(第3話)クリスマスリース【連載】八ヶ岳の「幸せ自然暮らし」
独自記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
2,498 view
(第3話)クリスマスリース【連載】八ヶ岳の「幸せ自然暮らし」

~パーマカルチャーを訪ねて〜(※注)

今年も残すところあとわずか。都会の街にはイルミネーションが瞬き、華やかな季節を迎えていますが、八ヶ岳は星降る森のクリスマス・シーズン到来です!空気がひときわ澄み渡り、冬の晴天率が高い山梨県は、これからが星空観察のベストシーズン。オリオン大星雲やすばる、シリウスなど、降り注ぐような星の輝きに心がふるえます。

前回は「土と堆肥」のお話をしました。

今回は、聖夜を間近に控えた四井さんのお宅にて、里山に自生する草木をベースにしたクリスマスリースの作り方を教えていただきます。みずみずしい常緑樹の葉と自家製ドライフラワーをミックスして作るオリジナルリースは、素朴で可憐な魅力に溢れています。

(※注)パーマカルチャー:“パーマネント”(永久)、“アグリカルチャー” (農業)、“カルチャー”(文化)を組み合わせた造語。持続可能な環境を作り出すためのライフスタイルのデザイン体系のこと

緑の葉っぱ、赤や黄色の木の実etc.冬の里山は天然色に包まれて

ガーデンファームで育てた花々を室内でドライフラワーにしてリースに使用。散歩中に集めた松ぼっくりをアクセントに使う

「今日は何を使おうかな?」

ワクワクしながら庭を歩いて見つけた天然のツルや木の実。北風に吹かれながら、イメージにあう素材を探すのは大変そうですが、色も形も一つひとつ違う松ぼっくりや、冬枯れの樹木の中でひときわ目を引く野バラの実、ツルウメモドキの赤やオレンジ色の実に出会えるのも、庭山散歩の楽しさです。

毎年何種類も作るクリスマスリース。その日の気分や見つけた素材でアレンジするのが千里さん流。手作りのリースは草木のナチュラルな色合いだけでなく、ほんのり優しい樹木の香りが楽しめるのも魅力です。

庭山を歩きながら、リースの素材を探す千里さん。すべて自然の素材で作るリースは一つひとつ違った表情に

クリスマスリースには大きく3つの意味があります。魔除け、豊作祈願、そして新年の幸福祈願です。玄関に飾る理由は、魔除けの意味があるからなのですね。

「我が家では、季節を問わずさまざまなリースを手作りしています。玄関だけでなく、窓やドア、壁にかけたり、キャンドルの周りに置いたりと、あちこちに飾って楽しみます。でも、やはりクリスマスのためのリースは特別。作っている時のテンションも上がります!」

リース作りに欠かせないのがドライフラワー。春から夏にかけて四井家のガーデンファームに咲き乱れる色とりどりの草花たち。マリーゴールド、アジサイ、センニチコウ、ヘリクリサム、藍の花etc…。

「四季折々の旬の草花を集めては、部屋に吊るしてドライフラワーにしています。キッチンにもリビングにも花の絶えない暮らしは、家族の心を明るく元気にしてくれます」

標高750mの寒冷地にある四井さんの家のガーデンファームには、12月も中旬過ぎたというのにまだマリーゴールドが咲いていました。栄養たっぷりの豊かな土壌が植物たちの生きる力を支えています。

目で見て、味わって、色を楽しむ「花」と暮らしの循環

今回のリースに使用する素材たち。出来上がりを想像するとワクワクしてきます!

「育てた草花をドライフラワーにするには、強い日差しをうける前の午前中に植物を収穫して、日の当たらない日陰で一度簡単に乾燥させてから室内に吊るすときれいな色に仕上がります。自然乾燥でドライフラワーを作る場合は、花が新鮮なうちに作業をすることがポイントです。花が咲き終わる頃に乾燥させると、花びらが落ちやすくなったり、状態の良いドライフラワーにはなりません」

四井家のリビングの天井に吊るされたさまざまなドライフラワーたちはどれも色がしっかり残り、コンディション良好!

「ドライフラワーが成功しやすいのが、アジサイ、センニチコウ、ヤグルマギク、そしてアジサイの一種、ヘリクリサムなどです。乾燥した部屋の中に吊るし、2〜3週間でドライフラワーになります」

年間を通し、空気が乾燥している八ヶ岳の気候はドライフラワー作りにも適しているようですね。

「乾燥した花や葉はガラスの容器に写します。レモンバーベナやレモングラス、ホーリーバジル、エキナセアなどはハーブティーとして毎日のように味わっています。またマリーゴールドの花は、草木染めにも向いている植物で、ハンカチなどを染めることもよくあります」

花を愛し、色を楽しみ、ハーブティーを味わう。花びら1枚も無駄にしない自然の仕組みがここにもありました。

リースの土台となるモミやヒバは命の象徴・聖なる木

裏庭に生育しているブルーアイス、ビャクシン。その他、モミ、ヒイラギ、スギ、ツガ、そしてローズマリーやマジョーラムなどのハーブ類もリースの材料に

庭に茂る常緑樹の葉を、使いやすい大きさにカットして水に浸しておきます。冬でも青々としている葉っぱたちはリースの土台となる大切な素材。また、常緑樹には殺菌・抗菌作用があることから、命の象徴・聖なる木としてクリスマスリースの材料に使われるのだそうです。

「私がリースのベースによく使うのが、トゲトゲしたモミやブルーアイス。作っている時から針葉樹の良い香りがして、とても幸せな気持ちになります。出来上がった後もしばらくの間は、リースから漂うフレッシュな香りを楽しむことができます」

ブルーアイスは庭木としても人気のコニファー(針葉樹)。細長くてキラッと輝くようなメタリックブルーの葉っぱが特徴的で、クリスマスリースにアクセントを添えてくれます。

実物は直径20cmほどのミディアムサイズ。パープルのセンニチコウや藍の花のピンクが優しい印象

「リース台にはアケビやクズ(1.5mほど)などの蔓を使い、蔓をからめながら丸めてベースを作ります。上からヒノキやブルーアイスなどを埋め込んでいきます。放射線状にところどころ飛び出した葉っぱがアクセント。仕上げにセンニチコウやヘリクリサム、藍の花や松ぼっくりになどを、麻紐などでしっかりと固定して出来上がり。壁にかけられるように、底辺を平らにするのがポイントです」

松とビャクシンで作るお正月のお飾りアレンジ

クリスマスリースと一緒に作るお正月のお飾り。松を枝ごと使ってすっきりシャープなシルエットをイメージしながら新年への願いを込める

クリスマスリースの材料に、松や紫のセンニチコウなどを加え、ちょっと和モダンなお正月のお飾りを作ります。アレンジのポイントを伺いました。

  • ポイント1

松の枝を20cmほどの長さにカットします。中心になるように配置してバランスをとります。松はお正月のイベントやしめ飾りにも欠かせません。長い年月をかけて成長するので、昔から長寿の象徴とされてきました。

何種類かのグリーンをミックスさせて立体感を出すのがコーディネートのコツ

  • ポイント2

ビャクシンを左右にあしらっていきます。松の緑とのコントラストによって、お飾りがモダンに、明るい印象になります。お正月が近づいたら、ここにナンテンなどの赤い実をプラス。しめ縄や水引などを加えると、さらにお祝い気分が盛り上がります。

このまま飾っておくだけで2〜3週間は変わらぬ色が楽しめます

  • ポイント3

中央にセンニチコウを束ねて全体のバランスを見ます。ドライフラワーはやや短めにすると締まった印象になります。紅白の麻紐で結び、センターに松ぼっくりを飾って出来上がり。

パーマカルチャーの暮らしを彩る自然からの贈り物

アジサイの仲間、淡い緑のノリウツギをメインに使ったリビングのランプシェードは千里さんのハンドメイド。

「ドライフラワーの鑑賞期間は意外と長く、今回ご紹介したクリスマスリースは、高温多湿を避ければ1年ほど同じ状態で楽しめます。我が家では、ドライフラワーをキャンドルの周りにあしらったり、ランプシェードとしても使っています。生花に負けない存在感と、ドライフラワーならでは凛とした色彩が日々の暮らしに小さな幸せをもたらしてくれます」

真冬の庭山には春夏の華やかな農園とは一味違った美しさがあります。庭に咲くナンテンの赤い実を加えると、お正月のお飾りも完成ですね。

ガーデンファームで育てた草花や樹木を目で楽しんだ後は堆肥に還し、また春になると新しい命となって土の上に戻ってきます。

花のある暮らしもまた循環していきます。

▼▼八ヶ岳ワークショップのお知らせはこちら▼▼

https://www.facebook.com/events/799285440803221/

左から、四井真治さん、畑仕事や料理、家具作りなどにも積極的に取り組む四井家の長男・木水土(きみと)くんと次男・宙(そら)くん、四井千里さん

さて、次回は自家栽培の小麦から作るパウンドケーキのお話です。千里さんのオリジナルレシピもご紹介。お楽しみに!

バックナンバーはこちらからご覧頂けます。

【連載】八ヶ岳の「幸せ自然暮らし」を読む>>>

四井真治

福岡県北九州市の自然に囲まれた環境の中で育ち、高校の時に地元の自然が都市開発によって破壊されてショックを受けたのをきっかけに環境意識が芽生え、信州大学の農学部森林科学科に進学することを決意。同農学部の大学院卒業後、緑化会社に勤務。長野で農業経営、有機肥料会社勤務後2001年に独立。2015年の愛知万博でオーガニックレストランをデザイン・施工指導。以来さまざまなパーマカルチャーの商業施設や場作りに携わる。日本の伝統を取り入れた暮らしの仕組みを提案するパーマカルチャー・デザイナーとして国内外で活躍中。

Soil Design http://soildesign.jp/

四井千里

2002年より都内の自然食品店に勤務。併設のレストランにてメニュー開発から調理まで運営全般に関わり、自然食のノウハウを学ぶ。2007年より八ヶ岳南麓に移り住み、フラワーアレンジメント・ハーブの蒸溜・保存食作り等のワークショップ講師、及び自然の恩恵や植物を五感で楽しむ暮らしのアイデアを提案。

記者:山田ふみ

多摩美術大学デザイン科卒。ファッションメーカーBIGIグループのプレス、マガジンハウスanan編集部記者を経て独立。ELLE JAPON、マダムフィガロの創刊に携わり、リクルート通販事業部にて新創刊女性誌の副編集長を務める。美容、インテリア、食を中心に女性のライフスタイルの動向を雑誌・新聞、WEBなどで発信。2012年より7年間タイ、シンガポールにて現地情報誌の編集に関わる。2019年帰国後、東京・八ヶ岳を拠点に執筆活動を行う。アート、教育、美容、食と農に関心を持ち、ethica(エシカ)編集部に参加「私によくて、世界にイイ。」情報の編集及びライティングを担当。著書に「ワサナのタイ料理」(文化出版局・共著)あり。趣味は世界のファーマーズマーケットめぐり。

<自然の仕組みがわかるオススメの2冊>

パーマカルチャーや土と自然のつながりがわかりやすく紹介されている『地球のくらしの絵本』シリーズ「自然に学ぶくらしのデザイン」と「土とつながる知恵」(四井真治著 農文協)ともに2,500円/税別

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

山田ふみ

このエントリーをはてなブックマークに追加
Instagram
TBS秋沢淳子さん鼎談(第5話)仕事とプライベートの両立
独自記事 【 2022/6/27 】 Work & Study
パシフィコ横浜で開催された「サステナブル・ブランド国際会議2022横浜」(SB 2022 YOKOHAMA)に基調講演の1人として参加されたTBSの元アナウンサーで現在は総務局CSR推進部で部長を務める秋沢淳子さん。 社業以外でも2000年に国際交流・教育支援・国際協力をテーマにしたNGO団体「スプートニクインターナシ...
TBS秋沢淳子さん鼎談(第6話)グローバルとインターナショナルの違い
独自記事 【 2022/7/4 】 Work & Study
パシフィコ横浜で開催された「サステナブル・ブランド国際会議2022横浜」(SB 2022 YOKOHAMA)に基調講演の1人として参加されたTBSの元アナウンサーで現在は総務局CSR推進部で部長を務める秋沢淳子さん。 社業以外でも2000年に国際交流・教育支援・国際協力をテーマにしたNGO団体「スプートニクインターナシ...
TBS秋沢淳子さん鼎談(第2話)Intercultural Programsで異文化体験留学
独自記事 【 2022/6/6 】 Work & Study
パシフィコ横浜で開催された「サステナブル・ブランド国際会議2022横浜」(SB 2022 YOKOHAMA)に基調講演の1人として参加されたTBSの元アナウンサーで現在は総務局CSR推進部で部長を務める秋沢淳子さん。 社業以外でも2000年に国際交流・教育支援・国際協力をテーマにしたNGO団体「スプートニクインターナシ...
冨永愛 ジョイセフと歩むアフリカ支援 〜ethica Woman Project〜
独自記事 【 2024/6/12 】 Love&Human
ethicaでは女性のエンパワーメントを目的とした「ethica Woman Project」を発足。 いまや「ラストフロンティア」と呼ばれ、世界中から熱い眼差しが向けられると共に経済成長を続けている「アフリカ」を第1期のテーマにおき、読者にアフリカの理解を深めると同時に、力強く生きるアフリカの女性から気づきや力を得る...
戦後の日本で衛生環境を改善したサラヤが、何故?アフリカの女性支援活動を始めたのか。安田知加さんに伺いました 〜ethica Woman Project〜
独自記事 【 2024/6/14 】 Love&Human
ethicaでは女性のエンパワーメントを目的とした「ethica Woman Project」を発足。 いまや「ラストフロンティア」と呼ばれ、世界中から熱い眼差しが向けられると共に経済成長を続けている「アフリカ」を第1期のテーマにおき、読者にアフリカの理解を深めると同時に、力強く生きるアフリカの女性から気づきや力を得る...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.7 宇賀なつみ (終章)『Returning to TOKYO 〜サステナブルなフライト〜』
独自記事 【 2024/4/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.6 宇賀なつみ (第5章)ゴールデン・ゲート・ブリッジ
独自記事 【 2024/3/27 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】 連載企画Vol.5 宇賀なつみ (第4章)サンフランシスコ近代美術館
独自記事 【 2024/3/20 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 本特集では、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブ...
【ethica Traveler】連載企画Vol.4 宇賀なつみ (第3章)アリス・ウォータースの哲学
独自記事 【 2024/2/28 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【ethica Traveler】連載企画Vol.3 宇賀なつみ (第2章)W サンフランシスコ ホテル
独自記事 【 2024/2/14 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】連載企画Vol.2 宇賀なつみ (第1章)サンフランシスコ国際空港
独自記事 【 2024/1/31 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。 今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブルな...
【ethica Traveler】連載企画Vol.1 宇賀なつみ サンフランシスコ編(序章)   
独自記事 【 2024/1/24 】 Work & Study
「私によくて、世界にイイ。」をコンセプトに2013年に創刊した『ethica(エシカ)』では、10周年を迎える節目にあたり、エシカルでサステナブルな世界観、ライフスタイルをリアルに『感動体験』する場を特集しています。  今回は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のエシカルな取り組みを取材!エシカ編集部と共にサステナブル...
【Earth Day】フランス商工会議所で開催するイベントにてethica編集部が基調講演
イベント 【 2023/4/3 】 Work & Study
来たる4月22日は「アースデイ(地球の日)」地球環境を守る意思を込めた国際的な記念日です。1970年にアメリカで誕生したこの記念日は、当時アメリカ上院議員だったD・ネルソンの「環境の日が必要だ」という発言に呼応し、ひとりの学生が『地球の日』を作ろうと呼びかけたことがきっかけでした。代表や規則のないアースデイでは、国籍や...
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(序章)と(第1章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/17 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開しています。今回は、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える」の序章と第1章についてのあらすじと見どころをお届け!(記者:エシカちゃん)
トランスメディア方式による新しい物語~『サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビューティーに整える』(第2章)と(第3章)の見どころを紹介!~
独自記事 【 2023/8/24 】 Health & Beauty
エシカではメディアを横断(トランス)するトランスメディア方式を採用し、読者の方とより深くつながる体験を展開中。さまざまなメディアから少しずつ情報を得、それをパズルのように組み合わせてひとつのストーリーを見出す、新しいメディア体験です。 今回は、前回に引き続き、「サステナブルな旅へようこそ!――心と身体、肌をクリーンビュ...
テーマは、ナチュラルモダン『自立した女性』に向けたインナーウェア デザイナー石山麻子さん
独自記事 【 2022/9/19 】 Fashion
株式会社ワコールが展開する、人にも自然にもやさしいを目指すインナーウェアライン「ナチュレクチュール」。オーガニックコットン100%のラインアップが注目を集め、肌あたりやシルエットの美しさが話題になっています。その期待に応える形で、今年9月に新作グループも加わりました。やさしさを突き詰めた製品は、どのような想いや経緯から...
幸せや喜びを感じながら生きること 国木田彩良
独自記事 【 2021/11/22 】 Fashion
ファッションの世界では「サステナブル」「エシカル」が重要なキーワードとして語られるようになった。とはいえ、その前提として、身にまとうものは優しい着心地にこだわりたい。ヨーロッパと日本にルーツを持ち、モデルとして活躍する国木田彩良さんに「やさしい世界を、身に着ける。」をテーマにお話を聞いた。
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【Prologue】
独自記事 【 2021/3/1 】 Health & Beauty
20年以上、トップモデルとして活躍。究極の美の世界で生きてきた冨永愛さん。ランウェイを歩くその一瞬のために、美を磨き続けてきた。それは、外見だけではない。生き方、生き様をも投影する内側からの輝きがなければ、人々を魅了することはできない。「美しい人」冨永愛さんが語る、「“私(美容・健康)に良くて、世界(環境・社会)にイイ...
水原希子×大谷賢太郎(エシカ編集長)対談
独自記事 【 2020/12/7 】 Fashion
ファッションモデル、女優、さらには自らが立ち上げたブランド「OK」のデザイナーとさまざまなシーンで大活躍している水原希子さん。インスタグラムで国内上位のフォロワー数を誇る、女性にとって憧れの存在であるとともに、その動向から目が離せない存在でもあります。今回はその水原さんに「ethica」編集長・大谷賢太郎がインタビュー...
[連載企画]冨永愛 自分に、誰かに、世界にーー美しく生きる。 【chapter1-1】
独自記事 【 2021/3/29 】 Health & Beauty
ファッションデザイナーが描く世界を表現するモデルは、まさに時代を映し出す美の象徴だ。冨永愛さんは移り変わりの激しいファッション界で、20年以上にわたり唯一無二の存在感を放ち続ける。年齢とともに磨きがかかる美しさの理由、それは、日々のたゆまぬ努力。  美しいひとが語る「モデル」とは?
モデルのマリエが「好きなことを仕事にする」まで 【編集長対談・前編】
独自記事 【 2018/12/24 】 Fashion
昨年6月、自身のファッションブランドを起ち上げたモデル・タレントのマリエさん。新ブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS(パスカルマリエデマレ、以下PMD)」のプレゼンテーションでは、環境に配慮し無駄を省いた、長く愛用できるプロダクトを提案していくと語りました。そして今年9月、ファッションとデザインの合同...
国木田彩良−It can be changed. 未来は変えられる【Prologue】
独自記事 【 2020/4/6 】 Fashion
匂い立つような気品と、どこか物憂げな表情……。近年ファッション誌を中心に、さまざまなメディアで多くの人を魅了しているクールビューティー、モデルの国木田彩良(くにきだ・さいら)さん。グラビアの中では一種近寄りがたい雰囲気を醸し出す彼女ですが、実際にお会いしてお話すると、とても気さくで、胸の内に熱いパッションを秘めた方だと...
【Earth Day】今年も地球環境について考えよう!「在日米国商工会議所」と「在日フランス商工会議所」が主催するethicaコラボイベントのご案内
イベント 【 2024/4/15 】 Work & Study
地球環境について考え連帯する国際的な記念日、アースデイが今年も近づいてまいりました! 私たちethicaは、2022年、2023年とアースデイイベントに基調講演を行い、3度目となった今年もメディアパートナーを務めます。2023年のアースデイを振り返りつつ、まもなく開催のイベント『Earth Day 2024: Movi...

次の記事

[大丸有]米倉誠一郎氏セッション【講評①】 国連広報センター・根本かおる所長 「大丸有SDGsACT5 Closing ACT」
(第40話)「冬服の臭い対策! 手作りの消臭スプレーとサシェで、お気に入りの服に好みの香りをふんわりまとわせて」キコの「暮らしの塩梅」

前の記事

スマホのホーム画面に追加すれば
いつでもethicaに簡単アクセスできます