エシカルでおいしい！「Made with Care」ニュージーランドの食品 | webマガジン

2022/5/16

INFORMATION

ニュージーランド大使館は、地球に思いを馳せながら、美しい自然環境に感謝する1日「アースデイ」を契機に、エシカル消費をテーマにした食品フェアを日本各地のスーパーを通じて開催。はるか離れたニュージーランドから届いたのは、環境や社会に配慮した実り豊かな食材ばかり。今回は食を楽しみながら、エシカルを感じられるニュージーランドの食品についてご紹介していきます。（記者：エシカちゃん）

自然豊かな環境先進国の食品が日本の食卓に

ニュージーランドでは豊かな大地から自然放牧の牛肉や羊肉、新鮮なシーフード、農薬・遺伝子組み換えフリーの野菜、果物、サステナビリティ認証を取得したワインなどを育んでいます。「自然が豊かになれば、人も豊かになる」という先住民族マオリの考え「カイティアキタンガ」をもとに持続可能な生産方法にこだわっています。

食品産業全体で2050年までに温室効果ガスの排出量実質ゼロを目指すなど、ニュージーランドはいわゆる環境先進国の一つです。そんなニュージーランドの大使館がおいしくてエシカルな同国産の食材を各地のスーパーマーケットを通じて、消費者に届けました。日本からニュージーランドへのフライト時間は平均10時間以上。今回のフェアはニュージーランドを身近に感じられる好企画です。

「ニュージーランドフェア」は北陸地方にある「原信ナルス」80店や、中部地方の「トヨタ生協メグリア」1店、九州地方の「エレナ」40店で実施。ニュージーランド産のビーフ、ラム、パプリカ、かぼちゃ、ワイン、キウイがお店の一角を華やかに彩りました。

サステナビリティやアニマルウェルフェアにこだわった魚介、肉、農産物が魅力

海に囲まれた島国、ニュージーランドの魅力は何と言ってもシーフードです。独自の品質管理システムを通じて、世界トップレベルのサステナビリティとトレーサビリティー（生産履歴）を40年近くにわたって実現。漁獲物を生きたまま水揚げし、不要な魚介類は海に還す「ティアキ」という漁法で、持続可能かつ高品質なシーフード生産に取り組んでいます。

ニュージーランドの広大な大地で牧草を食べてストレスフリーでのびのび育った牛や羊からはおいしくて栄養価の高いお肉が取れます。ニュージーランドはストレスや苦痛の少ない環境で家畜を育てる「アニマルウェルフェア」の先駆けと言える存在です。

野菜や果物でどうしても気になるのは、残留農薬や遺伝子組み換え。ニュージーランドは万全な安全基準を敷き、農薬・遺伝子組み換えフリーのおいしくて栄養たっぷりな農産物を世界120カ国以上に輸出しています。

ニュージーランド産食材の魅力の一つはやっぱりワイン。ニュージーランドは世界で初めてワイン向けのサステナビリティ・プログラムを導入しました。ニュージーランドにあるブドウ園の96％がサステナビリティ認証を取得。認証を得たブドウ園やワイナリーは、生産過程における省エネやCO2の排出削減に力を入れています。

「Made with Care」キャンペーンでニュージーランドの食品を世界へ

日本はニュージーランドにとって世界5位の輸出先です。特に最近では、キウイやかぼちゃ、りんご、はちみつの輸出量がアップ。高品質とサステナビリティの両立を実現したニュージーランド産の食品が手に入る機会が増えるのは嬉しいです。

豊かな大地に感謝しながら、自然からの贈り物を世界中の食卓に届けてきたニュージーランド。まさにアースデイの考え方そのものですね。ニュージーランド大使館の商務部はこれらの思いに根差した「Made with Care」キャンペーンによって、ニュージーランド産食品のブランディング活動を手掛けています。キャンペーンサイトは以下よりご覧になれます。サイトやSNSをチェックして、安心でおいしいニュージーランドの食品の魅力に触れてみましょう。