安室奈美恵さんのMVやルミネのクリスマスを演出、今注目のクリエイター古屋遥さん 「わたしが輝く」スノードームをルミネのクリスマスで体験!!
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安室奈美恵さんのMVやルミネのクリスマスを演出、今注目のクリエイター古屋遥さん

11月も半ばを過ぎ、今年2015年も1年を振り返る時期になりました。

そんな中、世界160以上の国々で5億世帯を超える家庭で視聴されている世界最大級の音楽&エンターテインメント専門チャンネル「MTV」では、邦楽・洋楽全てのミュージックビデオの中から年間の最も優れた作品を選ぶ音楽アワード「MTV VMAJ 2015」を開催、全17部門の最優秀作品を発表しました。

その中で、「最優秀邦楽女性アーティストビデオ賞/Best Female Video -Japan-」に安室奈美恵のMV「Birthday」が受賞しましたが、その作品を監督したのが演出家・クリエイティブディレクターとして今注目の古屋遥さんです。

「体験」や「文化創造」に重きを置いた仕掛けや仕組みをプロデュース

古屋さんは1986年生まれ。英ブリストル大学演劇学科で学んだ彼女は、ドイツやイギリスで演劇(空間・映像・音楽・ダンス)の総合演出を手がけた後、広告業界へ進出。空間や映像、テクノロジーを組み合わせた企画演出を行って、新しいファッションショーや店頭ディスプレイのあり方など「体験」や「文化創造」に重きを置いた仕掛けや仕組みをプロデュースして一躍脚光を浴びました。

主な仕事としては、Eテレ子供向け音楽番組「どれみえーる」の映像監修・アートディレクション、東京ミッドミッドタウンデザインタッチ2014「スワリの森」、LоuisVuittоn Hоlоgram LIVEの他、さまざまな演出・審査員として精力的に活動しています。

「わたしが輝く」スノードーム

今、古屋さんの世界を実際に体験したいのであれば、新宿、有楽町、横浜のルミネに行ってみましょう。

この3館で12月25日まで開催しているクリスマスキャンペーン「LUMINE LIGHT ME CHRISTMAS~わたしが輝く、ルミネのクリスマス」の総合クリエイティブディレクターを務めているのが古屋さんだからです。

古屋さんがモチーフにしたのは、とっておきの時間や風景、シーンを閉じ込めた、デザインとテクノロジーが融合したインタラクティブな「スノードーム」。本来は雪である部分を、女の子が大好きな、きらきら煌めくラメやビジュー、スイーツなどにすることで、スノードームをひっくり返した後の「もっとも輝く瞬間」を表現しています。

3館それぞれに古屋さんならではの世界が展開していますが、中でも特に「ルミネ新宿ルミネ1」の屋上には、「SNOWDOME TOWN~わたしが輝く世界が広がるスノードーム」をテーマに、直径3メートル級の巨大なスノードームが出現。クリスマスシーズンにしか現れない幻の町「SNOWDOME TOWN」がスノードームの中に広がっています。

ここでは「サンタの家」「洋服の森」「お城」などさまざまなシチュエーションが散りばめられ、見ているだけでも楽しくなる空間が演出されているばかりではなく、特設の撮影ブースでお客さんの動画を撮影し、複数の映像表示装置(小型液晶やホログラム)が仕込まれたスノードームの中に投影することで、まるで架空の町に自分自身が入り込んだような幻想的な世界も体験できます。

今、最も光り輝いている新進気鋭のクリエーター古屋遥さん。来年2016年は彼女に大注目です。

記者 清水 一利(しみずかずとし)
1955年千葉県市川市生まれ。明治大学文学部(史学地理学科日本史専攻)を卒業後、1979年、株式会社電通PRセンター(現・株式会社電通パブリックリレーションズ)に入社。クライアント各社のパブリシティ業務、PRイベントの企画・運営などに携わる。1986年、同社退社後、1987年、編集プロダクション・フリークスを主宰。新聞、雑誌(週刊誌・月刊誌)およびPR誌・一般書籍の企画・取材・執筆活動に従事。2012年「フラガール3.11~つながる絆」(講談社)、2013年「SOS!500人を救え~3.11石巻市立病院の5日間」(三一書房)を刊行。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)〜
http://www.ethica.jp

清水 一利

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