日本初、ケニアから最短であなたのもとへ薔薇を届ける、アフリカの花屋さん。 ~エネルギーあふれるアフリカの薔薇で彩るエシカルウエディングも提案~
独自記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
日本初、ケニアから最短であなたのもとへ薔薇を届ける、アフリカの花屋さん。

株式会社Asante 代表取締役 萩生田愛さん

アフリカの大地とエネルギーが育んだ色鮮やかな大輪の薔薇。
その薔薇を輸入販売しているソーシャルアントレプレナー、萩生田愛(はぎうだめぐみ)さん。起業、そして「アフリカの花屋」を立ち上げるに至るまでの人生のストーリーを語って頂きました。

アフリカとの出逢い、アフリカへの想い

萩生田さんとアフリカの出逢いは、アメリカで過ごした大学時代。国際関係学を専攻したことで途上国、特にアフリカの貧困問題、学校に行けない子供たち、そして明日食べるものがない人たちのことなどを知ったそうです。学生時代の経験があったからこそ、「まだ触れてない世界に実際に触れてみたい」という想いが芽生え、その想いを叶えるために2011年に6年以上勤めた会社を辞めて、アフリカのケニアに渡ることを決意しました。アフリカで出逢った子供たち。私たち日本人となんら変わりのない、笑顔がまぶしい感情豊かな子供たち。ただ違うのは、学校があっても学校に行けないという現実。それは親に職がなく、子供たちは幼い頃から家計を助けるために働きに出ないといけないから。学校を建設するボランティアをしていた萩生田さんはその現実に複雑な想いを抱き、そして考えました。本当の意味で、今の私に何ができるのだろうか、と。

株式会社Asante 代表取締役 萩生田愛さん

アフリカの大地から学ぶ

ケニアで過ごした半年間は、1週間のうち月曜日から金曜日まではシャワーもない村でボランティア活動、週末はナイロビで過ごすという生活を送っていたそうです。ある週末、疲れきった体でナイロビに戻ると、1週間前に買った薔薇が、力強く色鮮やかに咲きほこって出迎えてくれたそうです。その薔薇とは、近くのモールで出逢った花屋さんから買ったもの。その花屋さんは、いつでもニコニコ笑顔を絶やさず、本当に花が大好きなんだな、と感じさせる方でした。ある日、萩生田さんが「幸せですか?」と聞いたら、花屋さんは「辛いこともあるけど、好きなことをしているから、幸せだよ。」と答えてくれたそうです。 アフリカで出逢った人たちを通して萩生田さんが学んだこと。会う前はどういう国民性なのか、まったく想像がつかなかったけれど、会ってみると自分となんら変わらないということを実感。経済的に豊かでも心が貧しい人もいるし、経済的に貧しくても心が豊かな人もいる。与えられた環境のなかで精一杯生きている人は、どの環境(国)でも心は豊かなんだということに気付いたそうです。環境や状況に責任はなく、すべては自分のとらえ方次第。萩生田さんもそうありたい、と強く感じました。

African Candle Night @東麻布サロンにて撮影

閃きをかたちに

アフリカで出逢った斬新で生命力にあふれた薔薇
    ↓
素晴らしさをぜひ日本人にも知ってもらいたい!
    ↓
ひょっとしたらアフリカの雇用に貢献できるかも?!

すべてのパズルのピースがはまったとき、萩生田さんは自分のやりたいことが見え、アフリカの薔薇を輸入販売することを決めました。実はアフリカの薔薇は高品質で、昔からすでに多くの国に輸出されているそうです。標高が2300kmと高く、朝夜の寒暖の差が激しく、さらには赤道直下で日照時間が長い東アフリカは、バラの栽培に特に優れているのだそうです。そして何より、この薔薇を扱うことでケニアの雇用の創出にもつながるということが、ますます萩生田さんの想いを確信に変えていったのです。実際ビジネスとして展開してみると、さまざまな苦難に直面しました。注文した本数が届かなかったり、品種が違っていたり。しかし、交渉ごとの難しさは万国共通、だからこそ相手の立場に立ち、自分の価値観や常識にあぐらをかかずに、ただひたすら根気強く前向きに交渉を続けて、今のかたちを創っていったそうです。

