今年のクリスマスデートは「東京ミッドタウン」で 恒例のクリスマスイベント「ミッドタウン・クリスマス2015」開催中 点灯式に映画「杉原千畝 スギハラチウネ」に出演する唐沢寿明さんと小雪さんが登場
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今年のクリスマスデートは「東京ミッドタウン」で 恒例のクリスマスイベント「ミッドタウン・クリスマス2015」開催中

早いもので今年もあと1カ月足らずとなりました。年末のビッグイベント、クリスマスもまもなくです。
東京ミッドタウンでは11月12日から12月25日までの期間中、街全体でさまざまなイルミネーションが楽しめるクリスマスイベント「ミッドタウン・クリスマス2015」を開催しています。

都会の真ん中でダイナミックに広がる青い光

今年で9回目を迎える「ミッドタウン・クリスマス」はアクセスの良い都会の真ん中にありながら、約2000㎡の広大な芝生広場を中心に視界いっぱいに広がる青い光がダイナミックに躍動する演出で毎年多くの人を楽しませている、東京ミッドタウンの冬の風物詩ともいえる人気イベントとなっています。

今年は「ミッドタウン・クルーズ」をテーマに多彩なイルミネーションを展開。特にメインとなる「スターライトガーデン2015」は18万個のLED電球で輝く「青」をベースに演出され、惑星を表現する「ヴィジョンドーム」と新型イルミネーションシステム「MAKI」を使用した立体的な「星空イルミネーション」が強く輝く光の広がりを可能にし、華やかな「宇宙空間」を楽しませてくれます。
今年のクリスマスデート、東京ミッドタウンはいかがでしょう?

点灯式に映画「杉原千畝 スギハラチウネ」に出演する唐沢寿明さんと小雪さんが登場

イベントの開催初日の12日午後5時30分から芝生広場(「スターライトガーデン」会場)で「クリスマスイルミネーション点灯式」が行われました。
点灯式には12月5日から公開が予定されている映画「杉原千畝 スギハラチウネ」に出演している俳優の唐沢寿明さんと女優の小雪さんがゲストとして登場しました。
お2人の合図とともに芝生広場一面に青い光があふれ、クリスマスシーズンの到来を告げていました。

実力、人気ともに日本を代表する俳優であるお2人が夫婦役を演じている「杉原千畝 スギハラチウネ」は戦後70年を記念して作られた作品です。
時は第二次世界大戦のさなか。日本軍が中国・満州に進出し、ヨーロッパではナチス・ドイツが進軍を始め、また、ロシアではスターリン率いる世界初の社会主義国・ソビエト連邦が出現するなど世界情勢が混沌とする中、外交官として危険な諜報戦に身を投じた杉原千畝の信念と覚悟、そして、彼を支えた家族愛や友情を描いています。

「日本のシンドラー」杉原千畝

1939年、領事代理としてリトアニアに赴任した杉原千畝は、激動する世界情勢のもと、日本政府の許可を待たずに独断で、ナチス・ドイツの迫害によってポーランドなどのヨーロッパ各地から逃れてきたユダヤ難民にヴィザを発行し続け、6000人もの命を救ったことで「日本のシンドラー」と呼ばれています。まさに人間愛にあふれた人物といえるでしょう。

ちなみに、シンドラーとはハリウッドの巨匠スティーブン・スピルバーグが監督した不朽の名作「シンドラーのリスト」のモデルとなったオスカー・シンドラーのことで、彼はドイツ人の実業家でありながら、ドイツによって強制収容所に入れられていた1200人のユダヤ人がガス室に送られることを防いだといわれていますが、千畝はそれ以上のユダヤ人の命を救っているのです。

また、そうしたエピソードがよく知られている一方で、千畝がロシア語やフランス語を操り、満州やフィンランド、リトアニア、ルーマニア、チェコなどさまざまな国々に滞在の経験があったこと、身の危険を冒して情報を集めて日本に発信し続けていた「インテリジェンス・オフィサー」だったこと、さらに、当時のソ連から警戒され、「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」に指定された日本で初めての外交官だったことなどは、ほとんど知られていない事実です。

映画「杉原千畝 スギハラチウネ」は、そんな彼のドラマチックな半生を映画化したもの。この冬、最大の注目作といえるでしょう。

映画「杉原千畝 スギハラチウネ」12月5日より全国ロードショー

出演:唐沢寿明 小雪
ボリス・シッツ アグニェシュカ・グロホフスカミハウ・ジュラフスキ ツェザリ・ウカシェヴィチ塚本高史 濱田岳 二階堂智 板尾創路 滝藤賢一 石橋凌 アンナ・グリチェヴィチ ズビグニェフ・ザマホフスキ アンジェイ・ブルメンフェルド ヴェナンティ・ノスル マチェイ・ザコシチェルニ 小日向文世

監督:チェリン・グラック
音楽:佐藤直紀

配給:東宝

■公式サイトはこちら

http://www.sugihara-chiune.jp

 

記者 清水 一利(しみずかずとし)
1955年千葉県市川市生まれ。明治大学文学部(史学地理学科日本史専攻)を卒業後、1979年、株式会社電通PRセンター(現・株式会社電通パブリックリレーションズ)に入社。クライアント各社のパブリシティ業務、PRイベントの企画・運営などに携わる。1986年、同社退社後、1987年、編集プロダクション・フリークスを主宰。新聞、雑誌(週刊誌・月刊誌)およびPR誌・一般書籍の企画・取材・執筆活動に従事。2012年「フラガール3.11~つながる絆」(講談社)、2013年「SOS!500人を救え~3.11石巻市立病院の5日間」(三一書房)を刊行。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

清水 一利

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