【連載】季節のプラントベースレシピ(第36話)「春のお花見弁当にもぴったり。おからこんにゃくで作るプルコギ風キンパ」
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【連載】季節のプラントベースレシピ(第36話)「春のお花見弁当にもぴったり。おからこんにゃくで作るプルコギ風キンパ」

3月20日の春分まで、あと1ヶ月と僅かですが、2月上旬までは1年で最も寒い時期に当たります。

凍てつくような寒さの中、静かに雪が降り積もり、周囲を白く染めています。

そんな春の訪れが待ち遠しい今日この頃、皆さまにいかがお過ごしでしょうか。

さて、本日ご紹介するのは、春のお花見弁当にもピッタリな韓国風海苔巻き「キンパ」のレシピです。

キンパといえばお肉を使うものが一般的ですが、今回はお肉の代用としておからこんにゃくを甘辛くプルコギ風の味付けにして仕上げてみました。

おからこんにゃくは、その名の通り、おからとこんにゃくを主な原料とする加工食品です。大豆由来のたんぱく質と食物繊維を豊富に含み、低カロリー・高タンパクな代替肉の材料として注目されています。

大豆ミートなどのように水戻しなどが不要で、すぐに使えるのも魅力のひとつ。

ただ、私も最近知ったのですが、裏ワザ(?)として、一度冷凍して解凍してから使うことで、より水っぽさが無くなり食感も良くなります。その後、下味をしっかり含ませることで、お肉のような満足感と食べ応えがありつつ、消化は良いので食後は驚くほど軽やかです。

冷凍しておけば賞味期限も気にせず使えるので、食材ストックのひとつとしてもおすすめです。

お花見弁当はもちろん、少し特別な日の食卓や、家族や友人と集まる週末のごはんにも。身体に負担をかけず、それでいて気持ちは満たされる、そんな一皿を作りたいときに寄り添ってくれるレシピです。

ぜひお試しください。

【プルコギ風キンパのレシピ】

 

<4人分>

【ごはん】

・炊いたごはん…4膳分(約2合)

・塩…小さじ1/3

・ごま油…小さじ1

 

【具材】

・おからこんにゃく…1個 ※一度冷凍してから解凍して使う

・ほうれん草…1束

・人参…1本

・カブか大根…1個or10cm

※たくあんでもOK

 

【おからこんにゃく調味ダレ】

・醤油…大さじ3

・みりん…大さじ2

・おろし生姜…1片分

・おろしにんにく…1片分

※焼肉のタレ大さじ3〜4でも代用可

 

☆焼き材料

・米油…適量(クセのない油ならなんでもOK)

・片栗粉…大さじ3

 

【具材の味付け材料】(それぞれの分量はレシピに記載しています)

・塩…適量

・醤油…適量

・ごま油…適量

・すりごま…適量

・お酢…適量

 

【仕上げ材料】

・焼き海苔 4枚

お好みで・・糸唐辛子、いりごま、コチュジャン

<作り方>

①おからこんにゃくは一度冷凍して解凍したものを薄くスライスし、水気を絞って調味ダレに浸けておく(15分ほど)。

②浸けている間に、その他の具材を調理する。

・人参は千切りにして、ごま油小さじ1と塩ふたつまみでさっと炒める。

・ほうれん草は熱湯で湯がき、3cmほどの長さに切り、醤油小さじ1とすりごま大さじ1で味付けをする。

・カブまたは大根は半月切りか細切りでスライスし、塩小さじ1/2で塩揉みし、水気を絞ったらお酢小さじ1で和える

・ごはんはごま油と塩で軽く味付けをしておく

③調味ダレに浸けておいたおからこんにゃくの水気を軽く絞り、片栗粉をまぶして、やや多めに油を敷いたフライパンで焦げ目がつくまでじっくり両面焼く。焼けた順に一度フライパンから取り出す。

※残った調味ダレはこの後使うので取っておく

④全て焼けたらフライパンに戻し、残った調味ダレに醤油小さじ1を加えて、弱中火くらいでタレが絡むようにザッと炒める。

⑤まきすもしくはラップを広げた上に板のり1枚を敷き、ごはん、具の順に乗せていく。

ごはんは端まで敷つめず、奥側1/4ほどスペースを空けておくと巻きやすい。

⑥手前から奥に向けて、具を巻き込むようにぎゅっと巻いていく。

巻き終わったらしばらくそのまま置いておき、食べる前に濡らした包丁で好みの厚さに切り分ける(恵方巻きとして食べるならそのままで)。

⑦お皿に盛り付け、お好みで炒りごまや糸唐辛子、コチュジャンをあしらう

甘辛く味付けしたおからこんにゃくとその他の具材のそれぞれ異なる味わい・食感が組み合わさって、もうひとつ…とまた手を伸ばしたくなる美味しさです。

子どもや辛いものが苦手な方も食べやすいようにキンパ自体は優しめの味付けにしているので、お好みでコチュジャンをつけてお召し上がりください。

巻くのが手間だな、みんなでワイワイ食べたいな、という時は、手巻き寿司風にするのもおすすめです。

ぜひその時の目的に合った形で、お楽しみいただけたら嬉しいです。

今回の連載は如何でしたでしょうか。バックナンバーはこちらからご覧頂けます。

【連載】季節のプラントベースレシピ

季子(キコ)

一児の母親。高校生のころ「食べたもので体はできている」という言葉と出会い食生活を見直したことで、長い付き合いだったアトピーが大きく改善。その体験をきっかけに食を取り巻く問題へと関心が広がり、大学では環境社会学を専攻する。

産後一年間の育休を経て職場復帰。あわただしい日々のなかでも気軽に取り入れられる、私にとっても家族にとっても、地球にとっても無理のない「いい塩梅」な生き方を模索中。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

季子(キコ)

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