アフリカの薔薇で飾るエシカルウェディング

ウェディングと言えば花。
お客様と接するなかで、特に20代の人たちのウェディングに対する意識の変化を感じると、萩生田さんは言います。あるカップルに接客をした際に、アフリカの花を輸入販売することがどうアフリカの雇用促進につながるか話しをしたところ、一旦は立ち去った二人が、萩生田さんのブログを読んで感動したので、ぜひ来年の自分たちの挙式にはアフリカの薔薇で会場を飾りたい、と相談しに戻ってきたそうです。
コンセプチュアルなウェディングユニットのメンバーでもある萩生田さんは、今後もエシカルウェディングには力を入れ、アフリカの雇用に貢献することで幸せのおすそ分けをしていきたいと話してくれました。

感性とワクワクがアンテナ

「自分の感性とワクワクを信じて、楽しいと思うことにまっすぐ突き進んでゆけば、道はおのずと開く!」
萩生田さんから、ethica読者のみなさんへのアドバイスです。自分の気持ちがまず豊かであること、そして、何か大きなことをすることだけが社会貢献なのではなく、目の前の小さなことから取り組むのも大切な一歩だと話してくれました。
アフリカの花屋は2013年10月31日に株式会社Asanteとしてあらためて法人化し、また同11月14日には東麻布に花のある空間を楽しめるサロンをオープンしました。花と香りで感覚が豊かに満たされる時間を提供していきたいと萩生田さんは言っています。そして薔薇を始めとし、日常的に花あふれる空間を楽しむ生活を提案していきたいと、これからの想いを語ってくれました。

African Candle Night @東麻布サロンにて撮影

見れば見るほど魅了される素晴らしいアフリカの薔薇。
そして、その薔薇をこよなく愛する萩生田愛さん。
萩生田さんの想いが日本中に広まり、日本の家庭が愛と花で満たされますように・・・。

■アフリカの花屋

http://africa-flower.com

https://www.facebook.com/pages/アフリカの花屋/408651565864202

http://ameblo.jp/happymegoober/

 

取材協力=株式会社Asante 萩生田愛(はぎうだめぐみ)さん
Photo=Risa Mercier (TRANSMEDIA)

