「ファッションの街」神戸で、現代アート展「装いの光芒」を開催中!新進気鋭の作家が表現する「美術とファッション」の親密な関係を是非体験してみて。
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「ファッションの街」神戸で、現代アート展「装いの光芒」を開催中!新進気鋭の作家が表現する「美術とファッション」の親密な関係を是非体験してみて。

(右)isayamax  photo: Tatsuya Sato

古くから交易によってさまざまな文化が入り混じりつつ発展してきた街、神戸。1973年には全国で初めて「ファッション都市宣言」を行うなど、日本を代表する「ファッションの街」神戸で、6月2日(金)から「美術とファッション」をテーマにした現代アート展「装いの光芒」が開催されています!新進気鋭の作家が表現する「美術とファッション」の親密な関係を是非体験してみて。(記者:エシカちゃん)

「美術」と「ファッション」の展示会『装いの光芒』

現代アート展「装いの光芒」は、アート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker(アートスティッカー)」と大丸神戸店との共同企画によって実現したもの。日々の暮らしや心を豊かにする「アートのある暮らし」をテーマに大丸神戸店が主催する「ART WEEKS」の一環で行われています。

isayamax  photo: Tatsuya Sato

会場となるのは、神戸にある旧居留地。ここは、約150年前に外国人のための住居や通商の場として設けられた場所です。レトロなビルが今も残る異国情緒を携えた街でアートを体験できるなんて、とってもスペシャル!

SAKAMOTO ENTERTAINMENT  photo: Tatsuya Sato

スズキシノブ/ Shinobu Suzuki  photo: Tatsuya Sato

古屋真美/ Mami Furuya  photo: Tatsuya Sato

作家それぞれが問いかける「美術」と「ファッション」

本展では、isayamax、SAKAMOTO ENTERTAINMENT、スズキシノブ、久村卓、古屋真美、松本真之の6組のアーティストが参加。「美術」と「ファッション」という結びつきが深い2つのトピックを、どのように解釈するのか。作家それぞれの世界観が垣間見れる、新しい展覧会です。

久村卓/ Taku Hisamura  photo: Tatsuya Sato

(左)松本真之/ Saneyuki Matsumoto (右)久村卓/ Taku Hisamura  photo: Tatsuya Sato

(左)松本真之/ Saneyuki Matsumoto (右)古屋真美/ Mami Furuya  photo: Tatsuya Sato

日常的な「衣服」をモチーフに、それを「作品」と捉えることで見えてくる美的価値を再評価することが、本展覧会の目的だそう。展覧会の名前でもある「装いの光芒」は、来場者が感じることができる、新しい気づきや魅力のことを表しているんです。私たちの日常に溶け込んでいる衣服を、もう一度そこから取り出して、「美術」として眺めてみると、新たな気づきがあるかも。

 

参加アーティスト

isayamax

1982年福岡生まれ。デザイナー・イラストレーターとして10年ほど経験後、2015年からinstagramにオリジナル作品の投稿を始め、2019年には東京と大阪にて個展を開催。その後、現代アートの世界へ。isayamax作品は、70年代の少女漫画やサンリオを発端とするドメスティックなカワイイ文化の文脈を、その文化とも密接に関わりあるイラストレーションの技術を用いて現代に昇華し表現している。

SAKAMOTO ENTERTAINMENT

1997年熊本県生まれ。多摩美術大学統合デザイン学科卒業。素材を研究し、新たな視点からものを見つめ直しデザインやアートに落とし込む。muni art award 2022ファイナリスト。アートオリンピア2022入選。長亭GALLERY展2022入選。SHIBUYA AWARDS 2021 入選。第3回KYOBASHI ART WALL art competition優秀賞

スズキシノブ/ Shinobu Suzuki

革小物職人としてのキャリアを活かして2020年より作品を制作、発表。食肉文化の副産物である貴重な革を基底材とし、「使い捨てにせず残していく」を目指し作品化している。80〜90年代のパンクロックカルチャーから受けた影響を根底に据え、コミカルなイラストレーションを彫刻やペイント、カット&ペーストなどの技法で革に落とし込んだ作風を特徴としている。

久村卓/ Taku Hisamura

1977年東京都生まれ。2001 年多摩美術大学彫刻学科卒業。美術への興味と懐疑から、着られる彫刻や座れるレディメイドなど、鑑賞以外の機能を兼ね備えた作品を制作し、美術とは 何かを未だに問い続ける。主な個展に「ワンポイント・スカルプチャーズ」(GALLERY ROOM・A, 2021年)、主な展覧会に「日常をととのえる」(はじまりの美術館, 2022年)などがある。

古屋真美/ Mami Furuya

個人の所有する衣服をモチーフにリトグラフを制作、それらとの適切な距離を考えています。1994年 山梨県生まれ、2020年 武蔵野美術大学 大学院 造形研究科 修士課程 美術専攻 版画コース 修了、《受賞》TOKYO MIDTOWN AWARD 2019 アートコンペ 優秀賞、SICF22 Exhibition部門 スパイラル奨励賞、第4回公募 アートハウスおやべ現代造形展 特別賞

松本真之/ Saneyuki Matsumoto

2017年よりイラストレーターとして活動を行う。2022年以降はよりコンセプチュアルな作品制作を行う為にアーティストへ転身。現在は国内外のギャラリーにて絵画作品を中心に発表している。描かれる人物はどれも同じ顔をしているが、記号化された表情により鑑賞者が自身を投影することを意図して描いている。

ART WEEKS×ArtSticker 「装いの光芒」展

会期:2023年6月2日(金)~6月20日(火)

営業時間:11:00〜20:00

※最終日の6月20日(火)は16:00まで

休廊日:会期中無休

会場:旧居留地ブティック BLOCK32(明海ビル)2階

住所:兵庫県神戸市中央区明石町31−2 明海ビル2F

アクセス:旧居留地・大丸前駅徒歩3分、元町駅徒歩5分、三ノ宮駅徒歩10分

入場料:無料

主催:大丸神戸店、ArtSticker(運営元::株式会社The Chain Museum)

記者:エシカちゃん

白金出身、青山勤務2年目のZ世代です。流行に敏感で、おいしいものに目がなく、フットワークの軽い今ドキの24歳。そんな彼女の視点から、今一度、さまざまな社会課題に目を向け、その解決に向けた取り組みを理解し、誰もが共感しやすい言葉で、個人と世界のサステナビリティーを提案していこうと思います。

私によくて、世界にイイ。~ ethica(エシカ)~
http://www.ethica.jp

エシカちゃん

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