柴咲コウさんの参加が契機に。ヘアドネーションという選択
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柴咲コウさんの参加が契機に。ヘアドネーションという選択

自分の髪を第三者に寄付する、ヘアドネーションという活動を知っていますか?寄付した毛髪はウィッグの他、美容師のトレーニングやヘア商品の開発研究などのために再利用されます。

今日は小児がんの治療や外傷など、様々な理由で髪を失ってしまった18歳以下の子どもたちが使う、「メディカル・ウィッグ」を作るためのヘアドネーションについてご紹介いたします。実は筆者も過去に二度髪を寄付したので、私個人の体験も合わせてお伝えできればと考えております。いつもは伸びたから切るだけの髪の毛ですが、けっこうな需要があるのです。

(記者:ethica編集部・ミミ)

メディカル・ウィッグを完全無償で提供する国内唯一のNPO法人

18歳以下の子どもにフルオーダーのメディカルウィッグを無償提供しているのは、「Japan Hair Donation & Charity(JHD&C、通称ジャーダック)」というNPO法人。無償で提供される一般の寄付者の髪の毛を集めてウィッグを製作し、無償で提供するという、100%善意で成り立った活動を行っています。

髪の毛を失うということは、見た目が大きく変わってしまう、誰にとっても大変な衝撃をともなう出来事です。人に注目されたり、からかわれたりすることは、多感な子どもにとってより苦しく悲しい経験であることは想像に難くありません。髪のために自分の容姿に自信が持てず、おしゃれや外出を楽しむことすらできなくなる子どもは少なくないのだそうです。

JHD&Cは、”脱毛症や乏毛症、小児ガンなどの治療や外傷等、何らかの事情で髪を失ってしまった子どもたちに寄り添い、「社会性の回復」をサポートし、子どもたちの未来を守ることを目的として設立”されました。(引用:JHD&Cとは?

一般に市販されているウィッグは規定のサイズしかなく、そのほとんどが大人用。とはいえフルオーダーでウィッグを作ると多額の費用がかかり、病気の治療費などと合わせれば家族にとっても大きな経済的負担となってしまいます。子どものサポートを理念とするJHD&Cが無償の献髪・無償の提供にこだわるのにはそういった背景があるのです。

筆者がはじめて献髪したときの髪。伸ばしすぎて「貞子」なみの黒髪ストレートヘア!美容師さんに怖がられました。

なかなか広まらなかったヘアドネーション。転機は柴咲コウさんだった!

JHD&Cがヘアドネーションへの取り組みを始めたのは今から約10年前の2008年のこと。しかしヘアドネーションの知名度はとても低く、当時髪を送ってくるドナーは月にたった1人程度だったとか。それが、スーパーロングヘアがトレードマークの女優・柴咲コウさんが2015年にその髪をバッサリ切って寄付したことが契機となって一気に知名度が上がり、有名人がその後に続いた効果もあって今では全国から毎月数千人の献髪が届けられるようになったそうです。

ヘアドネーションに適した髪って?

ヘアドネーションには、柴崎コウさんみたいな美しい髪が必要なのでしょうか?いえいえ、そんなことはありません。髪の状態は、パーマをかけていても、脱色していても染めていても大丈夫。軽く引っ張って切れてしまうほど傷んでいないのであれば、寄付が可能です。集められた髪は状態・長さや質などで分類され、染めたりトリートメントなどの加工が施され、ウィッグに仕上げられます。

ただし、長さは肝心です。メディカル・ウィッグの製作に役立ててもらうには、JHD&Cでは31cm以上の長さが必要とされています。

髪の長さが31cmに満たなくても大丈夫です。メディカル・ウィッグに利用されない髪でも、シャンプーやトリートメント剤、カラー剤の開発に不可欠な「評価毛」として、また美容室で練習用に使われる素材として転売することで役立てることができます。転売で得た利益は、ウィッグ製作費の一部に充てられるそうですから、短い髪でも貢献できるということです。

私は、一度目の寄付の時は長さが足りるか不安で伸ばしすぎ、知り合いの美容師さんに怖がられました。切った後の希望の長さ+切る時にゴムで結ぶ余分の長さ+31cmを足すイメージで伸ばすといいですね。もちろん、31cmは頭を覆うための最低限の長さにすぎませんから、ロングヘアのウィッグを望む子どものために、長い髪を寄付するのもすばらしいことです。

数束ごとに切ってから最終的に髪を一つにまとめます。もし規定の長さに満たない場合でも「評価毛」として役立ちます。

いざ、髪を切って送ろう。全国のヘアドネーション協力サロン

イメージ通りの長さを無事達成し、よし、髪を切るぞ!と思い立ったなら、ヘアドネーションに賛同&協力している美容室を探しましょう。

JHD&Cの【賛同サロンを探す】ページから、ご希望の地域を選んで検索すると、その地域のヘアドネーションに協力してくれる美容室(「JHD&C賛同サロン」)が一覧になって表示されます。賛同サロンでは、ヘアドネーションに適したカットを施してくれるほか、ドナーの代わりに大阪のJHD&Cへ髪を送る手間を請け負ってくれるというわけです。

2年間かけてケアしながら伸ばしつつづけた髪とサヨナラ。

美容室も企業もJHD&Cに賛同すべき理由

賛同サロンは今日の時点で全国3666店舗が名乗りを上げているようですが、世の理美容室の数を思えば、その数は少なすぎるほどですよね。忙しい営業時間の合間に、髪を郵送する手間と費用がネックとなっているのかもしれませんが、筆者個人としては、こういったJHD&Cの活動に賛同することは企業として非常に重要な投資のチャンスだと思うので、ちょっと残念です。

JHD&Cの活動を支えているのは全国の賛同サロンだけではありません。ヘアドネーションのイメージでラッピングされた自動飲料販売機を設置し、売り上げの一部をJHD&Cに寄付するコカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社や、JHD&Cのメディカル・ウィッグの採寸会場として全国の自社サロンを解放している株式会社アデランスなど、様々な企業がその技術とデバイスをJHD&Cに提供しています。

企業の倫理的活動への投資は、単に社会をより良くする活動である以上に、消費者にとっては企業イメージの向上につながります。よりエシカルな選択が求められている現代において、JHD&Cの取り組みへの賛同と協力は、時代に合わせて進化する企業として賢明な選択といえるでしょう。

賛同サロン以外の美容室で髪を切る時のポイント

ところで、そうはいっても私は、一度目も二度目も賛同サロンではない美容室で髪を切りました。いつも髪を切っていただいている友人の勤め先がいずれも賛同サロンではなかったからです。手順を守ってさえいれば、そして送料を自分で負担してもかまわなければ、すべて自分でやってしまっても何も問題ありません。

賛同サロンではない美容室でヘアドネーションカットをする時の注意点としては、美容師さんはヘアドネーションについて知識がないことがほとんどですので、自分でJHD&Cの【髪の毛を送る】ページをよく読んで、美容師さんに切り方をしっかり伝えることが大事です。私は二度目のヘアドネーションカットの時にボーッとしていたら、うっかり髪を洗われそうになり慌ててストップしました。濡れた髪は、どんなに乾かしてもその日はヘアドネーションには不適切な髪になってしまいます。わずかな湿気が雑菌を繁殖させ、他のドナーの髪もダメにしてしまう恐れがあるので、ぜったい、濡らしてはダメです。

賛同サロン以外の美容室でカットしてもらったら、適当な袋に縛ったままの髪の毛を入れて家に持ち帰り、ビニール袋に入れるなどの雨天対策をして、ドナーシートを同封しJHD&Cに郵送します。レターパックなら300円以下で送ることができ、追跡もできておすすめです。

髪を持ち帰る時に寄り道をしたら、落し物としてはちょっと怖いので、髪は置き忘れないようにしたいものです!

ヘアドネーションのカットの時は、ぜったいに髪を濡らしてはダメ。

芸能人も、子どもも、男性も。いろんな人の善意で作られるメディカル・ウィッグ

先日、SNSでヘアドネーションをしたという男性の画像を見かけました。男女で髪の伸びるスピード自体は変わりませんが、一般的に男性のほとんどが髪を伸ばさない中で、その意思の強さと勇気はすばらしいです。他にも、SNSでヘアドネーションした人を探すと、小さなお子さんたちもたくさん見かけます。こんなにもいろんな人が参加している…と思うと、伸ばす方も受け取る方も、少し勇気付けられるのではないでしょうか。

誰かが自信を取り戻すきっかけになりたい

髪を伸ばすのって、案外たいへんです。どんなコンディションの髪でもOKと聞いても、伸ばしている間は何かとケアに気を遣い、カットはもちろんのこと、私自身はカラーやパーマも避けていました。ボブを背中まで伸ばすのにだいたい2年かかります。私は2回連続で寄付したので、4年間は正直ちょっとじりじりとした気持ちになりました。しかしそれでも、私にとってヘアドネーションはやめる気になれない、ちょっとしたライフワークになりつつあります。

そもそもヘアドネーションをしたきっかけは、仕事で障害児童と関わることの多い母からの提案。ウィッグで色々な髪型を楽しんでいた小児がんの少女の話を聞き、喜ぶ子どもが実際にいるんだ、となんとなく胸に刻みました。髪を伸ばしている間は、その少女のことを想像しています。時には命にかかわる深刻な、いろいろな事情をもつ子どもたちが、髪を飾ることで少しでも笑顔になってくれたら、と思わずにはいられません。

もし今、これを読んでいるethica読者のあなた、そろそろ髪を切ろうかなと思っているのであれば、あと一ヶ月、あと半年…もう少しだけ伸ばして、ヘアドネーションをする選択肢についても検討してみてください。この取り組みがもっと多くの方に広がることを祈っています。

(各社敬称略)

私の髪が、どこかにいる少女を少しでも笑顔にできたら。一時の流行ではなくこの取り組みが根付いてほしい。

ethica編集部 :ミミ

東京生まれ東京育ちのアラサーです。多摩美術大学卒業後、ディレクター業・イラストレーター業に従事。2016年よりethica編集部に参加。アート、旅、グルメ、ファッションのほか、歴史や教育などの社会的な出来事に関心があります。好きな街は青山とソウル。アメリカと中国に在住経験あり。現代人が輝けるライフスタイルを重視した記事を発信します!

ーーBackstage from “ethica”ーー

余談ですが執筆にあたって、男女の髪の伸びるスピードについて調べたのですが、同じなのですね。てっきり、女性の方が速いかと思い込んでおりました。ウィッグの納品先には、当然ながら男の子もたくさんいらっしゃるとのこと。男性も2年伸ばせば30cmは超えるはずですから、性別をこえて一緒にヘアドネーションの普及について考えていきたいものですね。そうしながら、いずれは様々な事情をもつ多様性への理解が深まり、ウィッグすらいらない優しい社会に変わればいいなぁと思います。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

ミミ

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