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)〜
http://www.ethica.jp

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
柴咲コウさんの参加が契機に。ヘアドネーションという選択
独自記事 【 2019/9/2 】 Love&Human
自分の髪を第三者に寄付する、ヘアドネーションという活動を知っていますか?寄付した毛髪はウィッグの他、美容師のトレーニングやヘア商品の開発研究などのために再利用されます。 今日は小児がんの治療や外傷など、様々な理由で髪を失ってしまった18歳以下の子どもたちが使う、「メディカル・ウィッグ」を作るためのヘアドネーションについ...
女優ののんさんがSDGsを広めるためのキャラクターを発表!
独自記事 【 2020/11/9 】 Art & Culture
朝日新聞社は10月11日(日)~15日(木)に、民主主義や気候変動、SDGsなどコロナ禍で浮上した問題や世界の変化について話し合う「朝日地球会議2020」をオンラインで開催しました。「SDGsしないのん?」と題したセッションには、人気女優ののんさんや国連広報センター所長の根本かおるさん、ニュースサイト「withnews...
水原希子×大谷賢太郎(エシカ編集長)対談
独自記事 【 2020/12/7 】 Fashion
ファッションモデル、女優、さらには自らが立ち上げたブランド「OK」のデザイナーとさまざまなシーンで大活躍している水原希子さん。インスタグラムで国内上位のフォロワー数を誇る、女性にとって憧れの存在であるとともに、その動向から目が離せない存在でもあります。今回はその水原さんに「ethica」編集長・大谷賢太郎がインタビュー...
【ethica-Tips】私によくて、世界にイイ。サステナブルなチョコレート3選
独自記事 【 2020/10/26 】 Food
チョコが恋しくなる季節。温かな飲み物と一緒に口に含むと、とろ〜り美味しさが溶け出します。常温で置いておいても溶けにくい秋冬は、まさにチョコの旬。 というわけで今回は、サステナブルなチョコレートのお話。買うことで生産者の暮らしとつながるフェアトレードなアイテムや森林保護の視点から生まれたエシカルなチョコなど3種類をご紹介...
ワールド主催「246st.MARKET」イベントレポート 4人の環境アクティビストをethicaが独占インタビュー
独自記事 【 2020/10/26 】 Home
ワールド北青山ビル1階で10/14〜10/18に行われたポップアップイベント『246st.MARKET』(ニイヨンロクストリートマーケット)。“GOOD FOR FUTURE”をコンセプトに、クリエーターたちとともに未来を創造するプロジェクトです。3回目を迎えた今回は「サーキュレーション・ライフスタイル」をテーマに、サ...
まずは自分の“半径5m”から愛を広げていく。 エシカルウェディング経験者・沼田暁さんが考える社会貢献のかたち (前編)
独自記事 【 2020/3/2 】 Fashion
エシカルや社会貢献活動に関心があり、何か自分にできることをしたい。でも、いざ何かしようとしても「自分が役に立てることなんてあるのだろうか」と躊躇ってしまう人が多いのかもしれません。筆者である私も、そんな悩みが尽きない一人です。 悩める筆者がある“ウェディングドレス”をきっかけに出会ったのが、今回の主人公・沼田 暁(ぬま...
【ethica編集長対談】「ECOALF」創業者 ハビエル・ゴジェネーチェ氏
独自記事 【 2019/12/23 】 Fashion
スペインのファッションブランド「ECOALF」の日本第1号店が2020年3月、東京・神宮前にオープンすることになり、先日、都内でその発表会が行われました。 「ECOALF」は世界中で脱プラスチックの動きが広がる中、環境を守りながらペットボトルや漁業用の網などといった海洋プラスチックごみを再生して作った機能的な衣類や靴、...
ファッションデザイナー石川俊介さん『背景が見えにくいファッション産業への疑問』
独自記事 【 2019/12/16 】 Fashion
エシカルなコーヒーの調達率 99 % を達成したことにちなみ、9月9日に全国のスターバックス店舗で2015年から行われている「99 キャンペーン」。特に、同キャンペーンが初めて実施された、中目黒の「スターバックス リザーブ®️ロースタリー 東京」では、バリスタによるコーヒーの生産過程についてのマイクパフォーマンスが行わ...
SDGsは「自分の暮らしの中」で向き合う。
sponsored 【 2019/11/25 】 Home
気候変動やグローバル化で深刻化する問題に対応するため、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)。貧困や格差の解消、地球環境の保全などをめざし、全ての国連加盟国が2030年までに取り組む行動計画だ。企業は単なる社会貢献ではなく、本業を通じた活動が求められている。ボルネオ島の生物多様性保全やアフリカ・...
「外」からの視点がとらえた、日本の美しさ 【国木田彩良・前編】
独自記事 【 2018/10/4 】 Art & Culture
明治時代の小説家・ジャーナリストの国木田独歩の玄孫であり、現在、モデルとして活躍中の国木田彩良さん。このたび谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』を原案とする短編映画『IN-EI RAISAN(陰翳礼讃)』(高木マレイ監督)の茶人役で、女優に初挑戦しました。10月5日の映画公開を控え、2018年6月に建仁寺塔頭 両足院にて行われた映...
日本の良さを改めて実感!?  豪華舞台を楽しめる「日本博特別公演」の放映が決定!
独自記事 【 2020/6/15 】 Art & Culture
『ethica(エシカ)』6月号のテーマは、「エシカル世代」です。 新型コロナの影響で、ライブでエンターテイメントを楽しむ機会はほとんどなくなっていました。ようやく再開への道筋は見えてきたものの、実際にリアルな場に出かけてイベントなどを楽しめるのは、もう少し先になりそうです。そんな中、「エシカル世代」にも人気の2.5次...
モデルのマリエが「好きなことを仕事にする」まで 【編集長対談・前編】
独自記事 【 2018/12/24 】 Fashion
昨年6月、自身のファッションブランドを起ち上げたモデル・タレントのマリエさん。新ブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS(パスカルマリエデマレ、以下PMD)」のプレゼンテーションでは、環境に配慮し無駄を省いた、長く愛用できるプロダクトを提案していくと語りました。そして今年9月、ファッションとデザインの合同...
「エシカルファッションってなに?」 ピープルツリーの場合
独自記事 【 2019/9/20 】 Fashion
日本とイギリスで展開するフェアトレード専門ブランド「ピープルツリー」。人にも地球にも良いライフスタイルを提唱するエシカルファッションのパイオニアともいえるその活動は、ethica編集部でも創刊以来、大先輩としてその歩みに倣って参りました。 エシカルな気づきをテーマに情報発信を続けてきた私たちethicaは今年6周年を迎...
美しき理系アーティスト、スプツニ子!さんに伺いました!(前編)「質の高い教育をみんなに」
独自記事 【 2019/9/28 】 Art & Culture
9月22日(日)〜29日(日)のSDGs週間(*)にフェイスブック ジャパンが開催している「Facebook Fundraisers for SDGs」で、「質の高い教育をみんなに(SDGsの目標4)」を達成するため、アメリカのNPO団体「Girls Who Code」への募金キャンペーンを立ち上げたスプツニ子!さんに...
一杯のコーヒーから広がる「 99 」への想い 。
独自記事 【 2019/11/12 】 Food
エシカルなコーヒー豆の購買率 99 % を達成したことにちなみ、毎年9月9日に全国のスターバックス店舗で行われる「 99 キャンペーン」 キャンペーン開始から5年目となる今年、中目黒の「スターバックス リザーブ ® ロースタリー 東京 」ではじめての「 99 キャンペーン」イベントが実施されました。 前編につづき「 9...
国木田彩良−It can be changed. 未来は変えられる【Prologue】
独自記事 【 2020/4/6 】 Fashion
匂い立つような気品と、どこか物憂げな表情……。近年ファッション誌を中心に、さまざまなメディアで多くの人を魅了しているクールビューティー、モデルの国木田彩良(くにきだ・さいら)さん。グラビアの中では一種近寄りがたい雰囲気を醸し出す彼女ですが、実際にお会いしてお話すると、とても気さくで、胸の内に熱いパッションを秘めた方だと...
The Breakthrough Company GO クリエイティブディレクター 砥川直大さん(前編)
独自記事 【 2020/4/20 】 Fashion
世界中で脱プラスチックの動きが広がる中、ペットボトルや魚網などの海洋プラスチックごみを再生して作った衣類や靴、かばんなどを次々に発表。現在ヨーロッパを中心に大きな注目を集めているスペイン生まれのファッションブランドが「ECOALF」です。この3月、日本第1号店が東京・渋谷にオープンしましたが、開店にあたり「地球の資源を...
蜷川実花×大谷賢太郎(エシカ編集長)対談
独自記事 【 2020/7/13 】 Art & Culture
渋谷パルコのPARCO MUSEUM TOKYOで新作個展「東京 TOKYO/MIKA NINAGAWA」を開催した写真家で映画監督の蜷川実花さん。蜷川さんの新作写真集「東京 TOKYO」の刊行を記念して行われたもので、会場には「東京に生まれ育ち、この街しか住んだことがない」という蜷川さんが「大事なものすぎてなんだか手...

次の記事

フランスの冬パーティメニュー: 「フランスで最も美しい村」の黄金ワイン&とろ〜りチーズの簡単フォンドゥー ethica from paris
たまには「騒いだもん勝ち」なこともある!? エシカリスタVol.13 INHEELS共同代表 岡田有加さん

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます