【Earth Day】今年も地球環境について考えよう!「在日米国商工会議所」と「在日フランス商工会議所」が主催するethicaコラボイベントのご案内
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【Earth Day】今年も地球環境について考えよう!「在日米国商工会議所」と「在日フランス商工会議所」が主催するethicaコラボイベントのご案内

地球環境について考え連帯する国際的な記念日、アースデイが今年も近づいてまいりました!

私たちethicaは、2022年、2023年とアースデイイベントに基調講演を行い、3度目となった今年もメディアパートナーを務めます。2023年のアースデイを振り返りつつ、まもなく開催のイベント『Earth Day 2024: Moving from commitment to actions』を一足早くご案内します!

アースデイって何の日?

ethicaの読者のみなさまにはすでにお馴染みの記念日かもしれません。アースデイ(Earth Day)とは、1970年代にユネスコから提起された、環境保護に対する意識向上を目的とした記念日です。団体によって開催時期は異なりますが、毎年多くは4月22日をアースデイとして、世界中で環境保護に関連した様々なイベントが開催されています。

昨年はインスタグラムのストーリー上で#earthdayのハッシュタグを選ぶと、環境保護に関する知識が学べるかわいいスタンプが選べるようになっていました!

2023年のルックバック:どんなイベント?

東京の在日フランス商工会議所にて2023年4月21日に行われたこのイベントは、『Planting the seeds of a successful zero-carbon economy(※筆者訳:ゼロカーボン経済の成功の種を蒔く)』と題して、ゼロ・エミッション(=CO2排出ゼロ)社会の実現への貢献が期待される新たなビジネスモデルやテクノロジーを開発・展開する様々な企業が参加しました。運営はネクストレベルジャパン株式会社で、ethicaも第1回からその趣旨に賛同し、メディアパートナーを務めています。

パネリストは、Thibaut Boironさん、渡慶次 道隆さん(Zeroboard Inc.)、Kevin Lesaulnierさん(Metron Japan & Korea)、ステファン・ルデュさん(Codo Advisory)、Adrien Pichonさん(MyCO2 Japan)、 Nicolas Megelさん(Nexqt)の6名と、私たちethica編集部。

Earth Day 2023 | Planting the seeds of a successful zero-carbon economy

子供ではなく大人向けの、持続可能な社会づくりに関する知識を学べる教材を開発するプロジェクトや、Googleマップのようにほぼリアルタイムで都市や企業の炭素排出に関する情報を可視化できるマップ・プラットフォームなど、様々な興味深いプロジェクトが紹介されました。

中でも筆者が特にわくわくしたのは、日々の移動手段や習慣などから自分が排出している二酸化炭素を算出し、その削減にどのように貢献できるかをゲーム感覚で知ることできるツール「MyCO2」です。近年人気の、摂取カロリーと消費カロリーを管理して目標を達成できるダイエットアプリのようなトレンディさに期待と親しみを覚えました。

新素材や廃棄物のアップサイクルなどメーカー系の発表が印象的だった第1回目と比べると、一般ユーザーが日々の行動に直接繋げて取り組むことのできるツールの発表が多かったように感じます。地球温暖化は国家規模の規制と取り組みでしか解決できないものですが、一人ひとりの個人の意識、責任感を変えられるような、草の根的な活動は、より危機の迫った課題である環境問題に必要なものだと実感しました。

ethica編集部による基調講演

ethica編集部からは、日本におけるエシカル消費意識が前回の発表からどのように変化したか、またエシカル消費のトレンドについて触れ、私たちの取り組みや意気込みをシェアしました。

エシカル消費の変化では、数字の上ではまだまだ大きな変化はありませんでしたが、2020年から2022年までのあるリサーチで、「エシカル消費を日常生活に取り入れたいと思うか」に対してで「思う」と回答した人が10%増加したことや、「エシカル消費に関心がない」と回答した人が5%減少したことからもわかるように、ゆっくりながらも前向きな回答が増えました。

エシカル消費のトレンドについては、エコな旅行商品の登場に加え、旅行をする人はしない人と比べてエコ意識が高いといった事実や、ウェルビーイングの市場でウェルネス・ツーリズムが4番目に大きな市場であることなどに触れ、エシカル・コンシャス×旅行への期待の高まりについて紹介しました。人々の関心の向上がこういったトレンドに反映されていると考えました。

『Earth Day 2024: Moving from commitment to actions』

最後に、今年もフランス商工会議所にて第3回となるアースデイ・イベントが開催されます!

今年は「在日米国商工会議所」と「在日フランス商工会議所」が主催となり、更に充実した内容となります。

『Earth Day 2024: Moving from commitment to actions(※筆者訳:約束から行動へ)』は英語一言語のみにはなりますが、ご興味のある方は下記リンクよりご登録の上、足をお運びください。

Event Details

Date & Time

Mon., April 22, 2024・16:00 JST

Location

French Chamber of Commerce and Industry in Japan (CCIFJ)

*This event is exclusively in-person with no online participation or streaming available.

Language

English (no translation)

Register

Entrance fee is ¥4,500 for registrations through the ACCJ, CCIFJ, and Next Level’s website.

Online payment available for ACCJ and CCIFJ members from their respective sites.

Registrants from Next Level’s websitewill receive a payment link via email. Please ensure payment is made by the specified deadline.

ACCJ

CCIFJ

Next Level

Agenda

17:45: Doors open

18:00: Event start

Welcome Address

  • Stéphane Zadounaïsky, CEO, Next Level

Keynote speech

  • Nozomi Torii, Co-Lead, B Market Builder Japan | Director, VALUE BOOKS, Inc.

Panel Discussion (60 – 70 mins)

  • BareMinerals: Saori Kanno, President and General Manager
  • Champagne Telmont: Xavier Tallot CEO of Remy Cointreau Japan
  • Kuradashi Co., Ltd.: Kohei Kawamura, CEO
  • Patagonia: Kenji Shino, Brand Responsibility Manager
  • Steelcase: Gaby Esguerra, Global Account Manager
  • B Market Builder Japan: Nozomi Oka, B Corp Consultant

– Q&A with audience (15 min)

19:45: Networking cocktail

開催場所となる在日フランス商工会議所

ethicaは今後も私にイイ=地球にもイイという創設当時から変わらぬビジョンに基づき、持続可能性のある選択が人々にとってより魅力的な選択となるように、企業と消費者の両方を応援し、情報発信を続けたいと思います。

ethica編集部 :ミミ

東京生まれ東京育ちの三十代。多摩美術大学卒業後、ディレクター業・イラストレーター業に従事。2016年よりethica編集部に参加。アート、旅、グルメ、ファッションのほか、歴史や教育などの社会的な出来事に関心があります。好きな街は青山とソウル。アメリカと中国に在住経験あり、現在はオランダにて生活。学びや発見を重視した記事を発信します!

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

ミミ

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