【連載】季節のプラントベースレシピ (第10話)「余った梅シロップを活用!梅の寒天グミと梅豆乳ラッシー」
独自記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
【連載】季節のプラントベースレシピ (第10話)「余った梅シロップを活用!梅の寒天グミと梅豆乳ラッシー」

日中はまだじっとりと汗ばむ暑さですが、朝晩は少しずつ秋の気配を感じるこのごろ。

今回は、梅シロップを使ったアレンジレシピをご紹介します。

わが家では毎年6月に梅シロップを仕込むのですが、ついついつくりすぎるのか、夏の終わりでもまだたくさん残っているという年も。

そんなときは、シャーベットにしたりゼリーにしたり、ドレッシングにしたり、梅シロップのアレンジレシピを楽しんでいます。

なかでも、最近のわが家のお気に入りは、寒天でつくる梅グミと梅の豆乳ラッシー。

どちらも材料を計って混ぜるだけで、とっても簡単につくれます。

寒天でつくるグミは、食物繊維たっぷりでとってもヘルシー。サクサクと歯ごたえのある食感で、お子さんのおやつはもちろん、キュンと甘酸っぱい美味しさが、なんだか口さみしいときの大人のおやつにもぴったりです。

お好みのシリコン型に流せば、より本物のグミらしくなります。

キラキラが大好きな5歳の娘に大好評で、休みの日に一緒につくる定番おやつです。いろんな型に流し込んで、時には小さくカットしたフルーツを入れたり違う色のシロップもつくって2色にしてみたりと、オリジナルなグミ作りを楽しんでいます。

梅の豆乳ラッシーは、本来ラッシーには欠かせないヨーグルトがなくても、豆乳と梅シロップ、少量のレモン果汁の酸で、ほどよいとろみが付き、濃厚で満足感たっぷり。

思いたったときにすぐつくれる簡単レシピです。

カレーの日のお口直しやデザートとして、ハーブをあしらえばちょっとしたおもてなしにもおすすめです。

グミもラッシーも、紫蘇シロップや果物系のシロップなどお好みのもので代用できます。

残暑のおやつに、いかがでしょうか?

【梅シロップで作る寒天グミ】

<材料>作りやすい分量

・寒天パウダー 4g

・水 80g

・梅シロップ 80g

・砂糖 大さじ1(お好みで)

① 小鍋に水と寒天パウダーを入れ、泡だて器またはゴムベラでよく混ぜ、火にかける。

② 沸騰したら弱火にして1分ほど混ぜ続け、よく溶かす。

③ 火からおろし、梅シロップとお好みで砂糖を大さじ1加える。

(そのままだと優しい甘さです。甘さがしっかりほしい場合はお砂糖を加えるのがおすすめです)

④ ホーロー容器やお好みの型に流し、粗熱が取れたら冷蔵庫で2時間ほど冷やす。

※細かい型の場合は、植物油を薄く塗っておくと外しやすいです。

⑤ しっかり固まったら型から外し、必要に応じて切り分けて完成!

※取れにくい場合は、竹串や爪楊枝で型に沿って入れ、そっと引っ掛けるように取り外してみてください。

【梅シロップで作る豆乳ラッシー】

<材料>2人分・梅シロップ 80g

・レモン果汁 10g

・無調整豆乳 300g

① ボウルやグラスに材料をすべて入れて、スプーンでよく混ぜる

② とろみがついたら、氷を入れて完成

いかがでしょうか。

いつもとはちょっと違った風に梅シロップを楽しみたいとき、夏の終わりに向けて梅シロップを消費したいとき。

ぜひつくってみてくださいね。

今回の連載は如何でしたでしょうか。バックナンバーはこちらからご覧頂けます。

【連載】季節のプラントベースレシピ

季子(キコ)

一児の母親。高校生のころ「食べたもので体はできている」という言葉と出会い食生活を見直したことで、長い付き合いだったアトピーが大きく改善。その体験をきっかけに食を取り巻く問題へと関心が広がり、大学では環境社会学を専攻する。

