海のアップサイクル
大谷: ウェブマガジン「ethica」編集長の大谷と申します。今日はよろしくお願いします。
ハビエル氏: こちらこそよろしくお願いします。
大谷: まず「ethica」の紹介をさせてください。「ethica」は読者の7割が女性で、サステナブルなライフスタイルに興味を持っている人が多いです。
ハビエル氏: 年齢層はどのくらいですか?
大谷: 20代・30代がメインですが、創刊して7年目になるので最近では40代も増えてきました。
ハビエル氏: なるほど。分かりました。
大谷: 今日はハビエルさんに、2つのテーマでお話を伺いたいと思っています。1つ目はフィロソフィー、2つ目はプロダクトデザインについてです。
まずフィロソフィーですが、海のアップサイクル、これについて世界中の誰に聞いても、海をきれいにしたいということに反対する人は1人もいないと思います。ですから、私もすごく共感します。
最近ですと外務省にお伺いして、海洋プラスチックの問題などについて記事を寄稿していただきました。
ハビエル氏: それは素晴らしいですね。
大谷: ハビエルさんもご存知のように、日本人は昔から魚をよく食べます。魚が獲れなくなったら本当に困ります。ですから、海をきれいにしなくてはいけません。
ハビエル氏: ふむふむ。