映画『繕い裁つ人』の完成披露舞台挨拶が12月11日に東京・新宿ピカデリー行われました。講談社「ハツキス」で人気連載されてる渡辺葵のコミックを原作に『しあわせのパン』や『ぶどうのなみだ』を手がけた三島有紀子監督が映画化しました。神戸の坂の上に佇む祖母が始めた仕立て屋「南洋裁店」を受け継いだ二代目店主の市江。彼女が古びたミシンで仕立てる洋服はとても人気なのですが、職人スタイルを受け継いで、手作りの一点ものに拘るがゆえ、百貨店企画部の藤井からのブランド化の依頼には全く興味を示しません。市江の特別な拘りは「世界で一着だけ、一生のもの」この頑固に自らの志を貫く市江役を日本を代表する女優である中谷美紀が演じました。
