【連載】季節のプラントベースレシピ (第13話)「ルーを使わなくても美味しい!米粉の豆乳クリームシチュー」
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【連載】季節のプラントベースレシピ (第13話)「ルーを使わなくても美味しい!米粉の豆乳クリームシチュー」

肌寒くなってくると食べたくなる、温かい煮込み料理や濃厚なスープ。

今回は手軽に作れてほっこりあたたまる、プラントベース&グルテンフリーのクリームシチューのレシピをご紹介します。

ルーを使わなくても美味しい!

シチューといえばルーが欠かせないものと思いがちですが、ルーがなくても、仕上げに米粉を使って簡単にこっくり美味しい、とろみをつけることができます。

小麦、乳製品、お肉など不使用なので、市販のルーと比べて消化にも優しく、濃厚ながらもさらりとした味わいです。

ホワイトソースからつくる本格的なクリームシチューには敵わないかもしれないけれど、ふと「今日はあったかいシチューが食べたいな〜」という日に、冷蔵庫にあるものでスープをつくるような気持ちで、手軽に料理に取りかかれるレシピになっています。

残ったら、翌朝こんがり焼いたパンを添えて朝ごはんに。

硬めに茹でたショートパスタを絡めて、パン粉とハーブをのせてオーブンで焼けばグラタンに、ごはんを入れて煮込んだらリゾット風に……と、リメイクできるのもシチューの嬉しいところ。

クリームシチューは5歳の娘の大好物なので、わが家では一度にたくさんつくって翌日リメイクして2日分の献立にしちゃいます♪

ぜひお気軽につくってみてくださいね。

米粉の豆乳クリームシチュー

材料  作りやすい分量(約4人前)

・玉ねぎ 1玉

・人参 1本

・じゃがいも中サイズ 3つ(約400g) ※かぼちゃやさつまいも、里芋もおすすめです

・お好みのきのこ 1/2株

・白菜 1/6〜1/8玉

・お好みの野菜(ほうれん草やブロッコリー、カブ、豆など) 150gほど

・オリーブオイル(またはお好みの油) 大さじ1

・塩 適量

・水 200cc

・野菜コンソメ 1袋

・ローリエ(あれば) 2枚

・無調整豆乳 400cc

・米粉 大さじ4

・白味噌(あれば) 大さじ1.5

・お好みで黒胡椒やハーブなど

① 玉ねぎ、人参、じゃがいもは洗って皮をむき、一口大に切る。きのこは軸をとっておく。白菜は一口大に切る。

 

② 厚手の鍋に油を熱し、玉ねぎ、人参、きのこ、じゃがいも、白菜の順に加えながら炒める。

※この時、野菜を一つ加えるごとに塩ひとつまみする

③ 白菜に油が馴染んだら、水を加え、野菜コンソメとローリエを入れて煮る。沸騰したら火を弱め、10分ほどくつくつ煮込む。

 

④ 野菜にある程度火が通ったら、好みの野菜や豆の水煮を加えて軽く煮る。

⑤ 無調整豆乳100ccに米粉大さじ4を入れてダマがなくなるまでしっかり混ぜる。

⑥ ⑤を鍋に入れ、弱火〜中火でよく混ぜる。とろみがつき表面がフツフツしてきたら弱火にして1分ほどしっかり混ぜて加熱する。残りの無調整豆乳200ccを加えてよく混ぜる。

※この時点でとろみがいい具合についていたら、残りの100ccは入れずに様子を見る。硬いようなら、残りの100ccを加える。

 

⑦ あれば白味噌を溶かしながら入れ、味見をして塩加減を調整して完成。

仕上げに黒胡椒やタイムなどのハーブをかけると、ぐんと味わい深くなります。

今回はいろいろなお野菜を入れるレシピをご紹介しましたが、シンプルに定番の玉ねぎ、人参、じゃがいもだけでも十分美味しいです。粒コーンを入れると甘さが出るので、コーン缶を汁ごと使うのもオススメ。

入れる野菜は何でも合うので、レシピ通りにと気負わず、ぜひ冷蔵庫にあるものでつくってみてくださいね。

今回の連載は如何でしたでしょうか。バックナンバーはこちらからご覧頂けます。

【連載】季節のプラントベースレシピ

季子(キコ)

一児の母親。高校生のころ「食べたもので体はできている」という言葉と出会い食生活を見直したことで、長い付き合いだったアトピーが大きく改善。その体験をきっかけに食を取り巻く問題へと関心が広がり、大学では環境社会学を専攻する。

産後一年間の育休を経て職場復帰。あわただしい日々のなかでも気軽に取り入れられる、私にとっても家族にとっても、地球にとっても無理のない「いい塩梅」な生き方を模索中。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

季子(キコ)

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