの本質に気ずき、日常へと持ち帰れる場所。それがメッツァのめざす姿です。

Photo gallery

ムーミンバレーパークアトラクション

ムーミンバレーパークアトラクション

ムーミンバレーパーク水浴び小屋

ムーミンバレーパーク灯台

ムーミン屋敷

ーーBackstage from “ethica”ーー

北欧には嘗て何回か行ったことがありますが夏は夜10時でも外が明るく一方冬は朝9時ごろやっと明ける。不思議な自然の妙。今回の“メッツァ”のオープンにはまだ時間があるようですので折々、情報をお届けしたいと思います。

ペンネーム:T.J

関連映像(YouTubeからピックアップ)

・ムーミンの世界と北欧の暮らし・・・テーマパークで体験(ANN NEWS)

・「メッツァ」ティザームービー

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
【連載】評伝小説「ボルネオ・サラリーマン」 (第1話)逆張り者
独自記事 【 2025/9/5 】 Work & Study
この物語は、大阪を拠点とする一企業・サラヤが20年にわたり、ボルネオという地で環境保全活動に取り組んできた軌跡を一人のサラリーマン・廣岡竜也の目線から辿った記録である。 人と地球にやさしい「ヤシノミ洗剤」を生み出したサラヤが、環境を破壊しているという誤解を受けたことが発端となり、次々と困難が立ちはだかるも、諦めない者た...
【連載】評伝小説「ボルネオ・サラリーマン」 (序章)最初の関門
独自記事 【 2025/8/31 】 Work & Study
この物語は、大阪を拠点とする一企業・サラヤが20年にわたり、ボルネオという地で環境保全活動に取り組んできた軌跡を一人のサラリーマン・廣岡竜也の目線から辿った記録である。 人と地球にやさしい「ヤシノミ洗剤」を生み出したサラヤが、環境を破壊しているという誤解を受けたことが発端となり、次々と困難が立ちはだかるも、諦めない者た...
持続可能な酪農の実現を支える明治の取り組みと、乳業の歴史
sponsored 【 2025/9/3 】 Food
乳製品やチョコレートなどの食品を取り扱うメーカーである明治(Meiji)。大ヒット商品でもある「明治おいしい牛乳」や「明治ブルガリアヨーグルト」などは冷蔵庫に常備され、マストアイテムになっている…なんて家庭も多いのでは?そんな私たちの日常生活に欠かせない明治グループは、2021 年から「健康にアイデアを」をグループスロ...
【単独取材】料理に懸け30年、永島健志シェフが語る美食哲学
独自記事 【 2025/10/9 】 Food
この取材は、かつて学校が苦手な不良少年だった、永島健志さんが、料理という表現と出会い「世界のベスト・レストラン50」で世界1位を5度獲得したスペインのレストラン「エル・ブリ」で修業し、帰国後に体験型レストラン「81」を立ち上げた貴重な経験を語って頂いたものである。
アラン・デュカス氏が登壇「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2025」 記者発表会レポート
INFORMATION 【 2025/9/15 】 Food
今年で開催15回目となる「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク」は、少し敷居が高いと感じてしまう人もいるフランス料理を、馴染みのない人にも楽しんでもらいたいという思いから誕生したグルメフェスティバルです。期間中(9月20日〜10月20日)は、参加しているレストランにて特別価格で、本格的なフレンチのコース料理を...
水原希子×大谷賢太郎(エシカ編集長)対談
独自記事 【 2020/12/7 】 Fashion
ファッションモデル、女優、さらには自らが立ち上げたブランド「OK」のデザイナーとさまざまなシーンで大活躍している水原希子さん。インスタグラムで国内上位のフォロワー数を誇る、女性にとって憧れの存在であるとともに、その動向から目が離せない存在でもあります。今回はその水原さんに「ethica」編集長・大谷賢太郎がインタビュー...
【ethica Traveler】連載企画Vol.1 宇賀なつみ サンフランシスコ編(序章)   
独自記事 【 2024/1/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【連載】評伝小説「ボルネオ・サラリーマン」 (第2話)新天地
独自記事 【 2025/9/25 】 Work & Study
この物語は、大阪を拠点とする一企業・サラヤが20年にわたり、ボルネオという地で環境保全活動に取り組んできた軌跡を一人のサラリーマン・廣岡竜也の目線から辿った記録である。 人と地球にやさしい「ヤシノミ洗剤」を生み出したサラヤが、環境を破壊しているという誤解を受けたことが発端となり、次々と困難が立ちはだかるも、諦めない者た...

次の記事

第68回カンヌ映画祭を振り返る。【女優・長澤まさみ編】
トヨタの究極のエコカー“MIRAI”に乗車しました! 【エコプロ2016レポート】

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます