(第22話)自然の生命を描く陶芸作家 【連載】八ヶ岳の「幸せ自然暮らし」 山々に囲まれたのどかな八ヶ岳を巡りながら「私によくて、世界にイイ。」ライフスタイルのヒントを再発見
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(第22話)自然の生命を描く陶芸作家 【連載】八ヶ岳の「幸せ自然暮らし」

八ヶ岳南麓の森の中、標高1150mの大泉地区に位置する「八仙窯」。作陶に打ち込む環境として、また創作のヒントとなる美しい自然に囲まれたエリアに、陶芸作家・福井梓さんの工房があります。日々目にする植物や自然の移ろいを豊かな感性で表現する福井さんの作品は、地元ではもちろん、信州、武蔵野、銀座のギャラリーなどでも展示され、多くのファンの心を捉えています。第21話でご紹介した『好日工舎』の新海さんもその一人。

福井さんは東京都立川市から八ヶ岳に移住し、ご両親と愛犬と共に8坪ほどのご自宅で生活しています。ムダのないミニマルなライフスタイルもまた素敵!

今回は福井さんのシンプルな暮らしと、そこから生まれる陶芸作品の数々をご紹介します。

「いつかこの地で暮らしたい」幼少期からの夢をかなえた8坪の家

2007年、八ヶ岳南麓に自身の工房『八仙窯』を構え、作陶に打ち込む福井さん。東京、山梨、長野などで定期的に展覧会を開催。画像は自宅で絵付けに取り組む福井さん

子供の頃から毎年冬を清里で過ごした福井さん。幼少期から「いつかこの地で暮らしたい」と考えていたといいます。2007年12月、その夢が叶い、東京都立川市から八ヶ岳南麓の森の中に移住しました。以来、ご自宅の敷地内に自身の工房『八仙窯』を構え、身近な自然を題材に、作陶活動を続けています。

「透明感のある澄んだ空と凛とした森の空気。家族みんなで休暇を過ごした冬の八ヶ岳は、私にとってかけがえのない思い出の場所。いつかここで暮らせたら…。漠然とそんな夢を思い描いていました」

そう語る福井さん。

「父があと2年で退職するというタイミングと、陶芸作家として生きていこうと決めた時期が重なり、父母と私の家族3人で八ヶ岳移住を決断しました」

当初は中古物件を探していたのだそうですが、縁あって紹介された大工さんの住まいを見て一目惚れ。

「ご夫婦お二人で生活されていたその空間は、シンプルながら余分なものがなく、まさにミニマルライフという感じでした。魅力的な暮らしとは広さではないんだ、ということを考えるきっかけになりました。必要以上のものを持たない生活に美しさを感じ、私たちもこんな暮らしがしたい!と思ったのです。それをきっかけに1年後に森の中に小さな土地を購入し、施工をその大工さんにお願いすることにしました」

100坪の土地に建てた8坪のご自宅。8坪=26.45平米とは16畳ちょっとの広さ。マンションの間取りで言えば1DKくらいのサイズ感です。3人家族でこの空間に?聞いた時は耳を疑ったものの、実際に福井さん宅に伺って目にしたお住まいは、想像をはるかに超えた空間でした。

ナイフ1本、鍋3個!モノに支配されないミニマルライフが自然回帰の原点

毎年11月には自宅にて『八仙窯作品展』を開催。全国からファンが集う。画像は昨年自宅で開催した作品展の様子

ダイニングには大きく開けた横長の窓。輝くような森の緑と明るい日差しがたっぷりと差し込みます。ロフトデザインによって天井を高く取った間取りにより縦の広がりを感じさせ、8坪とは思えないほどの開放感。キッチンもコンパクトながら必要なものだけが気持ちよく整理され、使い勝手の良さが光ります。ここまでミニマルに徹するために、家族でルールを決めたのだそう。

「立川からここへ引っ越すにあたり、“スプーン、フォークはそれぞれ5本。ナイフは1本。ボウル1個に鍋3個。食器は自分たちで作るので持ち込まない”。そう決めて必要最低限の生活用品だけを厳選。“いつか着るかも”とクローゼットを占領していた衣類や余分な寝具、接客用の食器類も処分しました」

こうして「8坪のスモールスペースに収まるモノだけ」によるミニマルライフがスタートしたのです。

「身も心も一気に軽くなり、移住後の生活は大きく変化しました。まず、1日の時間の使い方が変わりましたね。オンとオフが明確になって、日々の暮らしが楽しめるようになったのです。自然のリズムの中で生きていることを実感することも多くなりました。八ヶ岳の暮らしによって、モノに支配される生活から解放され、自分と向き合う時間が増えました」

書道の水差しを一輪挿しに。(左)生活の中に自然に溶け込む色合いと柔らかなフォルムが人気。お香立て・陽華文香皿・香立(右)は香十香皿コンテスト2018にて審査員特別賞(中原賞)受賞

「ここにいると、1日の生活の中で自然の美しさに何度もハッとします。たとえば、昨日まで咲いていなかった花が可憐な蕾をつけて揺れている様子に目が止まったり、枯れた紫陽花の姿に満開の時とは違う愛おしさを感じたり。また、満月の夜はランプを持たずに散歩に出かけ、ふと夜空を見上げた時の満天の星に心が洗われることも。流星群が放つ輝きにも目を奪われます。そして、ふと後ろを振り返ると、そこには都会では見たこともないような大きな闇が広がっていて,,,。ひとは、闇があるからこそ月や星を美しいと感じ、感動するのだなということを、山の暮らしが教えてくれました」

そんな一瞬一瞬の気づきを、スケッチとして残しておきたいという衝動に駆られることも多くなったという福井さん。八ヶ岳の環境は陶芸作品にも良い影響を与えました。

ナルコユリの一輪挿し。さりげなく窓辺に置くだけで森の小径を散歩しているような気分に。自然の豊かさを感じさせてくれる

散歩の途中で目にした草花を描き記し、釉薬を用いて陶板に再現し、作品にすることも。心に留まった植物の美しさをさまざまな手法で表現

「自然の美しさを留めておきたいという気持ちから、スケッチブックに自分の気づきを描き残すようになりました。昨年はムラサキツユクサの葉っぱがシュッと伸びている様子に心惹かれ、今年はユキヤナギの流れるような枝ぶりの自由さを筆で描いて作品にしました。毎年同じように咲いている花たちなのに、目に止まるものがその時々で違うのが不思議ですが、その時々で変わる植物のあるがままの姿を素直にカタチにしてきたい」

ご両親も陶芸をされていて、八ヶ岳の身近な自然を題材にしながら創作活動を行う陶芸一家です。犬を飼い始めてから、家族みんなが毎日交代で散歩に出かけるそうで、散歩の途中で見つけたものを教え合うことも多いのだとか。「今日はスイレンが咲いたよ」「ヤマブドウが実を付けたね」など、お互いの情報交換が創作の大事なヒントにつながります。

「展覧会が近づくと家にこもりがちになる作家生活も、外に出かける機会ができてからは目で見て肌で感じた“自然の生命力”を題材に、作品をつくることが増えました」

「暖」をとった後の薪の灰からオリジナルの釉薬をつくる

「もともと父母が東京で陶芸教室に通っていたことがきっかけで、私も20代から同じ先生について陶芸を学びました」

恩師の教えを踏襲し、草木の灰などからつくるうわぐすり、「釉薬(ゆうやく)」も自分でつくるという福井さん。地元の農家の方々に譲ってもらった桃やりんごの樹木を自宅の薪ストーブで燃やし、暖をとった後に出た灰を再利用して釉薬をつくっています。

「できた薪の灰をふるいにかけた後、半年ほどかけてアク抜きしてから天日干しするなど、釉薬作りには手間と時間がかかりますが、ここ八ヶ岳の森で伐採した樹木を活用することで、地域の自然が循環し、それが自分の作品の個性にもつながります」

釉薬づくりは自身の工房「八仙窯」で創作を続ける上でも大事な作業の一つ。土や草木など自然界にあるものに触れながら、自分らしい作品をつくることができる点も「陶芸が好きな理由」と語ってくれました。

幼い頃から書道を続けてきた福井さん。筆の繊細な線を活かし、色絵具で丁寧に絵付していく。一つひとつ手作業によるいくつもの工程を経て、個性豊かな作品が出来上がる

器や花器だけでなく、アクセサリーも人気。陶製の丸いトップが愛らしいショールピンはTシャツやニットの上にさりげなく付けてワンポイントに

繊細な線描と色彩美。個性輝く作品が『日本陶芸展』入選

作品としての存在感、繊細なまでの筆のタッチが高く評価された『千描紅華文皿』。完成までに半年を要した福井さんの代表作。定規を使わずに一本一本の線を引いていった後に、同じ線を2度描きして仕上げていく。実際の花にはあまりない七弁の花びらのカタチに心惹かれ、モチーフに選んだのだとか

『千描紅華文皿』のシリーズは、第22回日本陶芸展・全陶展入賞を果たし、陶芸家としての代表作に。薄紅色の色絵具を細筆に取り、繊細な線画が器全面に描かれています。子供の頃から習字を続け、筆の線が好きという福井さん。

息を止めながら丁寧に筆を走らせるときの緊張感。柔らかな線の揺らぎは器に沿ってやがて密になり、濃淡を感じさせながら中央の花モチーフへと結ばれていきます。一度きりの0.1ミリほどのラインに込められた深い思いとひと筆の躍動感は、見る人の心を優しく満たし、甘美な色彩の世界へと誘います。

「陶芸は、同じものがふたつとないところに面白さがある」と福井さん。大量生産とは違い、まったく同じものをつくることはできないのも陶芸の魅力です。同じ土、同じ釉薬を使っても、その時々の天候や湿度などで意図せぬ方向に仕上がることも。「作陶は予期せぬことの連続です。毎日が新しい発見の連続」。それがまた、新たな成長の一歩となり、作品をつくり続ける意義がそこにあるのかもしれません。

最近福井さんが力を入れているのが『花入れ』です。近くに住む木工作家の方とのコラボにより、花器を壁にかけて季節の花を楽しむことができます。散歩でみつけた野草や庭の花を一輪挿しにしたり。部屋の中にかけておくと、八ヶ岳の自然そのものの息吹が感じられ、心が癒されます。

– kakeru- 白釉環型花入にスズランを。一輪挿しながら存在感のある丸いフォルムと微かな光沢を放つ白い地色は和洋どちらにも馴染み、居住空間をおしゃれに演出する

福井さんの「私に良くて、世界にイイ。」こととは?

「我が家では家族とともに器を使いながら、 “このお皿、意外とパスタにも合うよ”、“この湯呑みはシンプルなデザインだけど手にしたときにしっくり馴染むね”など、食卓を囲んで会話がはずみます。家族3人の作品の個性やコンセプトは違っても、生活の中で使い勝手を実感し、時にはこの地域の自然環境にまで話が広がっていくこともあります。同じように、世界にひとつだけの私の作品たちが、それらを使ってくださる方の暮らしを少しでも楽しく、豊かに彩ることができたら嬉しいと感じます。陶器は大切に使えば半永久的に残っていくものです。八ヶ岳の持続可能な生活から生まれた器や花器が良い思い出となって次世代へと受け継がれ、未来へとつながっていくよう、 “大切にしたい”と思っていただけるような作陶を続けていこうと考えています」

父・母・愛犬の千(せん)との八ヶ岳暮らしを慈しみ、自然豊かな環境の中で自分と向き合い、作品をつくり続ける福井さん。日々の発見から生まれた創作の数々からは、あたたかな家族のストーリーや小さな幸せが感じられ、手に取る人の心をホッと和ませる

八仙窯

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記者:山田ふみ

多摩美術大学デザイン科卒。ファッションメーカーBIGIグループのプレス、マガジンハウスanan編集部記者を経て独立。ELLE JAPON、マダムフィガロの創刊に携わり、リクルート通販事業部にて新創刊女性誌の副編集長を務める。美容、インテリア、食を中心に女性のライフスタイルの動向を雑誌・新聞、WEBなどで発信。2012年より7年間タイ、シンガポールにて現地情報誌の編集に関わる。2019年帰国後、東京・八ヶ岳を拠点に執筆活動を行う。アート、教育、美容、食と農に関心を持ち、ethica(エシカ)編集部に参加「私によくて、世界にイイ。」情報の編集及びライティングを担当。著書に「ワサナのタイ料理」(文化出版局・共著)あり。趣味は世界のファーマーズマーケットめぐり。

ーーBackstage from “ethica”ーー

興味津々で伺った「8坪」のお住まいは、隅々まで使い勝手が考えられた快適な空間。開放感のある窓から差し込む八ヶ岳の透明な彩光が印象的でした。陶芸の魅力に加え、福井家のミニマルな暮らしから多くを学んだ今回の取材。なんと毎年11月にはそのご自宅をギャラリーとして解放し、『八仙窯展』を開催!今年は15周年に。全国からそれぞれの作品のファンの方々が集い、3人の暮らしと、そこから生まれた作品の数々にふれることができる機会です。おしゃれなシンプルライフの参考に、皆さんもぜひ訪ねてみてはいかがでしょう。

さて次回は、山岳ガイド・林恭子さんのインタビューをお届けします。林さんは40歳発登山で山に魅了され、わずか7年後には世界第2位の高峰『K2(8,611m)』登頂達成の快挙を成し遂げた女性登山家。数々の困難と向き合いながら、今なお自然を愛してやまない林さんの情熱の源に迫ります!お楽しみに。

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山田ふみ

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