宮沢賢治さんを想う車内空間 エシカルは未来の贅沢 Vol.9 ファッション・ジャーナリスト 生駒芳子さん
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伝統工芸展示@SL銀河(花巻〜釜石)。車内は、レトロな雰囲気です。プラネタリウムもあり、ロジャー・パルバース氏による賢治世界へナビゲートする資料展示もあり、アストロロジーライターSAYAさんの月や星にまつわる展示もありーーまさに動く賢治ミュージアム☆です。

伝統工芸展示@SL銀河(花巻〜釜石)。宮沢賢治世界には、鳥や猫など、たくさんの生き物が出てきます。そんな世界を彷彿させる、和紙と漆で作られた、張子の鳥のバッグ「コシェル2」。お隣のブルーの鳥は、伝統的な張子の飾りです。

宮沢賢治の世界を描き続ける版画家、大場冨生氏の作品も展示。一筋の灯りが照らし出すふくろうの印刷所を訪ねる男は、帽子とマントから、宮沢賢治では?ーーと思わせる素敵な一枚☆ ブルーが美しい☆☆☆

賢治も愛用したと言われる、花巻市の日本ホームスパンのツィード。ラグジュアリーブランドも愛用する、最上級のクオリティ☆ 今回は、このツィードで、星を作って展示しました。その昔、銀河鉄道に入れこんでいたとき、空から星がばさっ、ばさっと落ちてきて、おじさんが夜道でほうきでその星をはき集めている夢を見たのだけれどーーちょうどそんなかんじの星ができました。

鉱物の研究にも熱心だった賢治は、台焼きの原料である、カオリンにもきっと興味を示していたはずーー☆ はっぱ型のお皿に、賢治の星座である乙女座のサインを染め付けていただきました。

宮沢賢治世界を思い浮かべて、月と星も飾りました☆☆☆

ぽっぽ、ぽっぽと並んで走るかのような、「アンシャンテ」の南武鉄器☆ SL銀河の車体の、グラデーションブルーに合わせて、濃淡のブルーのポットが勢揃い!!!☆

紫紺染めのテキスタイルは、フォークとスプーンを飾って、「注文の多い料理店」気分で☆☆☆ 

「わたしたちは、氷砂糖をほしいくらゐもたないでも、きれいにすきほった風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。またわたくしは、は たけや森の中で、ひどいぼろぼろのきものが、いちばんすばらしいびろうどや羅紗や、宝石いりのきものに、かはつてゐるのをたびたび見ました。わたくしは、 さういふきれいなたべものやきものをすきです」(「注文の多い料理店」序文より)

生駒芳子

ファッション・ジャーナリスト

東京外国語大学フラ ンス語科卒業。フリーランス・ライターとして活躍後、VOGUE JAPON、ELLE JAPONを経て、2004年にmarie claire日本版の編集長に就任。社会問題を取り込んだファッション誌を日本で初めて立ち上げ、2008年に独立。現在はフリーランスのジャーナリス ト・エディターとして、ファッション、アート、ライフスタイルを核に、社会貢献、エコロジー、社会企業、女性の生き方、クールジャパンまで、講演会出演、 プロジェクト立ち上げ、雑誌や新聞への執筆に関わる。クリエイターとNPO団体を繋ぐNPO「サービスグラント」の理事。

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