マリナ: 私も地球や自然、動物とか人に優しくありたいな、愛のある生活をしたいなと思っていて、参加しました。行ってみたい国はたくさんありますが、最初にひらめいたのはラオスです。去年の夏に大学のスタディツアーでラオスに行きましたが、首都のほうには行っていないので、世界遺産のルアン・パバンはバックパッカーの聖地みたいなところらしいと聞いて、今すごく気になっています。
好きなことはたくさんあって、パンとコーヒーが大好きです。カフェも好きですが、自分でパンを焼いて食べるのも好きだし、コーヒーの豆を買ってきて家で淹れるのも好きです。
あとは、誰かと一緒に過ごす時間も好きです。新しい発見があったり、友だちの悩みや楽しかったことを聞いたりしていると、自分が気にしていたことも忘れられて好きな時間です。
ミズキ: 私は北九州市で大学1年生の時から環境問題について勉強してきましたが、環境問題に関心のある人たちと何かポジティブな話ができたらいいなと思ったのと、ドイツにはワールドカップがあった時に2~3週間ほど行ったこともあって、すごく思い入れのある国なので、ドイツについて話せたら楽しいだろうなと思って参加しました。
行ってみたい国はイギリスです。同じ島国であれだけ世界を牛耳れるパワーというか、源はいったい何なのかということを知りたいと思っています。
好きなことは、ワイン好きが高じて今年ワインエキスパートの資格を取りました。ドイツに行ってワイナリーを訪ねたことでワイン好きになって、そこから3年くらい前に新潟に行って日本のワインも好きになりました。九州のワインもすごくおいしいので、九州ワインとして何か発信できたらいいなと考えています。その九州ワインプラスアルファの食に関しても今後触れていきたいと思っています。
スミレ: みなさん、ありがとうございました。めちゃくちゃ面白いみなさんに集まっていただいて、とても嬉しいです。ちなみに、ドイツに行ったことがある人はいますか? 3人いますね。
今日のワークショップは知識をたくさんインプットするということではなくて、環境問題に全く知識も関心もなかった私が、実際に目で見た話をメインにしていきたいなと思っています。ただ最初に1つだけ、プラスチックごみの現状について簡単にお話ししたいと思います。
日本で1年間に使われているレジ袋は400億枚といわれていて、これは国民1人が1日1枚、レジ袋をどこかでもらってその大半がごみになるというのが現状としてあります。
ペットボトルも1年間に227億本が日本の国内で流通されているそうです。日本では野菜、果物などがきちんと包装されていますが、そうした包装や容器に使われたプラスチックごみの量は世界第1位がアメリカ、第2位が日本だといわれています。そのくらいプラスチックがすごく多く使われている国だということがわかっていただけると思います。
世界中で、このまま今と同じ量のプラスチックを作って、同じ量のプラスチックを使っていると、30年後の2050年には海中にいる魚の量よりも海に流れつくプラスチックの量のほうが多くなるという予測が、2016年のダボス会議で発表されました。これを大前提として頭の中に置いておいてもらえればと思います。
では、さっそくですが、ここからはロールプレイング形式で、みんなでドイツに行った気分になって楽しんでもらえたらいいなと思います。私がドイツで撮った写真とかもたくさん出てきますので、オンラインドイツ旅行といった感じで、ドイツにいる気分を味わってください。