「NYで話題のサスティナブルなタオルが日本に逆上陸!」「ワインを味わうように楽しむオーガニックコットン」エシカルな物語のある二つのシリーズを紹介 特別な体験と物語を紡ぐ、サスティナブルなオーガニックタオル(後編)
Pick Up! PR
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
「NYで話題のサスティナブルなタオルが日本に逆上陸!」「ワインを味わうように楽しむオーガニックコットン」エシカルな物語のある二つのシリーズを紹介

「その年のコットンの出来を楽しむ文化を広めよう。たとえば、ワインをヴィンテージの違いで楽しむようにーー。そのアイデアから生まれたのが、『コットン・ヌーボー』

前編につづき、「最大限の安全と最小限の環境負荷で」をポリシーに、サスティナブルなオーガニックタオルを手がけるIKEUCHI ORGANIC。快適な使い心地だけでなく、エシカルな物語のある二つのシリーズを紹介します。

ワインを味わうように楽しむオーガニックコットン

コットンの原料は綿花。綿花は農作物です。多くの農作物がそうであるように、その年の気候や土地の状況などによって出来や収穫量が左右され、品質が変わることもあります。特に自然に近い状態で栽培するオーガニックコットンは品質が均一にならず、当然、タオルにしても違いが出てしまう。IKEUCHI ORGANICには、「前に扱った商品と手触りが違う」と販売店から返品されることがあったと言います。

オーガニックコットンだからこそのデメリット。しかし、逆転の発想で新しいプロジェクトを立ち上げます。

「その年のコットンの出来を楽しむ文化を広めよう。たとえば、ワインをヴィンテージの違いで楽しむようにーー。そのアイデアから生まれたのが、『コットン・ヌーボー』です」

そう話すのは、IKEUCHI ORGANIC取締役社長の阿部哲也さん。通常は風合いを一定に保つために複数の年にわたって収穫されたオーガニックコットンを混ぜて糸を作りますが、「コットン・ヌーボー」は収穫年度によって分けた糸で作られます。すると、年によって質感や手触りが違ってくるのだそう。阿部さんはこう続けます。

「年ごとの風合いの違いを楽しんでもらうことで、タオルを使った人に、コットンは農作物であることを知ってもらいたい。そして、サスティナブルなものづくりや消費について考えてもらうきっかけになれば」

この斬新かつ魅力的なプロジェクトを実行にこぎつけられたのは、協力してくれたタンザニアのコットン農家の皆さん、趣旨に賛同して投資してくれた賛同者、そして、発売前から「ほしい!」と予約してくれた人たちの存在だったと言います。多くの支えに報いようと、IKEUCHI ORGANICではコットン農家を長期的に支援するため、プロジェクトのスタート時に生まれた子が成人を迎えるまで、この取り組みを続けることを発表しています。

「タオルを使った人に、コットンは農作物であることを知ってもらいたい。そして、サスティナブルなものづくりや消費について考えてもらうきっかけになれば」

NYで話題のサスティナブルなタオルが日本に逆上陸!

タオルを作る過程で、どうしても残ってしまう糸。貴重なオーガニックコットンを無駄にしたくないという思いから生まれたタオルが、サスティナブルの先進国、アメリカで静かなブームを呼んでいます。

舞台はニューヨーク。マンハッタン島のイーストリバーをはさんだ東側に広がるブルックリンは、デザイナーやアーティストが多く住み、常に最先端のカルチャーを発信し続けるエリアです。その街のパークスロープという地区にある「J + B Design & Cafe」は、日本の伝統文化に根ざした雑貨や情報を紹介するジャパンカルチャーのアンテナショップ的な存在。2年前、このショップでIKEUCHI ORGANICのタオルが取り扱われるようになり、昨年ストアインショップを同ストア内にオープンしました。さらにそれがきっかけとなり、同じ地区に店を構える「パークスロープ・フード・コープ」という、いわゆる生活協同組合と縁がつながります。

「J + B Design & Cafe」は、日本の伝統文化に根ざした雑貨や情報を紹介するジャパンカルチャーのアンテナショップ的な存在。

パークスロープ・フード・コープは、オーガニック食材を取り扱っていますが、組織自体がオーガニックな運営をしていることが注目を浴び、成長を続けています。買い物するには組合員にならなければならず、さらに、組合員は荷出しやレジ打ちといった仕事を担わなければなりません。置いている商品は、オーガニック認証を受けた商品だけでなく、独自の規定を作り、オーガニックで栽培しているのに金銭的な事情などで認証を取れない小さな農家が作った農作物などを積極的に仕入れるなど、サスティナブルな農業をサポートしています。

「フェアトレードを通じてサスティナブルな農業やものづくりを目指している私たちの考え方に非常に近いと感じました。そこで、パークスロープ・フード・コープに向けた商品を開発することに決めたのです」

と、IKEUCHI ORGANICのPR インターナショナルリレーションズマネージャーの山鬼育子さん。

着目したのが、残った糸。ロット違いや色違いで発生した生地や商品の他、タオルを作った時に余ってしまった糸を集め、IKEUCHI ORGANICが60余年で培った技術とノウハウで新しいタオルに仕立てます。そうして生まれたのが「ブルックリン・サスティナブル・ライン」。

この夏、逆輸入する形で「ブルックリン・サスティナブル・ライン」が日本にもお目見えしました。直営店やウェブサイトで限定販売。7月10日には、パークスロープ・フード・コープの取り組みなども紹介するイベントを、東京・南青山、京都、福岡の直営店で開催しました。

食べ物やコスメのように自分に合ったものを選び、ワインのごとく楽しむーー。1枚のタオルが手元に届くまでの物語、人々に思いを馳せながら、大切に慈しむように使いたい。IKEUCHI ORGANICのタオルは、物への愛情を思い起こさせてくれる逸品なのです。

着目したのが、残った糸。ロット違いや色違いで発生した生地や商品の他、タオルを作った時に余ってしまった糸を集め、IKEUCHI ORGANICが60余年で培った技術とノウハウで新しいタオルに仕立てます。そうして生まれたのが「ブルックリン・サスティナブル・ライン」。

■ IKEUCHI ORGANICに関する情報はこちら

http://www.ikeuchi.org/

前編はこちらから

特別な体験と物語を紡ぐ、サスティナブルなオーガニックタオル(前編)作る人、使う人、そして、地球にも優しいサスティナブルなタオル

 

ーーBackstage from “ethica”ーー

肌に優しく、口に入れても大丈夫なオーガニックコットンを織り上げたIKEUCHI ORGANICのタオルは、赤ちゃんや小さなお子さんのいるご家庭で喜ばれているようです。モデルの蛯原友里さんもその一人。息子さんの肌荒れがひどくなり、オーガニックのタオルや肌着を調べていた中で、うれしいプレゼントが届いたとブログで綴っています。

大切な人へのギフトにおすすめの逸品です。

記者 中津海 麻子

朝日新聞契約ライター、編集プロダクションなどを経てフリーランスに。人物インタビュー、食、ワイン、日本酒、本、音楽、アンチエイジングなどの取材記事を、新聞、雑誌、ウェブマガジンに寄稿。主な媒体は、朝日新聞、朝日新聞デジタル&w、週刊朝日、AERAムック、ワイン王国、JALカード会員誌AGORAなど。大のワンコ好き。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

中津海 麻子

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
【ethica副編集長対談】フィリップ モリス ジャパン・濱中祥子さん(前編)
独自記事 【 2020/3/9 】 Work & Study
2月19日・20日の2日間、パシフィコ横浜で開催された「サステナブル・ブランド国際会議2020横浜」(SB 2020 YOKOHAMA)でのパネルディスカッション「グローバル先進企業に学ぶサステナブル・ビジネスの実践法~課題を乗り越えるための方策とは」にノボ ノルディスク ファーマのサイモン・コリアさん、セールスフォー...
【ethica副編集長対談】フィリップ モリス ジャパン・濱中祥子さん(後編)
独自記事 【 2020/3/9 】 Work & Study
自らは非喫煙者で、フィリップ モリス ジャパンに入社するまでタバコとは全く縁のない人生を送ってきたという濱中祥子さんは今、「煙のない社会」を目指して日々活動されています。 そんな濱中さんは、海外留学されたご経験がおありだそうです。後編ではその頃のことを語っていただきました。 (聞き手:ethica副編集長・萱島礼香)
まずは自分の“半径5m”から愛を広げていく。 エシカルウェディング経験者・沼田暁さんが考える社会貢献のかたち (前編)
独自記事 【 2020/3/2 】 Fashion
エシカルや社会貢献活動に関心があり、何か自分にできることをしたい。でも、いざ何かしようとしても「自分が役に立てることなんてあるのだろうか」と躊躇ってしまう人が多いのかもしれません。筆者である私も、そんな悩みが尽きない一人です。 悩める筆者がある“ウェディングドレス”をきっかけに出会ったのが、今回の主人公・沼田 暁(ぬま...
より「自分らしい選択」が、社会をよくしてくれる。エシカルウェディング経験者・沼田暁さんが考える社会貢献のかたち(後編)
独自記事 【 2020/3/2 】 Fashion
エシカルや社会貢献活動に関心があり、何か自分にできることをしたい。でも、いざ何かしようとしても「自分が役に立てることなんてあるのだろうか」と躊躇ってしまう人が多いのかもしれません。筆者である私も、そんな悩みが尽きない一人です。 悩める筆者がある“ウェディングドレス”をきっかけに出会ったのが、今回の主人公・沼田 暁(ぬま...
トップブランドの古着を藍染で蘇らせる”サスティナブル・ブランド” Indigo Love Ecoプロジェクト「BOKUWAKUMA」
独自記事 【 2020/2/10 】 Fashion
鮮やかでありながら深みもあり、様々に表情を変える藍色。 実はこれらの衣服は、本当なら捨てられてしまうかもしれなかった古着です。 ご紹介するのはシャネルやギャルソンの古着を藍染でリメイクする沖縄拠点のブランド「BOKUWAKUMA」。藍で染めることによって新たな命が吹き込まれより愛されるアイテムに蘇らせることで、ファッシ...
人が楽しむことをしたいーー。クリエーティブを仕事にする喜び。/木下舞耶(前編)
独自記事 【 2020/1/20 】 Work & Study
2019年6月に行われた「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」のセミナーに、一人の日本人女性が登壇した。広告会社でパラリンピックのプロジェクトに携わる木下舞耶さん。パラリンピックという障害者のスポーツの祭典を通じ、人々の意識、社会をも変えるコミュニケーションを標榜する。前編では、木下さんが歩んで来...
広告の祭典「カンヌライオンズ」にて開催されたパラリンピックの対談レポート
独自記事 【 2020/1/20 】 Work & Study
世界的な広告(クリエイティブ)の祭典「カンヌライオンズ」にて行われた電通の木下舞耶さん、国際パラリンピック委員会(IPC)のチーフ・マーケティング・コミュニケーションズ・オフィサー、クレイグ・スペンスさん、そしてパラリンピック金メダリストのマールー・ファン・ラインさんの対談の様子をレポートします。(記者:エシカちゃん)...
写真家で映画監督の蜷川実花さんがクリエイティヴ・ディレクション「GO Journal」
独自記事 【 2020/1/13 】 Art & Culture
世界中の注目が集まる「世紀の祭典」東京オリンピック・パラリンピックの開催があと半年に迫る中、パラスポーツの興奮とパラアスリートたちの息づかいとそれを取り巻くカルチャーとの交差点を伝えるフリーグラフィックマガジン「GO Journal」の最新号(第4号)が1月22日(水)に発刊されます。 (記者:エシカちゃん)
パラリンピックに懸ける思い【前編】/ 車いすテニス・船水梓緒里さん
独自記事 【 2020/1/6 】 Health & Beauty
車いすテニスを始めてわずか2年で世界国別選手権のジュニアクラス日本代表に選出され、その後2018年8月にはジュニアの世界ランキング1位となった船水梓緒里さん(三菱商事所属)。中学1年生の時、事故で車いす生活を余儀なくされ、人生に絶望しかけていた船水さんを救ったのが車いすテニスでした。 今回は来年の東京パラリンピックでの...
【ethica編集長対談】「ECOALF」創業者 ハビエル・ゴジェネーチェ氏
独自記事 【 2019/12/23 】 Fashion
スペインのファッションブランド「ECOALF」の日本第1号店が2020年3月、東京・神宮前にオープンすることになり、先日、都内でその発表会が行われました。 「ECOALF」は世界中で脱プラスチックの動きが広がる中、環境を守りながらペットボトルや漁業用の網などといった海洋プラスチックごみを再生して作った機能的な衣類や靴、...
ファッションデザイナー石川俊介さん『背景が見えにくいファッション産業への疑問』
独自記事 【 2019/12/16 】 Fashion
エシカルなコーヒーの調達率 99 % を達成したことにちなみ、9月9日に全国のスターバックス店舗で2015年から行われている「99 キャンペーン」。特に、同キャンペーンが初めて実施された、中目黒の「スターバックス リザーブ®️ロースタリー 東京」では、バリスタによるコーヒーの生産過程についてのマイクパフォーマンスが行わ...
SDGsは「自分の暮らしの中」で向き合う。
sponsored 【 2019/11/25 】 Home
気候変動やグローバル化で深刻化する問題に対応するため、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)。貧困や格差の解消、地球環境の保全などをめざし、全ての国連加盟国が2030年までに取り組む行動計画だ。企業は単なる社会貢献ではなく、本業を通じた活動が求められている。ボルネオ島の生物多様性保全やアフリカ・...
「外」からの視点がとらえた、日本の美しさ 【国木田彩良・前編】
独自記事 【 2018/10/4 】 Art & Culture
明治時代の小説家・ジャーナリストの国木田独歩の玄孫であり、現在、モデルとして活躍中の国木田彩良さん。このたび谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』を原案とする短編映画『IN-EI RAISAN(陰翳礼讃)』(高木マレイ監督)の茶人役で、女優に初挑戦しました。10月5日の映画公開を控え、2018年6月に建仁寺塔頭 両足院にて行われた映...
《第72回カンヌ国際映画祭・最終日》韓国映画初のパルム・ドール受賞で閉幕
独自記事 【 2019/6/10 】 Art & Culture
2019年5月25日、第72回カンヌ国際映画祭の最終日に最高賞のパルム・ドールに輝いたのは、ポン・ジュノ監督の『Parasite(英題)』でした。韓国映画としては、カンヌ史上初の快挙です。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』などで知られるアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ/Alejandro Go...
モデルのマリエが「好きなことを仕事にする」まで 【編集長対談・前編】
独自記事 【 2018/12/24 】 Fashion
昨年6月、自身のファッションブランドを起ち上げたモデル・タレントのマリエさん。新ブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS(パスカルマリエデマレ、以下PMD)」のプレゼンテーションでは、環境に配慮し無駄を省いた、長く愛用できるプロダクトを提案していくと語りました。そして今年9月、ファッションとデザインの合同...
「エシカルファッションってなに?」 ピープルツリーの場合
独自記事 【 2019/9/20 】 Fashion
日本とイギリスで展開するフェアトレード専門ブランド「ピープルツリー」。人にも地球にも良いライフスタイルを提唱するエシカルファッションのパイオニアともいえるその活動は、ethica編集部でも創刊以来、大先輩としてその歩みに倣って参りました。 エシカルな気づきをテーマに情報発信を続けてきた私たちethicaは今年6周年を迎...
美しき理系アーティスト、スプツニ子!さんに伺いました!(前編)「質の高い教育をみんなに」
独自記事 【 2019/9/28 】 Art & Culture
9月22日(日)〜29日(日)のSDGs週間(*)にフェイスブック ジャパンが開催している「Facebook Fundraisers for SDGs」で、「質の高い教育をみんなに(SDGsの目標4)」を達成するため、アメリカのNPO団体「Girls Who Code」への募金キャンペーンを立ち上げたスプツニ子!さんに...
一杯のコーヒーから広がる「 99 」への想い 。
独自記事 【 2019/11/12 】 Food
エシカルなコーヒー豆の購買率 99 % を達成したことにちなみ、毎年9月9日に全国のスターバックス店舗で行われる「 99 キャンペーン」 キャンペーン開始から5年目となる今年、中目黒の「スターバックス リザーブ ® ロースタリー 東京 」ではじめての「 99 キャンペーン」イベントが実施されました。 前編につづき「 9...
国木田彩良−It can be changed. 未来は変えられる【Prologue】
独自記事 【 2020/4/6 】 Fashion
匂い立つような気品と、どこか物憂げな表情……。近年ファッション誌を中心に、さまざまなメディアで多くの人を魅了しているクールビューティー、モデルの国木田彩良(くにきだ・さいら)さん。グラビアの中では一種近寄りがたい雰囲気を醸し出す彼女ですが、実際にお会いしてお話すると、とても気さくで、胸の内に熱いパッションを秘めた方だと...
The Breakthrough Company GO クリエイティブディレクター 砥川直大さん(前編)
独自記事 【 2020/4/20 】 Fashion
世界中で脱プラスチックの動きが広がる中、ペットボトルや魚網などの海洋プラスチックごみを再生して作った衣類や靴、かばんなどを次々に発表。現在ヨーロッパを中心に大きな注目を集めているスペイン生まれのファッションブランドが「ECOALF」です。この3月、日本第1号店が東京・渋谷にオープンしましたが、開店にあたり「地球の資源を...

次の記事

浅田舞さんも森の京都を堪能「京都中心部とは違う魅力を発見」 京都府が「森の京都博公式ガイドブック夏号」を発行 〜森の京都の魅力いっぱいの7月~10月の64イベントを紹介〜
自然と都会が調和する国「ニュージーランド」に、エシカが注目! 自然のめぐみを食・ワイン・旅を通して楽しもう! スーパーフード「アボカド」編 世界でいちばん栄養価の高いフルーツとギネス登録された「アボカド」(通称:森のバター)

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます