ケリングが、KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭にて開催の写真家・石内都と頭山ゆう紀による展覧会を支援
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ケリングが、KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭にて開催の写真家・石内都と頭山ゆう紀による展覧会を支援

Yuhki Touyama, From the series of Line13 © Yuhki Touyama

芸術の分野に存在する男女不平等の解消を目指して、ケリングの「ウーマン・イン・モーション」が、KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭にて開催される、日本を代表する写真家・石内都と若手作家・頭山ゆう紀による展覧会を支援。写真の持つ力を是非体験してみて。(記者:エシカちゃん)

「A dialogue between Ishiuchi Miyako and Yuhki Touyama | 透視する窓辺」展

ケリングは、GUCCIをはじめとした世界中の著名なラグジュアリーブランドを展開する、ファッションコングロマリット。ケリングは、男女不平等が根強く残る芸術分野において、女性のクリエイティビティを後押しすることを目標に、2015年に「ウーマン・イン・モーション」を設立。「ウーマン・イン・モーション」アワードでは、各芸術分野で活躍する若手女性たちを表彰しています。

ケリングの「ウーマン・イン・モーション」は今回、京都国際写真祭KYOTOGRAPHIEにて開催される、石内都と頭山ゆう紀の2人による写真展、「A dialogue between Ishiuchi Miyako and Yuhki Touyama | 透視する窓辺」展を支援することを発表。

日本を代表する写真家・石内都は、自身の母親をひとりの女性として捉え、母の遺影を撮影した「Mother’s」シリーズの作品を、頭山ゆう紀は、友人の死がきっかけとなった「境界線13」シリーズと、祖母の介護と看取りを写した最新作を展示する予定だそう。異なる2人の視線が交じる展示がとても楽しみ!

Ishiuchi Miyako, Mother’s #39 © Ishiuchi Miyako Courtesy of The Third Gallery Aya,

「ウーマン・イン・モーション」は、これまでも多くの女性芸能家を支援。写真分野では特に、過去多くの女性写真家の認知度向上に貢献しています。2019年に、アルル国際写真祭とのパートナーシップを発表して以降、「ウーマン・イン・モーション」フォトグラフィー・アワードを立ち上げ、2019年にはスーザン・マイゼラス、2020年にはサビーヌ・ヴァイス、2021年にはリズ・ジョンソン・アルトゥール、2022年にはバベット・マンゴルトが受賞しています。

芸術の豊かさと、芸術が持つ力を、是非体験してみてはいかが?

アーティストからのコメント

石内都 ”私と一緒に展示する次世代の女性写真家を選んで欲しいと依頼されたとき、迷わず頭山ゆう紀を選びました。2人展というのは初めてですが、展覧会はその度に発見があり、同じ作品でも空間が違ったり、自分の気持ちが変わっていると見え方が変わるため、今回は非常に良いきっかけになると思っています。写真はまだ比較的新しい表現方法の一つで、写真の歴史を作っている真っ只中にいると考えていますし、若い方も一緒で、写真の歴史を作っている人だと思います。彼女の新作を見て、〈Mother’s〉と通底する喪失感と悲しみからの視線は決して同じではありませんが、まなざしのその先にあるイメージはどこか共有できる思いがあります。私と頭山ゆう紀の視線の交差する現場から見えてくるものは何なのか楽しみにしています”

頭山ゆう紀 ”石内さんに選んでいただき大変光栄です。人の目に留まる所で作品を発表しなくてはならないと前から言って頂いていましたし、祖母と母が亡くなり、もう制作に集中するしかないと動き始めていたので、とても良いタイミングだと思っています。石内さんの写真は、死に対して共通するものを感じています。 〈Mother’s〉シリーズは何度も見ていますが、自分の祖母と母が亡くなった後に、私の作品と一緒に同じ空間で観るということは、また新たな発見になるのではと思います”

石内都(略歴)

群馬県桐生市生まれ。神奈川県横須賀市で育つ。1979年に〈Apartment〉で第4回木村伊兵衛写真賞を受賞。2005年、母親の遺品を撮影した〈Mother’s〉で第51回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館代表作家に選出される。2007年より現在まで続けられる被爆者の遺品を撮影した〈ひろしま〉も国際的に評価されている。2013年紫綬褒章受章。2014年には「写真界のノーベル賞」と呼ばれるハッセルブラッド国際写真賞を受賞。近年の主な展覧会・出版物に、個展「Postwar Shadows」(J・ポール・ゲッティ美術館 ロサンゼルス 2015)、写真集『フリーダ 愛と痛み』(岩波書店 2016)、個展「肌理と写真」(横浜美術館 2017)、個展「石内 都」(Each Modern 台湾 2022)、個展「Ishiuchi Miyako」(Stills エディンバラ 2022)、「六本木クロッシング」(森美術館 東京 2022)などがある。作品は、東京国立近代美術館、東京都写真美術館、横浜美術館、ニューヨーク近代美術館、J・ポール・ゲティ美術館、テート・モダンなどに収蔵されている。

 

頭山ゆう紀(略歴)

1983年千葉県生まれ。東京ビジュアルアーツ写真学科卒業。生と死、時間や気配など目に見えないものを写真に捉える。自室の暗室でプリント作業をし、時間をかけて写真と向き合うことで時間の束や空気の粒子を立体的に表現する。主な出版物に『境界線13』(赤々舎 2008)、『さすらい』(abp 2008)、『THE HINOKI Yuhki Touyama 2016−2017』(THE HINOKI 2017)、『超国家主義−煩悶する青年とナショナリズム』(中島岳志 著、頭山ゆう紀 写真/筑摩書房 2018)がある。

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2023

「A dialogue between Ishiuchi Miyako and Yuhki Touyama  | 透視する窓辺」展

With the support of Kering’s Women In Motion

会期:2023年4月15日(土)~5月14日(日)

会場:誉田屋源兵衛 竹院の間  https://kondayagenbei.jp/

展覧会について: https://www.kyotographie.jp/

 

KYOTOGRAPHIEパブリックプログラム

アーティストトーク 対談「石内都と頭山ゆう紀の視点」

ゲスト:石内都、頭山ゆう紀、モデレーター:姫野希美(赤々舎代表)

日時:2023年4月15日(土)14時30分~16時00分

会場:誉田屋源兵衛 奥座敷

※KYOTOGRAPHIE公式サイトより要事前予約

記者:エシカちゃん

白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

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