産後一年間の育休を経て職場復帰。あわただしい日々のなかでも気軽に取り入れられる、私にとっても家族にとっても、地球にとっても無理のない「いい塩梅」な生き方を模索中。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

季子(キコ)

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
【連載】評伝小説「ボルネオ・サラリーマン」 (第1話)逆張り者
独自記事 【 2025/9/5 】 Work & Study
この物語は、大阪を拠点とする一企業・サラヤが20年にわたり、ボルネオという地で環境保全活動に取り組んできた軌跡を一人のサラリーマン・廣岡竜也の目線から辿った記録である。 人と地球にやさしい「ヤシノミ洗剤」を生み出したサラヤが、環境を破壊しているという誤解を受けたことが発端となり、次々と困難が立ちはだかるも、諦めない者た...
【連載】評伝小説「ボルネオ・サラリーマン」 (序章)最初の関門
独自記事 【 2025/8/31 】 Work & Study
この物語は、大阪を拠点とする一企業・サラヤが20年にわたり、ボルネオという地で環境保全活動に取り組んできた軌跡を一人のサラリーマン・廣岡竜也の目線から辿った記録である。 人と地球にやさしい「ヤシノミ洗剤」を生み出したサラヤが、環境を破壊しているという誤解を受けたことが発端となり、次々と困難が立ちはだかるも、諦めない者た...
持続可能な酪農の実現を支える明治の取り組みと、乳業の歴史
sponsored 【 2025/9/3 】 Food
乳製品やチョコレートなどの食品を取り扱うメーカーである明治(Meiji)。大ヒット商品でもある「明治おいしい牛乳」や「明治ブルガリアヨーグルト」などは冷蔵庫に常備され、マストアイテムになっている…なんて家庭も多いのでは?そんな私たちの日常生活に欠かせない明治グループは、2021 年から「健康にアイデアを」をグループスロ...
【単独取材】料理に懸け30年、永島健志シェフが語る美食哲学
独自記事 【 2025/10/9 】 Food
この取材は、かつて学校が苦手な不良少年だった、永島健志さんが、料理という表現と出会い「世界のベスト・レストラン50」で世界1位を5度獲得したスペインのレストラン「エル・ブリ」で修業し、帰国後に体験型レストラン「81」を立ち上げた貴重な経験を語って頂いたものである。
アラン・デュカス氏が登壇「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2025」 記者発表会レポート
INFORMATION 【 2025/9/15 】 Food
今年で開催15回目となる「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク」は、少し敷居が高いと感じてしまう人もいるフランス料理を、馴染みのない人にも楽しんでもらいたいという思いから誕生したグルメフェスティバルです。期間中(9月20日〜10月20日)は、参加しているレストランにて特別価格で、本格的なフレンチのコース料理を...
水原希子×大谷賢太郎(エシカ編集長)対談
独自記事 【 2020/12/7 】 Fashion
ファッションモデル、女優、さらには自らが立ち上げたブランド「OK」のデザイナーとさまざまなシーンで大活躍している水原希子さん。インスタグラムで国内上位のフォロワー数を誇る、女性にとって憧れの存在であるとともに、その動向から目が離せない存在でもあります。今回はその水原さんに「ethica」編集長・大谷賢太郎がインタビュー...
【ethica Traveler】連載企画Vol.1 宇賀なつみ サンフランシスコ編(序章)   
独自記事 【 2024/1/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【連載】評伝小説「ボルネオ・サラリーマン」 (第2話)新天地
独自記事 【 2025/9/25 】 Work & Study
この物語は、大阪を拠点とする一企業・サラヤが20年にわたり、ボルネオという地で環境保全活動に取り組んできた軌跡を一人のサラリーマン・廣岡竜也の目線から辿った記録である。 人と地球にやさしい「ヤシノミ洗剤」を生み出したサラヤが、環境を破壊しているという誤解を受けたことが発端となり、次々と困難が立ちはだかるも、諦めない者た...

次の記事

IDÉE「H& by POOL」皆川明氏監修 2023秋冬コレクションが到着 残反・残糸・端切れなどをアップサイクル
秋の森林でライフスタイル体験。ブッシュクラフトや、テントサウナも。 

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます