すべての女性が輝くためにーー。女性チームが込めた思い。 新感覚のエシカルウォッチ「CITIZEN L Ambiluna」のデビューイベント!(後編)
独自記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
4,241 view
すべての女性が輝くためにーー。女性チームが込めた思い。

「CITIZEN L」ブランドを監修したファッションジャーナリストの生駒芳子さん Photo=YUSUKE TAMURA (TRANSMEDIA)

前編につづき、今年9月発売、新たなコレクション「CITIZEN L Ambiluna(シチズン エル アンビリュナ)」を加えた、お披露目イベントのレポートです。

実は「CITIZEN L」は、シチズンの女性社員の皆さんが中心となって立ち上げたブランドプロジェクト。その一人、シチズンブランド事業部・企画営業部の宮川花菜さんは、お披露目のこの日を「ようやく迎えられました」と感慨深げ。その上で、ゲストの反応には少し驚きもあったようです。

CITIZEN L Ambiluna (シチズン エル アンビリュナ) EW5506-51W 45,000円 +税 Photo=YUSUKE TAMURA (TRANSMEDIA)

「会場にいらっしゃった多くの方々は、『キレイ!』とまず見た目のデザインを称え、その上でエシカルなモノづくりに賛同してくれました。私たちは当初からデザインの美しさと同時に内面の美しさにもこだわってきたのですが、まず美しさをほめて頂いたのでちょっと驚いてしまって(笑)。でも、それはまさに『CITIZEN L』が提案する“Beauty is Beauty”、つまり、内面の美が外側を輝かすというコンセプトや私たちの思いが形となって伝わったということ。うれしかったですね」

CITIZEN L Ambiluna (シチズン エル アンビリュナ) EW5491-56A 67,000円 +税 Photo=YUSUKE TAMURA (TRANSMEDIA)

そして、こう続けます。

「美しい時計を身につけることで感じる自信と、社会や環境を配慮している時計を自ら選んでいるという自信。二つの自信を得ることで、これからの時代を生きる女性たちにもっともっと輝いてほしいですね」

シチズン時計株式会社 広報宣伝部 PRチーム 木下久美さん

PRを担当する宣伝部の木下久美さんは、

「想像以上にエシカルというコンセプトを好意的に受け止めていただけました」と手応えを感じている様子。ルイ・ヴィトン、クリスチャン・ディオールなど世界的なハイブランドはすでに環境配慮などエシカルな取り組みを進めており、日本でもこの動きはますます広まっていくでしょう。「CITIZEN L」は、国産の時計ブランドとしてその先頭を切って走るフロンティア。木下さんは「エシカルの考え方をしっかりと伝え、共感を得ることで、これまで時計に興味のなかった人や海外ブランドの時計しか使ったことのない女性など、幅広い層にアピールしていきたい」

と語りました。

CITIZEN L Ambiluna (シチズン エル アンビリュナ)限定モデル(世界限定1,000個)EG7000-01A 180,000円 +税 Photo=YUSUKE TAMURA (TRANSMEDIA)

「CITIZEN L」ブランドを監修したのは、ファッションジャーナリストの生駒芳子さん。エシカルファッションに詳しいからこそ、ある確信があったと言います。

「エシカルというコンセプトはとてもいいけれど、デザインがよくなければ伝わらない」

そこで生駒さんは、光を取り込み自然と融合する数々のアーキテクチャーを手掛ける建築家の藤本さんにデザインアドバイザーを、西陣テキスタイルのデザインを京都の老舗「細尾」に、漆玉を漆の老舗「坂本乙造商店」に、そして時計とセットの西陣テキスタイルを使ったクラッチバッグとバングルのデザインを、レディ・ガガの靴を作ったことで知られるアーティストの串野真也さんに依頼しました。最強の布陣で生み出した新作への思いを、生駒さんはこう語ります。

「CITIZEN Lはアクセサリーになるのはもちろん、光を取り込んだり宇宙とつながったりという感覚を持つことができるアイテムでもある。それに、仕事などで勝負をかける時にはきっとパワーをくれる! 『CITIZEN L Ambiluna』は、女性の心をくすぐる要素をたくさん持っています。様々な方に様々なシチュエーションで、ファッションのスパイスとして、そして、コミュニケーションのツールとして楽しんでいただきたいですね」

ファッションジャーナリスト 生駒芳子さん Photo=YUSUKE TAMURA (TRANSMEDIA)

光のうつろい、時のたゆたいを身にまとい、しなやかに、力強く生きる女性たちへーー。新感覚ラグジュアリーウオッチ「CITIZEN L」は強い味方になってくれるに違いありません。

前編はこちらから

(前編)表面的な美しさはもちろん、内面から輝く美をーー。新感覚のエシカルウォッチ「CITIZEN L Ambiluna」のデビューイベント!

ーーBackstage from “ethica”ーー

コンセプチュアルなウオッチブランド「CITIZEN L」。このブランドを生み、育み、そしてルックスも内面も美しいプロダクトとして花開かせたプロジェクトチームには、時計同様、輝く女性たちがいました。ストーリーと思いの込められたエシカルウオッチ。仕事もファッションも日々の暮らしも、自分らしく楽しむすべての女性たちを応援してくれるはずです。

記者:中津海 麻子

慶応義塾大学法学部政治学科卒。朝日新聞契約ライター、編集プロダクションなどを経てフリーランスに。人物インタビュー、食、ワイン、日本酒、本、音楽、アンチエイジングなどの取材記事を、新聞、雑誌、ウェブマガジンに寄稿。主な媒体は、朝日新聞、朝日新聞デジタル&w、週刊朝日、AERAムック、ワイン王国、JALカード会員誌AGORA、「ethica(エシカ)~私によくて、世界にイイ。~ 」など。大のワンコ好き。

新しい概念、価値を生み出す建築に魅せられて 【特別協力】藤本壮介建築設計事務所

揺らぎのある「時間」と「光」を表現するーー建築家とのコラボレーションで生まれた「CITIZEN L Ambiluna」 【対談】藤本壮介さん×吉田麻里恵さん×宮川花菜さん

伝統工芸とファッションをつなぎ「未来の伝統」の種をまく 【独占取材】生駒芳子さん

本当の美しさとは?ーー女性チームの情熱が開花した「CITIZEN L Ambiluna」のストーリー 【対談】生駒芳子さん×櫻井沙織さん

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

中津海 麻子

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
【連載】評伝小説「ボルネオ・サラリーマン」 (第1話)逆張り者
独自記事 【 2025/9/5 】 Work & Study
この物語は、大阪を拠点とする一企業・サラヤが20年にわたり、ボルネオという地で環境保全活動に取り組んできた軌跡を一人のサラリーマン・廣岡竜也の目線から辿った記録である。 人と地球にやさしい「ヤシノミ洗剤」を生み出したサラヤが、環境を破壊しているという誤解を受けたことが発端となり、次々と困難が立ちはだかるも、諦めない者た...
【連載】評伝小説「ボルネオ・サラリーマン」 (序章)最初の関門
独自記事 【 2025/8/31 】 Work & Study
この物語は、大阪を拠点とする一企業・サラヤが20年にわたり、ボルネオという地で環境保全活動に取り組んできた軌跡を一人のサラリーマン・廣岡竜也の目線から辿った記録である。 人と地球にやさしい「ヤシノミ洗剤」を生み出したサラヤが、環境を破壊しているという誤解を受けたことが発端となり、次々と困難が立ちはだかるも、諦めない者た...
持続可能な酪農の実現を支える明治の取り組みと、乳業の歴史
sponsored 【 2025/9/3 】 Food
乳製品やチョコレートなどの食品を取り扱うメーカーである明治(Meiji)。大ヒット商品でもある「明治おいしい牛乳」や「明治ブルガリアヨーグルト」などは冷蔵庫に常備され、マストアイテムになっている…なんて家庭も多いのでは?そんな私たちの日常生活に欠かせない明治グループは、2021 年から「健康にアイデアを」をグループスロ...
【単独取材】料理に懸け30年、永島健志シェフが語る美食哲学
独自記事 【 2025/10/9 】 Food
この取材は、かつて学校が苦手な不良少年だった、永島健志さんが、料理という表現と出会い「世界のベスト・レストラン50」で世界1位を5度獲得したスペインのレストラン「エル・ブリ」で修業し、帰国後に体験型レストラン「81」を立ち上げた貴重な経験を語って頂いたものである。
アラン・デュカス氏が登壇「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2025」 記者発表会レポート
INFORMATION 【 2025/9/15 】 Food
今年で開催15回目となる「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク」は、少し敷居が高いと感じてしまう人もいるフランス料理を、馴染みのない人にも楽しんでもらいたいという思いから誕生したグルメフェスティバルです。期間中(9月20日〜10月20日)は、参加しているレストランにて特別価格で、本格的なフレンチのコース料理を...
水原希子×大谷賢太郎(エシカ編集長)対談
独自記事 【 2020/12/7 】 Fashion
ファッションモデル、女優、さらには自らが立ち上げたブランド「OK」のデザイナーとさまざまなシーンで大活躍している水原希子さん。インスタグラムで国内上位のフォロワー数を誇る、女性にとって憧れの存在であるとともに、その動向から目が離せない存在でもあります。今回はその水原さんに「ethica」編集長・大谷賢太郎がインタビュー...
【ethica Traveler】連載企画Vol.1 宇賀なつみ サンフランシスコ編(序章)   
独自記事 【 2024/1/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【連載】評伝小説「ボルネオ・サラリーマン」 (第2話)新天地
独自記事 【 2025/9/25 】 Work & Study
この物語は、大阪を拠点とする一企業・サラヤが20年にわたり、ボルネオという地で環境保全活動に取り組んできた軌跡を一人のサラリーマン・廣岡竜也の目線から辿った記録である。 人と地球にやさしい「ヤシノミ洗剤」を生み出したサラヤが、環境を破壊しているという誤解を受けたことが発端となり、次々と困難が立ちはだかるも、諦めない者た...

次の記事

表面的な美しさはもちろん、内面から輝く美をーー。 新感覚のエシカルウォッチ「CITIZEN L Ambiluna」のデビューイベント!(前編)
炊きたてごはんでTKG(卵かけごはん) 小さな贅沢を日々の暮らしに。器を楽しもう! 栗原はるみさんプロデュースの「share with Kurihara harumi」から、炊きたてごはんに似合う飯椀が新登場!

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます